〔ニッポン放送問題に思う〕(2005年3月17日記事)
               
 ■「TOB]「時間外取引」「予約権付新株発行」「敵対的買収」「焦土作戦」
 「White Knight」等などライブドアとニッポン放送・フジテレビの株に
 まつわる話題でかしましい。。
 ■株については分からないことだらけではあるが、「資本主義」は株が中心と
 なって運営され、株主が大切にされなければならないと理解している。
 ■日本はそのシステムが未成熟といわれているが、今回の騒ぎはそのあらわれか?
 ■ライブドアの時間外大量株の取得で始まり、特に相手2社は経営陣を守る(?)
 ため、なりふり構わず、特定株主だけのため「予約権付新株発行」というとても
 小生の常識では考えられない挙に出た。
 さすがに司法はこの子供じみた、無茶な行動を退けた。(上告したが)
 ■ニッポン放送は「焦土作戦」として優良子会社のポニーキャニオンをフジテレビに
 売って、ライブドアを困らせようという、まがまがしい行動をとりそうだという?。
 ■事件前まで筆頭株主であった「村上ファンド」から経営の問題が指摘されそれに
 対応せず、安易に経営を行い、保身としか思われない株主不在のやり方がおかしい。
 ■株を安くフジテレビに提供した東電の株主の代表訴訟に出たのは理解ができる。
 ■株という出資金(借金)で委託を受け会社を経営していることが分かっているのか
 甚だ疑問であり、一般株主に対する責任感が欠如しているのではないか。
 ■生意気な、胡散臭い若造と思い込んで、引きずりまわされて感情的になっているようだ。
 今後のことを話し合おうといっているのはその若いライブドア側であるのは面白い。
 ■以前、鹿内家を排除した当人(フジ)が、今度は排除される側となり、あわてている気がする。
 ■昨今、古い体質の企業がどんどん変わってきている。守るだけではなく、将来をみすえた
 体質改善、業務内容の見直しが必要であろう。
 特に放送はその公共性から、一般大衆に責任を持って報道することを改めて考えてほしい。
 ■西武(コクド)やNHKのように、耐用年数の過ぎ膿が出ている企業体が多く出ているが
 3社とも体質を改善し名実とも優良会社になってほしい。
 

〈大島にて>
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