春の恵み(神奈川県生田緑地 2006.04 by 兄山女)


神奈川県の生田緑地からの画便りです。

春の恵みも数あれど、重量から言えば横綱級はまずこれ。贅言は無用。 と言って終るのも愛想がないが、確かに、この季節ならではの天からの 贈り物。そうあっても、贈り物はたやすくは手に入らぬのが習い。
今回初めて筍狩にチャレンジしたが、汗をかくことおびただしい。 わずかに芽を出した筍を見つけ出すまでは、山女を掛けるほどには時間はかからぬ が、取り込むまでに要する時間の長いこと。 これが、地元の慣れた人ならひょいひょいとあしらうように抜いていくらしいが、 初心者は30分ほど格闘。
2時間ほどで、ようやく5本を獲得。いやはや、獲得の成果も 大きいが、流れた汗の量もそれに負けぬ春の恵みでした。


【兄山女の歌】

若葉どき生田緑地に足のばし筍を掘り帰るほろ酔い

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旬の筍。刺身、煮物、天婦羅で頂きました。 油で揚げて塩で頂くのも乙です。
(十三里)
   
 
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