風雪を生き抜く塩田平のけやきたち(長野県上田市 2007.02 by 兄山女)


長野県上田市塩田平からの画便りです。

長野県塩田平には、けやきの大木が目につく。 前山寺(ぜんざんじ)の参道、それに生島足島神社の境内。 いずれも樹齢7〜8百年、様々な時代を見てきた樹木の重さを伝えている。
「信州の鎌倉」と呼ばれ、鎌倉・室町時代に さかのぼる多くの文化財もさることながら、 これらの巨木がこの土地の歴史を物語っているようにも思える。

【兄山女の歌】

雪残る前山寺(ぜんざんじ)仰ぐ参道に七百年の欅(けやき)の黙想

生ける島足れる島という朱のやしろいかなる狙いか山を背にせず

四囲にひらく塩田平の社には欅の巨木と平安の池

   
 
戻る