東光寺だより 
五月号 No23 1998
  

            
 
   放  つ     
               山内宥厳
 
 木の芽時
 たっぷり新緑をまとって
 ふたまわりも庭が狭くなった
 昨日の今日なのにと思いながら
 掃除の跡もない落葉を相手に
 熊手を掻いている 
 ここでは雑草もめったに抜かず
 なんでやと疑うような
 背の高い芒が
 あってはおかしいようなところに
 伸びていたりする
 なんとか流の庭などというものは
 必要かも知れぬいのちの芽の
 絶えざる削除によって保たれる
 有名な寺の庭などに
 ぼくが抵抗を覚えるのは
 あまりに人巧的な贅に寒々してくるからだ
 キャンバスのなかの美学は諸悪のひとつ
 こじんまりとまとまった場所よりは
 一望千里の沙漠に立っていたい
 ときたま立ち寄るバーガー店で
 先日もらった一株のクローバーが
 プラスティックの小鉢のなかで
 ひょろ長く伸びて四ツ葉が揺れている
 おまえもここで雑草になれ
 あした庭に放してやろう
 
 
                        【今月の和尚の詩】

 
     *** パソコンで ***
                     
                         
 
   今月の和尚の詩というのを三年余パソコンで書いてきた、と書いてはたと考える。
かつては原稿用紙に詩を書くといったのだが、パソコンに詩を書くといわないで、パソ
コンで詩を書くというのはなぜだろう。
 原稿というのは書かれたものの内容であり、原稿用紙というのは、それを書くための
たんなる紙のことでしかない。原稿用紙にものを書くとは、その紙に鉛筆とか万年筆な
どの筆記用具で書くわけである。しかし詩はたんに詩を書くというのが正解で、原稿用
紙とか和紙とか色紙とかパソコンに書くことは手段に過ぎず、詩は意味をもったことば
のひとつのありように過ぎない。
 カット Yukiko
 
 パソコンというものは、紙と鉛筆を不用にしたのである。モニターというテレビのよ
うな画面を眺めつつ書き進めるわけだが、原稿用紙に書くように頭のなかでは紙面を眺
めているのかというとそうではない。
 この文章はいったん原稿用紙に書いたものを組み版にするのではなく、組み版と書く
ということが同時進行しているので、完成して刷り上がった状態に近づけながら紙面を
書いているわけである。これは原稿を書いているということとは、厳密にいえば事情が
違う。
 
 以前は印刷というのは、原稿用紙に書かれた生原稿を片手に持って、文選工といわれ
た職人が鉛の活字を一字づつ探しては小さな木箱に拾って集め、これをページのサイズ
に組み込んでから、ゲラ刷りというのをする。
 ゲラ刷りを見て間違った文字や横向き、上下が逆になったものなどを赤鉛筆で訂正す
るのを校正といった。
 
 活字が見当たらないのには〓(下駄)を履かせてあって、あとで活字を補充してから
正しい活字を履かせるのである。いまでは小さなパソコンのなかに、必要な活字は揃っ
ていて、当用漢字で書いてあれば、〓を履かせたりする必要もないし、書きながら校正
も済ませてしまえるわけである。
 たとえばどこかの雑誌に依頼された原稿をパソコンで書いているのは、組み版の作業
には関与していないので、これは原稿を書いているといえる。紙と万年筆がパソコンに
置き換ったに過ぎない。
 
 しかしいまでは、原稿を渡すのは紙に書いたものではなく、フロッピーでもなく、
e-mail(イーメイル)の時代になってしまったので、パソコンを使っての物書きは印刷
工程のもっとも手間、暇(時間)、金のかかったところを、自分でやってしまっている
のである。
 
 まだ写経をパソコンでやってるひとは見かけないが、パソコンなら使えるというハン
ディキャップのあるひとなどは、写経もパソコンで試みたらいいだろう。
 般若心経をパソコンでやってみたら、なかなか手間がかかる。それでは功徳がござい
ませんというひともいるかも知れないが、写経は手書きに限るということは決してない
ので、キーボードの苦手な人もパソコン写経をやると、功徳てきめんパソコン上達疑い
なしです。納経はメールで東光寺へなんて時代になってるわけです。
 
