『カードキャプター さくら』 #26 の感想

(Last updated: Oct. 16, 1999)

粗筋
さくらが神社にお守りを買いにいくと、境内がいきなり迷路に化けた。 小狼はメイズのカードのせいだと言う。壁を飛び越えようとすれば壁は高くなり、 剣で壊しても迷路はすぐにもとにもどる。 手を焼いていたところに、ばったりと今日、赴任してきた観月先生に出会う。 観月は自分の鈴で壁を破壊し、皆を外に導いた ──
概観
カードとの対決が主軸となりつつも単に観月の紹介な話だが、中途半端。 実質的には次話が紹介なんだろうし。
にもかかわらず、最初のうちのさくらが慌てる日常の描写は丁寧で良かった。 朝食を慌ててかけこむところで、 出かける桃矢をとめなかったので今朝は忙しくて忘れてるのかと思ったら、 きっちり追い付くべくして追い付いた。
迷路
迷路の解き方は幾つかある。知世がつかった壁を辿る、というのが基本的だが、 これは「入口」から始めた場合にのみ意味をもち、いきなり中から始める場合には 外に出られるとは限らない(壁が二連結でない場合)。

ミノタウルスの迷路のように糸を使うのが解法としては完全に近く、 これを emulate するのにウッドのカードを使うのが第一感。
ウッドに細く長く低く枝をはりめぐらしてもらい、これを辿る。枝が分岐する部分については depth first search し、 枝が合流するということはそこが「島」になっているということだから「島の内側」 の部分には「出口」がないので、「島の外側」のみを探索すればいい。

今回、この一言
「おっきくなったね、とーや」
いや、まあ、良いセリフ、シーンなんだけども。
紹介をこの一言に全てつぎこむんならそれらしい話にせんかい ... と思う部分でもある。
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