〈今年の世相漢字は〉「偽」
(財)日本幹事能力検定協会」のHPを参考引用して記述しました。 | |
■今年も12月中旬に「今年の漢字」が発表された (財)日本幹事能力検定協会」が全国より公募し、90万人強の応募者の中から「偽」が選ばれた。 (断然トップ。全体の18%超) ■昨年は「命」であったが、今年は世相を反映した何とも後味の悪い、情けない漢字であった。 右の写真は、清水寺貫主「森 清範」氏の揮毫によるその漢字の発表であります。 ■この漢字が選ばれた今年の世相の一部を列挙してみた。 (1)食に関するもの ・「不二家」(今年は2回)「ミートホープ」「白い恋人」「赤福」「吉兆」「比内地鶏」「マグドナルド」 「ニチアス」などで、製品偽装、賞味期限改ざん偽装等が名の通った会社や老舗で行っていた ことが判明した。何を信じたらよいのか。 |
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(2)生活の安全に関するもの ・「建物の耐震偽装」以前の事件摘発時以降続いていることも判明した。あんなに騒がれて、隠しおおせると思っていたことが信じられない。 ・おまけに「高速道路橋脚の強度偽装」が残っていた。金をけっちってその何倍かのツケを後回し。ああ情けない!! ・東京のど真ん中で「女性の為の浴場のガス爆発」「遊園地のジェットコースターの整備不良事故」など、保守点検の不良。 ・東電の中越沖地震時の「原発事故」は、断層の危険無視は情報の想定外?とのこと。安全についての対策の手抜き。 (基本的安全作業のサボり:管理者の不作為の犯罪 関係官庁の形だけのチェック。仕事の偽装と断じられる。) (3)政界・官僚によるもの ・「年金記録の偽り」「政治活動費の誤魔化し」「官庁の裏金工作」「過度な接待や汚職」「米艦への給油管理の杜撰さ」「C型肝炎問題」など、 以前から問題になっていることも多く、「日が暮れて路遠し」観がする。 ・金銭欲ばかりで、信念のない、国民そっちのけの 偽政治屋・偽公僕ばかりが蔓延ってきている。 (4)その他 ・「コムスン」「グッドウイル」「フルキャスト」「ノヴァ」いずれも偽りの仕事が発覚した。(カタカナ会社は危ない?) ・神奈川県警刑事がらみの「悪徳霊感商法」、「新興宗教のだまし」、など偽り商売が蔓延してきた *ほとんどすべて、卑しい「金儲け」が絡み、質の悪い人間の「偽装」によるところがあらゆる所に蔓延している。 何を信じたらよいのか?誰が信頼できるか?、混沌とした日本になってきた。 中国の偽物ばかりではない。日本人への信頼が「地に落ちた」。何らかの「ガラガラポン」を一度行う必要があるのではないか?。 *大言壮語した感がありますが、いたたまれず記載しました。言葉足らず説明不足、表現の不適切な点など、平にご容赦ください。 |