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■立て続けに品性の問われる県知事が逮捕された。いずれも公共事業に絡む官製談合とその収賄という犯罪である。 氷山の一角でまだ他県の隠れ犯罪が有るのだろうと推察される。市町村レベルでは数えきれない事実があるだろう。 ■またまた、大学教授や先生の犯罪も表面に出てきた。わいせつな行為、研究費のごまかし、生徒に対する犯罪行為など。 また犯罪を取り締まる警官が、窃盗・強盗で逮捕。公務員の裏金づくりによる窃盗(税金泥棒)等品の悪い、 国民の信頼を裏切る行為が山積みである。本当に嘆かわしい。公人は国民に信頼される品性が望まれる。 ■小泉政権の目玉の「タウンミーティング」はやらせであった。またその経費と称する莫大な金は、税金ですぞ。 サクラを用意し(うるさい人間は抽選漏れで入場できず)、エレベータ係りに29,000円も払うなど大盤振る舞いにあきれてしまう。 ■国民に奉仕する立場の者が、自己の組織の都合、利益のみを考えている。こさかしい犯罪であり、常軌を逸している。 「品性は 本のタイトル だけになり」 「税金は 「問題が 起こるたんびに マニュアルが増え」 「問題を 二度と起こさぬと 三回目」 ■子供に関する陰湿ないじめが過激化し、命を絶つ生徒、校長先生も死に急ぐ。折角生んだ自分の子供を親が殺してしまう。 本当に嘆かわしい。命の大切さが全く分かっていない。生きることへの執着が無くなっている。 ま困難に立ち向かう勇気が極端に少なくなってきており、ことを堪える意思が少なく刹那的に行動に走る人々が多くなっている。 ■いじめる側に罪が重いのは勿論である。しかし人生はそんなに甘くは無い。ドラマに有るように全てがうまく行くはずが無い。 ■未履修科目は勉強せず、学校での勉強は程ほどに、塾での習いが唯一の?勉強の場と思っている世の親が増えていないか。 よく「お父さんのようにならない様に」という、母親の恥ずかしい発言があるやに聞く。父親は家族のために頑張って居るのだぞ! 普通、子供の知能は親を超えられない。自分を棚に上げて、子供に過大なことを期待していないか。(一寸言いすぎかな?) 「学問に王道なし」 「蛙の子は蛙」 「親の因果が子に報いる」 「子を見ること 親に如かず」 と言われているのではないか。 ■人の社会には能力や得意な分野で持ち場がある。その人の特長を生かし活躍する社会が望ましい。 今はほとんど無いが、能力がありながら、経済的な理由等で恵まれない立場の方も居ることは確かだ。 しかし、能力には、格差があり、それはは悪ではない。その人が分限を発揮して活躍するのが重要で、単に社会的地位のみが その人の評価で有ってはならない。努力をし、しかも人格的に尊敬されることが、最も大切なことではないか。 ■人格形成のための教育は、その家庭に委ねられることが多く、学校はその一部を分担しているに過ぎない。 子供の一番の理解者は親であり、家庭生活は非常に大切である。いじめなどはその生活環境に負うものが根本にあると思う。 「かごに乗る人担ぐひと そのまた 「親思う心に勝る親心」 「親のふりみて子が育つ」 ■もう一つ気になっているのは、携帯電話による弊害である。特にそのメールで会話をしたような気になっては居ないか。 味のある会話は面と向かって行うものであり、稚拙な日本語のメールをいくら発信しても、目と耳としぐさと表情がない会話は 中身の欠けたものにしかならない。感情が入っての会話こそ、真の対話といえる。 メールの長所は理解できるが、使い分けが出来ていないように思う。 ■もっと気になるのは、日常の挨拶が極端に減ってきた。簡単な挨拶は人間関係の基本であると思う。 ぎすぎすした世の中を変えるには、積極的に挨拶し、会話の始まりとしよう。親子の間でも照れずに「おはよう」と言おう。 「携帯のメールが増えて 対話減る」 「目が合っても 挨拶できぬ人が増え」 ■今年の漢字は
*下手な川柳(めいたもの)と古来の「ことわざ」を入れてみました。 いつもながら、自分のことは棚に上げ、勝手なことばかりで、失礼しました。(今年はあまりよいことが無かったように思います) |