室内装飾

私には小さな自分の部屋がありました。
机と本棚と洋服ダンスを置いてあるだけの部屋、
そこに片面広く空いている白壁がありました。

小学校の頃突然ここに絵を描いてみたくなり、家を描いたり道を描いたり色々まるで地図みたいな絵が完成しました。
両親も特にそれを咎めるふうでも無かったので(叱られたのかなあ・・覚えていないけど)
その絵の中で過ごしました。

しばらくして又閃きました。
学校の給食に出てくる牛乳の蓋に被せてあるビニール、
これを集めて一面に貼ったら美しいのでは・・と。
集めたビニールを描いた絵の上から壁に貼っていくわけです。
オブジェみたいです。
子ども心に美しいと思っていたけれど今見たらどうなのか・・疑問です。

しかし又しばらくするとこのオブジェにも飽きてくるわけです。
で剥がしていくと、当時漆喰のような壁がビニールと共に剥がれてきて壁ぼろぼろ・・・・
その辺を見かねたのかピアノのある応接間がその後の私の部屋になりました。

さすがに壁を破壊することはなくなったけれどピアノの上に外から持ち込んだツタを飾ったり(飾るったって大量に置くだけだから一週間もすると枯れてくる訳で・・・それでもそのまま置いておくのでピアノの上に大量の落ち葉が乗ってる感じ?)部屋の一部をカーテンで囲って段ボールや布を使ってベット風のスペースを作ったり(路上生活者風?)好き勝手に使っていましたが大人になりほとんど家にいる時間がなくなったことで室内装飾の趣味(趣味なの・・・?)は終わりを告げたのでした。

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