粗筋
二人のところにソルダからの依頼が舞い込んだ。
それはソルダと険悪になりつつある台湾の暗黒街のボス、ウー・ジーホアを殺すこと。
依頼を受けるかどうかはともかく台湾に行けばソルダに接触できると二人は台湾へ向かう。
依頼から訪台までの時間差で台湾側が実力行使に至っていることを霧香とミレイユは知らない。
クロエはそんな二人を救うべく台湾に向かう ──
概観
... と粗筋を書くとクロエが主人公に見えるが、
一番いいとこもってったんだからクロエが主人公(ヒーロー)だろう、たぶん。
てことは助けられたんだから霧香がお姫様(ヒロイン)だな。うん、違和感ない、おっけーおっけー。
ところで、vs 台湾な方々としても vs ソルダとしてもイマイチ盛り上がらんのは、
ゲームとしてあんまり頭使ってないからだろう。
裏を読むとかあるいは相手の手の先を事前に潰しておくとか
ゲームとしてはいろいろやっとくことがあると思うんだけど、
せっかくアルテアがいろいろ手も頭も使ってんのに、
ノワールの二人(というかミレイユ)はわりとバータリー的なことしかしてない。
ミレイユも口だけは立派なんだけど ...
せっかくソルダの敵に回ってくれたホンイーパンと潰し合ってどーする。
自宅
クロエが訪問してきたことでドコ住んでんだかソルダにバレてることが分かったんだから
さっさと引っ越しましょう > 二人とも。ソルダの訪問が気になるくらいなら。
何時なんどき爆弾しかけられるか分かったもんじゃないし。
1000 年 vs 2000 年
台湾の歴史は 2000 年どまりってか。
大陸だと平気で 4000 〜 5000 年とのたまってたよーな気がするが、
台湾の黒社会の方々はちょっと気が小さい?
言葉使い
脚本家の癖かなあ? 妙に文語的な口調で違和感がある(特に台湾な方々)。
ソルダの連絡人
襲われた時にあっさり死なないあたり意外に重要な役の人? と思ったら単なる露払い ...
もうすこしキャラを大切にしてくれ。物語に膨らみが出てこないぞ。
真のノワール
クロエと霧香のペア。
... こー、ミレイユのレゾンデートルが無くなっちゃって。
つーかお話しに熱中して包囲されたことも気づかないようでは暗殺屋失格っす。
霧香
ここんとこ大人しいが、つーか妙に弱いが、1 話のころの超人的な技はどーした?
以前なら背後に敵の気配があったら、振り向く前に撃っていたような気がする。
ミレイユを追って走る時、銃を両手に下に構えて ...
でなく片手に下げて腕振ってふつーに走ってるな。
「戦場ではそれではマズい」のではなかったのか?
今回、この一言
「組みすべきは、強者」
次回予告から。身も蓋もないが『ノワール』でやると見事に決まった感。
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