「奥の細道」の「市振」に 「今日は親しらず・子しらず・犬もどり・ 駒返しなど云北国一の難所を越てつかれ侍れば、枕引きよせて 寝たるに、一間隔て面の方に、若き女の声二人斗ときこゆ」 と記された宿場町。 【親不知からの日本海。その先は奥能登か】 |
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対岸には奥能登を臨むのか、富山県との境に位置し、
スタート地点の海道の松に始まりほとんど海岸線に沿って、、昔の面影を
ほんのわずか留めた町並みが走っています。 【北陸道随一の難所と言われた親不知海岸】 |
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芭蕉たちや遊女たちが
同宿したとされる「桔梗屋」も今や普通の民家。 わずかに「桔梗屋」跡の 看板がバス停の横に立っているばかりです。 【市振の宿の入り口 海道の松】 |
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【兄山女の歌】 「桔梗屋」の跡にあざやかふた色に咲ける朝顔遊女のごとく 【「桔梗屋」跡に咲く朝顔】 |
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