(泥棒にも出ている日本人の精神の荒廃)(2003年9月9日記事)

■ 本屋の万引きが一時話題となった。最近では さくらんぼ ぶどう  米など、農作物の盗難が
 起きている。

■ 先日の田舎での同級会で農家の友人が、盗んでいるのは同業者らしいと、言っていたのが、生々しい。
 以前には無かったことである。

■ 日本の田舎は、日中は鍵もかけず一寸外出できることが普通であった。それほど安全であったが、
 これも失われてしまった。

■ キャッシュデスペンサーからの、強引な現金の盗みなど、荒っぽい犯罪も多くなった。犯人は
 外国人だけではないだろう。

■ 誘拐や殺人の増加、都会の繁華街で遊ぶ幼い生徒の増大そして犯罪の発生。ネット募集のグループでの
 自殺願望と納得できないことも多い。

■ なぜだろう 安全が売り物の日本が、風前の灯火となっている。金中心の潤いの無い社会、思いやりが
 特長であった日本人の精神の荒廃が原因と思われる。再構築が必要だが、気が遠くなる。
   

前へ戻る