寒中の光と香り





穏やかに差し込む冬の日差しに
透明感豊かなロウバイの花弁
一面に張りつめる凛とした寒気に
柔らかく甘い香りが漂う

立春までは遠い小寒なれど
枯れ木模様の中に
黄金の光と香りは知らせる
春は近いと


【(埼玉県所沢市 2009.01) 写真:十三里 文:十三里】
   

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