■最近「カタカナ文字」が増えて、新聞・雑誌だけでなく、TVの報道番組の理解が難しくなってきた。
　やたらに、外来語と思われる横文字の氾濫（あえて言わせてもらえば）には困ったものだ。
■読者や一般人に理解をしてもらうことの前に、なんとなく「かっこよい」表現を行おうとしているのではないかと、
　勘ぐりたくなるような風潮がないか。少々気になっている。
■制度や仕組み、商品が外来のものがふえ、どうしてもそれを使わなければならない物も多いことは確かに多くはなってきた。
　しかし、中身を咀嚼し日本語で表現したほうが、誤解が生まれることも少なくなると思えるものもたくさんある。
■へんちくりんな和製横文字（らしきもの）も多くなってきた。「フリーター」などは、日本人独特の「やわらかい」表現
　を行ったもののようであるが、一種の「かっこよさ」「あいまいさ」の最たるものである。
■昔から培ってきた日本語、それも漢字は微妙な日本人に適した表現のできるものも多い。文字は文化であり、生半可な横文字では
　表現の出来ない深い意味を含んでいて、先人は苦労して日本語に置き換えてきた歴史がある。
■特に、放送人・学者・医者などは、単にカタカナに置き換えるだけではなく、真剣に日本語を使って一般人にも理解の深まる
　表現を考えてもらいたい。
　政府関係の白書や、報道関係者は、一般人のために平易な日本語表現を心がけてもらいたい。
■それで無くとも、最近は貧弱な表現しか出来ず、更にしゃべることすら録に出来ない日本人が多くなり、意思の疎通がままならず、
　一気に言葉なしの過激な行動に走る者が激増している。
■ただ、小生として、当面の暮らしのためには、ある程度知る必要があり、そのため調べたものの一部が下記の表です。
　国立国語研究所の委員会報告などを参考にして、小生が分からないもの、理解があいまいなものを抜粋して取り上げてみました。
　皆さんのご参考になればと思い掲載しました。（大部分の方は知っておられる内容と思います。その場合は失礼になりますが・・）