芽吹きの八国山緑地(2008年4月)


狭山丘陵の西側に位置する八国山。 埼玉県・所沢市(北側)と東京都・東村山(南側)の境に位置し、 東西に伸びる全長2Km程の細長い丘陵で、尾根道はまさに緑の回廊です。

「となりのトトロ」に登場する七国山はここに由来します。
尾根道を横にそれると、ころころ広場に遅咲きの桜の下でテナーサックスを吹く老人がいた。
なんとも長閑である。
落葉広葉樹の芽吹き新緑が目映い。
藪からウグイスの美声が。
雑木林に春の陽を浴びた山ツツジが点々とアクセントをつける。
山ツツジの開花も近い。
緑地はコナラやクヌギなどの落葉広葉樹の雑木林で、山桜がハラハラと散り柔らかい風が心地よい。
ピンクの山桜、黄色一面のタンポポ、新緑のカエデ。
ほっこり広場は一面の春模様。
尾根道に足元にスミレの群生。
ここにも眼を楽しませてくれる小さな春の営みがあった。
   
 
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