 
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    ヘンシーン!     岡嶋美恵
 
             
                カット 川合 環   
 
 
 姪っこのところの4才と2才の男児は、カメラを向けるやいなや胸の前で素早く腕を
交叉させて「ヘンシーン」と叫びます。
 ウルトラマンのようにかっこよくなった自分が写ると思っているのでしょう。
 ほほえましくもあり羨ましくも思います。
 私は持って生まれた性格の故か、ばあちゃん育ちの故か、とても保守的な人間で安定
志向なのです。
 
 その私が還暦を過ぎた頃から少し変わってきました。
 あと十年生きさせていただけると仮定して、従来のパターン六十年プラス十年じゃち
っとも面白くないではないか、楽しくもないではないか。
 よーし、変身してやるぞ!
 私の家の前庭は六坪たらずのミニミニサイズなのですが、そこに泰山木をはじめ、金
木犀、もみじ、さるすべりなど、数本の庭木があって、そのまた隙間に、柘植や沈丁花、
山茶花、梔子など動きがとれないほどぎっしりの植込みがありました。
 はじめは、一米足らずの苗木でしたのに、三十年間にばっちり成木になりました。
 
 こんなちいさな庭に蝶がとんでくるわ、青虫がはいまわるわ、蝉の抜け殻がくっつい
てるわ、律義な雀が毎朝きまって訪ねてくるわで、玄関先にぼんやり立っているだけで
こころ楽しく、落ち着く空間でした。
 木いちごの白い花、山茶花の紅、福寿草の黄、それに沈丁花や金木犀のあまい香り、
目も鼻も楽しませてくれました。それは私のちいさな宝箱なのでした。
 その大事なお宝をバッサリ!
 数日後にはレンガ敷のガレージに変身してしまいました。するとどうでしょう。薄暗
かった家がパアッと明るくなり、近所の人の弁によると、「まるで若者の住まいみたい」
とか。
 植木のなくなった淋しさは否めませんが、それに変わって太陽がいっぱい!の前庭に
なりました。
 
 私はほんの趣味程度ですが「易」を独学しました。
 なにせ年寄りっ子で育ちましたので、こどもの頃からの耳学問で、方位がどうの仏滅
の日だからよくないのと、結構気を使ってきました。
 こんな下地があったものですから易にどっぷりはまり込んだわけです。
 その易によると、人生は十二年周期の波になっているらしいのです。
 よく昔のひとは十年一昔とか、十年働いたら二年は休みなさいとかいいましたが、そ
れは人生の波に逆らわないで上手に浮きつ沈みつしながら世渡りをするようにというこ
とらしいです。
 だから少しオーバーな言い方かも知れませんが、十年単位で先を読んで物事を考え直
しなさいということでしょうか。
 当世、身辺を見回してみると、その日その日、あるいは目先の事ばかりにとらわれて
あくせくしている人が多いように思います。
 病気をしてもすぐに治したい。切って貼って強烈な薬をじゃんじゃん体に注ぎ込んで
一刻も早く治そうとあせっています。
 ちょっとやばいことになったなあ、ま、十年かけてゆっくり元へ戻しましょうなんて
のんびりしていると馬鹿にされてしまいます。
 
 でも沈み波なのに頑張りすぎてストレスで体が悪くなったのかも知れません。そのう
ちかならず上り波になりますから、頃合いを見計らってゆっくり浮上すればいいのでは。
 先だって五木寛之氏の「大河の一滴」という本を読みましたが、そのなかに、苦しい
ときはしっかり苦しむがいい、悲しいときにはとことん悲しむがよい、そこから這い上
がった時こそ本当のプラス思考が得られると思うのです、というようなことが書かれて
あって、そうだそうだと嬉しくなってしまいました。
 
