4月中旬、「自然観察会」と称して、ある同窓の仲間たちと
箱根の明神ケ岳を散策してきました。 そのうちの何人かとは宮城野温泉に前泊し、のんびりと湯に つかり。 寒暖定まらない今年の春ですが、前日・当日ともに初夏を 思わせる陽気。関東地方の桜がほぼ散り尽くしている中、 強羅はちょうど桜の真っ盛りで、夏に桜を愛でる気分です。 |
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一方、明神ケ岳の散策は、樹木はさておき、花と言わず
草といわず女性陣の名前をよく知っていること。 キケマン、ミツバツチグリ、オヤマボクチ、ハナボケ、 コケリンドウ、ユリワサビ、エイザンスミレ、バイケイソウ、 コチャルメル等々。こちらはカタカナの名前をノートに 書き込むのが精一杯。 それにしても、これらの小さな草や花が これまで人と一体どういう関わりがあったのか無かったのか、 目の付け所と命名の文化というものを感じさせられます。 |
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【箱根】 桜にはさくらの赴きひた走り けふは強羅の招きにしたがふ あしかりの金時山の肩のべに 手を置き白しも富士はたたずむ 大涌谷(おおわく)の崩れに対ふいただきに 赤土(はに)をあらはす箱根の外輪 大涌とさがみの海をともにみる 叡山すみれ稜線のみち |
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【写真:上から】 強羅公園 明神ケ岳より見る富士 ハナボケ 叡山スミレ |
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