2001年10月頃
いよいよKid Mohairに挑戦。はりきるあまり専用の布箱まで作る始末・・ところで、モヘアは滑りやすい毛で、初心者には向かないそうです。でもとりあえずチャレンジ。Fairで聞いたように、手でよくほぐして紡ぎました。時間がかかるけど、別に急ぐものでもなしゆっくりと。ふわふわしてて気持ちいい。結果が上の方にある写真のピンクの糸。軽い方のスピンドルでつむぎ始めたのだけど、それでもちょっと紡ぐとすぐに糸が切れてしまいます。スピンドルが重いのかなあ・・できた分だけをplyして(糸を撚りあわせること)みたら、あまりにかわいい糸に感動。これはもうちょっと上達してからにしようと思いました。
しかし・・・スピンドルが重いからできないのではと思うと、軽いスピンドルで試してみたいと思うのが人情(?)。ちょうど、軽いスピンドルの作り方があるという話を読んだので、作ってみました。それがこれ。David Reed Smith氏の「Lisard Ultralight」です。家にはかりが無いので、重さが分からないのですが、これだとどんどん紡ぐことができました。大満足!今回は、家にあったつげの櫛でlocksをほぐしてみました。手でほぐすよりもふわっとなるので、糸のでこぼこ感がちょっと減りました。
引き続きスピニングに関する雑誌などを読んでいるうちに、原毛にちょっぴり興味が・・・とうとう、ほんの少し、お店に行った時に買ってみた(羊の種類を忘れてしまった)。greasy fleeceやraw fleeceなどと言われる、あぶらがついている状態の原毛です。
洗うのは意外と大変でした。洗い方はYahoo Groupsのスピニング関係のMLやサイトのほか羊工房masakoの羊毛の洗い方や宮本牧場の「毛刈り」コーナーの「原毛の洗い方」を参考にしました。
初めてだったしうまくできなかったのか、こんな風に毛のかたまりのさきっぽに汚れが残ってしまいました。結局毛一度ひとつひとつ丁寧に手で洗うはめに。手袋をしていると洗いにくいので素手で・・手がかさかさになってしまった。洗剤は手近な台所洗剤を使いました。
で。。いよいよ、目的のひとつでもある「染色」をしてみました。「Kool-Aid」という粉末のジュースの素で手軽に染められると知ったので、それをぜひ試してみたかったのです。
スーパーで適当に色を想像していくつかパケットを買って来ました。2カップのガラスの計量カップにぬるいお湯をいれて適当な量のKool-Aidを溶かし、それに洗ったfleeceを適当に入れます。電子レンジに入れて数分間充分に温め(沸騰しないように気をつける)、その後、水から色がなくなるまで置いておきます。それでできたのが、これ!よく分からない写真ですが・・・手軽でかなりおもしろかった。左下の方に、この羊毛を手でほぐしてドロップスピンドルで紡いだ糸がかすかに映っています。キャンディーカラーというのか?そんな色で、ぼこぼこだけどかわいい糸ができました。でも、全部を手でほぐすのも気が遠くなりそうだったので、やめ。この染めたウール、フェルトとかに使えないかなあ。ああ、ハンドカードが欲しい・・。。