大瀬崎(おせざき)のビャクシンと神池(静岡県沼津市 2008.08.07 by ひろやぎ)


大瀬崎は、駿河湾に突き出た長さ800mほどの岬。
美しい水辺と言われ一年中ダイバーが訪れ、富士山の眺望の名所としても有名な岬です。


伊豆半島の北西側の先端にある大瀬崎(おせざき)は、大勢の海水浴客で賑わっていました。
この大瀬崎はダイビングのメッカとしても有名なところです。ダイバーたちが透き通った海でダイビングを楽しんでいます。
海岸の岸壁から海を覗くと、スズメダイなどの小さな魚たちが群がり、日光に照らされてキラキラと輝いていました。
大瀬崎の先端は大瀬神社の敷地となっていて、130本ものビャクシンが自生しています。
海岸で潮風に耐えてきたビャクシンには一種、威厳のようなものが感じられます。中には立ち枯れた木もあります。
このビャクシンは大瀬神社の御神木です。周囲7m、推定樹齢は1500年以上だそうです。
御神木の近くからは駿河湾を隔てて愛鷹(あしたか)連山が横たわり、その向こうには富士山が雲の中に頭を出していました。
大瀬神社の境内には大きな神池があります。この池は海がすぐ近くであるにも関わらず淡水の池で、約3万匹の淡水魚が棲息しているのだそうです。
神池では、トビ、アオサギ、ダイサギ、ゴイサギなどの野鳥を見かけました。中でもゴイサギが多く、池の畔に佇んでいます。ざっと見ただけでも50羽を数えることができました。
大瀬崎ではブーゲンビリアも深紅の花を付けていました。




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温暖で水資源の豊かな駿河湾に突き出た大瀬崎。 自然も実に豊かで景観も素晴らしい岬です。 冬場に訪ねてみたいですね。 (十三里)
   
 
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