 プラス思考はいいことでマイナス思考はよくないことだと決めつけるのはおかしいの
であって、安易なプラス思考でいくより、とことんマイナスの苦しみを味わってそこか
ら出発したプラス思考こそ本当の人世の助けとなるようです。
 そういえば宥厳先生もよくおっしゃってました。
 複眼でものを見なさいと。いいと思い込んでいることでも視覚を変えて見るといいと
は限らないということが見えてくると。
 
 話が元へ戻りますが、私は小さな薄暗い庭がとても私にふさわしいと思っていたし気
に入っていました。
 でも庭が変身したいま、なんとなく明るく楽しい気分です。すこしばかり新しい自分
が、若返った自分がそこにいるようで。
 まいにち何千億円という単位の金額がテレビや新聞を賑わせている昨今、ほんとにほ
んとにささやかな話で恐縮です。でも、暗闇に佇むひと、翔べそうで翔べないひとたち、
そんな方はどうぞ変身を試みてください。きっと新しいなにかが始まりますよ。                              楽健寺@岡山
 
   
 
        *** ホームベーカリーで焼く ***
          ★ 天然酵母パン ☆
 
              土 江 正 司
 
 先日、東光寺にお邪魔して私の"手抜き天然酵母パン"を宥厳先生に味見していただき
ましたら、「これはいけますね。」と、お墨付きをいただきました。 つきましては全国
の皆様にも"手抜き流"で世界一おいしいパンを作っていただ きたく、ここに紹介いたし
ます。
 
<1> 機械の購入
 まずは市販のホームベーカリーを買わなければなりません。2万円程度の投資ですが、
1年くらいで元が取れるのではないかと考えています。すでに機械 を持っていらっしゃ
る方もちょっと下を読んでいただきたいと思います。ナショナル、日立などがホーム
ベーカリーを出していますが、どこもドライ イースト専用で、「天然酵母は使用できま
せん」と説明書きがあります。そし て焼き上げまでの時間がドライイースト用に短く設
定(4時間)してあります から、説明書通りの使い方では天然酵母パンはうまく焼けま
せん。天然酵母を使うには発酵に4時間強、プラス焼き上げ時間で、5時間は掛けなけ
ればならないのです。
 
 しかし、どこのメーカーも朝、焼きたてのパンが食べられるようにタイマー機能を内
蔵しています。これを利用して発酵時間を天然酵母用に長くすること ができるのです。
ところがメーカーによりタイマー機能の仕様が異なり、これにより天然酵母の使用に耐
えるかどうかが別れます。ナショナルの製品は、例えばタイマーを使って5時間後に焼
き上がるようセットすると、セットした時 点から"練り"が始まります。日立の製品は同
じく5時間でセットすると、最初 の1時間は何も作動せず、残り4時間のところで練り
はじめるのです。
 
 つまりナショナル型のタイマー仕様でないと天然酵母パンは焼けないのです。今から
買われる方はナショナルにされた方が無難です。ちなみにわが家は、 ナショナル自動
ホームベーカリー(SD−BT101)を使っています。
 
<2>ナショナルホームベーカリーによる
天然酵母パンの作り方  
 強力粉 250g(ふるいに掛けること)
 塩  小さじ1杯
 砂糖 大さじ2杯
 マーガリン  約5g
 水 120〜130cc
 パン種 125g
 
1、材料のセット
   上の材料を機械に付属のパンケースに入れます。  
2、機械のセット
 1)食パンコースを選択する
 2)タイマーを5時間後に合わせる
 3)スタートボタンを押す
 
3、出来上がったら
 5時間後に出来上がったら取り出して熱気を冷まし、ナイロン袋に入れて一 晩置くと
皮がしっとりする。
 
 <3>   手抜き流、パン種の増やし方
 肝心かなめのパン種は宥厳先生からご購入ください。冷蔵庫で一週間保存可 能です。
100g残して、次のパン種を作るための元種にします。パン種の作り方 は以下のとおり
です。
 リンゴ、長芋、ニンジン各100gをすりおろします。これにごはん100gと塩小 さじ1
杯、砂糖大さじ2杯、そしてパン種100gを加えてよくかき混ぜます。こ れを大きめの
ガラスビンに入れ、アルミホイル等でふたをします。炭酸ガスが 出るので密栓してはい
けません。
 
