『ノワール』 #16 の感想


粗筋
襲われれば反撃しなければならず、顔を見られれば始末しなければならない。 結局、二人はソルダの言うとおりの仕事をしてしまうことになった。 そんな二人にむけ、クロエは告げた ── 二人は務めを果たした、と。
概観
「イントッカービレ」とよく似た話つくっておいて実は主役はクロエかあ。 なんか表現がちょっと間違ってないかなあ。 こーゆー小者(冷眼殺手な御方のこと)を前話で一所懸命描写したって、今話なんにもうれしいことないぞ。
Tactics
冷眼殺手のおねーさんは一旦ひいた。顔をみられてるノワールの二人はそれを追求しなければならず、 台湾でのツテを辿ってあたろうとする。もちろんそーすることは冷眼殺手のおねーさんも分かってるわけで、 ここでノワールの二人のあとを追うことで台湾でのノワール(ひいてはソルダ)の人脈を叩くことができる ... くらいのことはするのかと思った。だって誰かのあとつけてたし ...

この話、イマイチ何が描きたかったんか分からん。ラストの言葉しゃべらすのに頭ぃ振り向けすぎて 他のことに気ぃ回らなかったんかな。

銃口
ハデだと目立つ銃口の動きのヘンさ加減 ...
数発撃つ時に銃口の向きが変わってないってことは、同じターゲットに複数撃ち込んでるか、 同軸方向に複数居るか、なんだけども、そういう制圧的な動きに拳銃って間違ってるでしょ ...
せっかく乱戦になったんだから拳銃を振り回すような動きになるはずのところ。

なにしろここんとこずっと 1 話のダイジェストを (CM で) 見せられてるわけで、あんまり動きのない絵にせんで欲しいなぁ。

今回、この一言
「お願い。── 教えて、クロエ ... 私は、誰?」

もう喋るまえからこーゆー口調、この言葉、てのが分かってなおハマった。

「私は、誰」の答えが「大いなる回帰」 ... というのでは「先祖返り」と思ってしまう(をい)がもちろん違うんだろう。
それはともかく、クロエが答えられるほどのことを知っている、というのは ちと意外だった。アルテアってそーゆー話もクロエとすることがあるのね。


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