 このビンをクーラーボックスなどの保温容器に入れ、タオルに包んだホッカ イロも入
れます。一晩で発酵が完了します。暖かければ室温でも発酵します し、冷蔵庫に入れて
おくだけでも3〜4日で発酵します。発酵するとガスに よって内容物が倍以上に膨らみ
(だから大きいビンでないとだめです)、そし てガスが抜けて内容物の高さが少し低く
なった頃には良いパン種が出来ている 考えてください。これで食パンが3回分焼け、残
りがちょうど100gくらいに なっています。一週間に3斤食べる家庭ならちょうど良い
サイクルになりま す。一週間に2斤の家庭なら100gのところを70gに改め、逆に一週
間に4斤の 家庭なら130gに改めればよいでしょう。
 
 以上、料理の素人が偉そうに書きましたが、手抜きは長続きの秘訣です。まだまだこ
こに書ききれない手抜きのコツがたくさんあるのですが、後は皆さんで工夫してくださ
い。もちろん、材料などにも工夫を凝らせばもっとおいしいパンが焼けるかもしれませ
ん。そのときはまた教えてください。
                       Shoji patanjal@joho-shimane.or.jppatanjal@joho-shimane.or.jp
 
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 手抜き流のパン作りについて 土江正司さんは発明工夫が趣味というだけあって、い
ろいろ手抜き工夫されるところは見習いたいところです。含水率がやや高い(水が多い)
ので手捏ねでは無理なやわらかい生地(ドウ)になります。材料をセットすればあとは
メカまかせなのが利点ですね。なんども取り出して触らないので雑菌も混入しないで、
仕上がりまでやってくれるのと、キメの細かいきれいな柔らかいパンにできていました。
フレーバー(香り)がほんものです。味も楽健寺製と遜色なくお勧めしたいやりかたで
す。だれでもいつでも手軽にできてしかもほんもの、ぼくも目指すところです【宥厳】
 
 
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       ◆ 東光寺月例行事ご案内 ◆
 
 お大師さん 5月21日(木)11時 大師護摩 
 お不動さん 5月28日(木)11時 不動護摩
 
 電話、メールでも祈祷を受け付けています。
 祈祷料は三千円から∞です。添え護摩は一本二百円。
 
 祈祷料は沢山だすほど効き目があるというわけではありません。喜捨というぐらいで
すから見返りとか御利益を考えないで、僧侶が活動して世の中が良くなるための手助け
になれば、ぐらいのおおらかな気持ちで喜捨できる心境になれば、いいことがつぎつぎ
と続くような人生の波動になってきます。取引や買い物とは違います。
 
             
          *** 楽健法教室 *** 
 
 5月24日(日)10時から4時まで。
 午前中は講義。スペースの関係上人数が限られますから電話かメールで予約してくだ
さい。昼食は接待、天然酵母パンを召し上がっていただきます。受講料5000円。
 身軽な体操着とタオルをご持参ください。
 

 
      ◆アーユルヴェーダ研究会奈良例会
 
 4月29日の正祐寺でのサシクマール先生の講演会には70名余の参加があり盛況でし
た。jyotish 占星術などにはなかなか関心が集まるようです。今回の奈良例会は、イン
ターネットのアーユルヴェーダ事情と、アーユルヴェーダメーリングの実際をレポート
します。パソコンが使えなければメーリングはやれませんので、今回はがらりと趣向を
変えてパソコン教室をかねて開きます。パソコンにチャレンジしたいとひそかに思って
るかたはどうか気軽に体験しに来てください。ここのパソコンはマッキントッシュです
が、携帯の他機種も用意します。
 インターネットのIDを取得したい方はクレジットカードをご持参ください。あなたも
登録をやってみましょう。
 
   日時 1998年5月9日(土)午後1時開講〜4時
   場所 桜井市谷381-1 東光寺 桜井駅南口徒歩7分  
   テーマ らくらくパソコン術
       ayurvedaml・メーリングを使いこなそう
   講師 ハイテク和尚の評判高い山内宥厳さん    
   会費 1000円 電話で予約してください
       【アーユルヴェーダ研究会主催】
 
 
      ◆ アーユルヴェーダメーリングリスト ◆
 
 メーリングリストというのはインターネットでやりとりする通信ですが、会員が送っ
たメールがメンバー全員に配信されるシステム。いろんなテーマをみんなで検討するこ
とができます。だれかの出したテーマにメンバーのなかで知っているひとが応答すると
いうやりかたです。
 メールを送れるかたはどうぞ参加してください。
 
 Majordomo@ml.asahi-net.or.jp に
subscribe ayurvedaml とだけ記入して送ってくださればメンバーになれます。12月
17日開設、5月2日現在35名参加です。活発な意見交換が行われています。
 
 
 
         ◆ サンケイ学園文化講座 ◆
             楽 健 法 
 
   梅田第一産経学園 講師・山内幸子
   月1回第3金曜日 10時から12時まで
   いつからでも参加できます。
   受講料/3カ月/15000円 ほかに施設維持費/300円
   入学金 5000円(全産経学園/全講座に共通)
   教室・大阪市北区角田町8ー47
   阪急グランドビル25F      
      お問い合わせ先 06ー315ー8351
 
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     ●楽健法、天然酵母パン作り、共生浄土などの本
 
  二人ヨーガ楽健法(自家版)     山内宥厳著   2000円
 ☆二人ヨーガ楽健法(ライトプレス社) 山内幸子著   1300円
 ☆楽健法経(東方出版)        山内宥厳著   1030円
  詩集・共生浄土(編集工房ノア)   山内宥厳著   2000円
 ☆クッキングパパ31 講談社      うえやまとち著  450円+tax
  天然酵母パンのやさしい教科書です。
 
 ご注文いただいたら東光寺から直送します。(郵便振込)
 ☆の本は書店からも取り寄せができます。
  
 
 
       ◆ 楽健寺の天然酵母パン ◆
 
    ●天然酵母パンは毎週月曜日に作っています。
 
   パン各種詰め合わせセット「5000円・送料共」
   食パン、ブドウパン、ライ麦パン、全粒粉パン、
   ヨモギパン、プチパン、キャロブクルミパンがあります。 
  
   パン種は「3800円・送料共」お送りいたします。
       楽健寺まで金曜日までにご注文ください。
       注文先電話と電紙 06-788-6478
         月曜電話のみ 06-781-7003
 
    
 
あとがき 今年は雨がよく降ったせいか昨年に比べると新緑が旺盛なようです。
去年花をつけなかった白山吹も今年は回復して清楚な花を開きました。
 ここ数年前からは四季の移ろいがペースを崩しているということが、このちいさな場
所からでも感じられます。 
 裏山に昆虫をほとんど見かけなくなったり、おとずれる小鳥の数もかなり少ないので
す。緑はあってもなにがなし無機的な空気に支配されています。
 熱帯地方ではエルニーニョの影響で雨が降らず、広大なジャングルがいまだ燃えつづ
けているなど、ただならぬ気配ですが、これもたまにしか報道されないくらい、日常茶
飯の出来事になってきました。天候は人間の力の及ばないところでの出来事ですが、地
球の温暖化は人間の営みがさまざまな原因を作っていても、簡単に絶ち切ることはでき
ません。過剰に増えすぎた人類は、やがて環境の悪化で自滅することで、自然の摂理を
受容するという運命の一歩を踏み出しているかのようです。
 
 東光寺だよりは0号からスタートしたのでこの号は丸二年目にあたります。根気と意
地みたいな、自分との闘いでもありました。まわりのひとたちにいろいろご協力してい
ただいてここまでやっときました。 
 今月で購読費切れになるかたがかなりいられますので、お振り込みをお願いいたしま
す。毎月収入に見合わない出費を重ね、限界状況ながら継続しておりますので、こちら
の勝手な判断で寄贈させていただいてる方も、できればご支援をお願いいたします。
 
       
                       東光寺だより No23 おわり

                 
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