NEW ZEALAND SKI

8/1〜8/9までニュージーランドに行って来ました.滞在したのは南島のクイーンズタウンという町で,ここではスキーだけでなくバンジージャンプやジェットボートなど様々なアクティビティがあります.その中で私が体験したことを載せます.

 ニュージーランドまではシンガポール経由で,丸一日かかりました.シンガポールまではシンガポール航空を利用.6時間のフライトですが,席の一つずつに液晶テレビがセットされ,映画やゲームを楽しめるようになっています.シンガポール航空のスチュワーデスは噂通り,スタイルが良く綺麗な人が多いです.シンガポール航空のチュワーデスは制服が着られない体型になったらクビらしいです.このフライトでエアポケットを経験しました.事前にシートベルトの警告が出たので大丈夫でしたが,していなかった愚か者が30cmほど浮いたとの証言アリ.
 シンガポール空港は設備も整っていて綺麗な空港です.ただし,この円安で(1S$=約100円)免税品を買う余裕はなし.
 さて,ここからトランジットしてニュージーランドのクライストチャーチまで約10時間のフライト.ここはシンガポール航空とニュージーランド航空,ルフトハンザ航空の共通航路で,飛行機はニュージーランド航空の飛行機でした.がっ!これが大ハズレ!椅子の背もたれにワイヤーバネみたいのがあたるし,席の幅はせまいし,シンガポール航空にあった液晶テレビはないし・・・しんどい10時間でした.
 クライスチャーチからは横4列しかないプロペラ機で約1時間かけてやっとクイーンズタウン空港に到着です.

N.Z.上空からQT空港同左


ニュージーランドとクイーンズタウンについて
ニュージーランドの感想は岩山の国というイメージです.平野には緑があり,すぐに断崖絶壁の岩山がそそり立っているというような感じで,日本じゃこんなところに家を建てたら建築法にひっかかるちゃうんか?というような場所に家があったりしています.雪は山のちょうど雲がかかる部分から上だけに降り,線を引いたようにそこから下には雪が無いといった不思議な感じです.したがってスキー場に行くのにもチェーンなどめったに必要ないようです.人数も少ないので渋滞など全くなし!クイーンズタウンは観光の町なので,夜10時くらいまで土産物屋さんは開いているし,歩いているのは日本人ばっかりだし,至る所に日本語案内が書いてあります.土産物屋さんにはたいてい日本人の店員さんがいて,日本語で買い物ができます.しかしこれでは海外に来た気がしないぞ!

ワカティプ湖を望む.真ん中右下が泊まったNovotel Hotell


1日目 コロネットピークスキー場 ( Coronet peak )
ここはクイーンズタウンからバスで30分ほど行ったところにあるスキー場です .スキー場までチェーンが必要ということが無く,スキー場のちょっと下は地面が見えている状態です.今年は雪が少なく,スノーマシンがフル稼働で雪を降らせていました.基本的にニュージーランドのスキー場ではコースは無く,エリア内であればどこを滑ってもいいのですが,実際には整備されたコース上しか滑れない状態でした.スキー場から見る景色は日本のスキー場とは全く異なり,眼下には雪がありません.スキー場にしか雪がなく,眼下の湖の青と大地の緑,山の岩肌と雪の白というコントラストが綺麗です.ここには月見うどんがありますが,はっきり言って旨くないです.しかしどこの国のゲレ食も高い!

ベーススキー場スキー場から望む


2日目 ヘリスキー
ニュージーランドと言えばこれでしょう!本当の新雪を滑れるということで日本からの観光客も多く,日本語ガイドもいます.中級レベル以上であれば楽しめる斜面で,滑り出しで約30度あるかないかぐらいです.ヘリスキーの時には新雪用に板をレンタルしました.ファットスキーという幅が通常の1.5倍ほどある板で,新雪でも沈まないようになっています.今年は雪の量が少なく,膝ぐらいまでの雪で下には岩が!ときどきガリッ!と足の下から音がしました.自分の板じゃなくてよかった.それでも初めてのヘリスキーは楽しいものでした.5ランという設定で,N$689(約5万円)です.1ランが約30〜40分ぐらいで,3ランが終わったところで雪の上で昼食をとります.とにかく,一面足跡がないところを滑るのは気持ちいいです.ゲレンデとは違い,自分の立てる音しか聞こえないような世界で,新雪にシュプールを描くのはスキーの醍醐味を感じさせるには十分でした.また是非やってみたいです.今回利用したヘリスキー会社はサザンレイクスというところですが,その他にヘリスキーエリア最大のハリスマウンテン等いくつかありますので,雪の条件の良いところで飛ぶのがベストだと思います.

ヘリから昼食こんな感じ向こうにみえる山の奥がヘリスキーエリア


3日目 ワイナリーとフィッシング
ワイナリーでの試飲と,フィッシングに行きました.ワイナリーは昨年初めてワインを出荷したというFELTON ROADというワイナリーで,同行のソムリエさん曰く赤ワインが美味しいとのこと.その後,ダンスタン湖でフィッシング.釣れる魚は虹鱒と茶鱒で平均40cmのが釣れるとのこと.やってみると確かに40cmオーバーの鱒が釣れる釣れる.48cmぐらいのが10何年ぶりかにやった初心者同然の私に釣られてました.釣った魚はキープしてもリリースしてもよく,みんなで釣った魚の3匹ほどが今日の晩御飯になりました.

ワイナリーでの試飲戦利品の晩御飯


4日目 雨のため,午後からアロータウン観光とまたしてもワイナリー
今日はトレブルコーンスキー場へ行く予定でしたが朝から雨のため,雨の上がった午後からゴールドラッシュで有名なアロータウンへの観光とまたしてもワイナリーでの試飲.(酒好きの方がいるので・・・)アロータウンは130年前の町の様子が再現され,小さいモールがありお土産屋さんがならんでいます.G-SHOCKのパチ物Power Gなる偽物を発見しました.クイーンズタウンへ帰ってからボブズ・ヒルという山にゴンドラで上がり,ここからクイーンズタウンを一望.ここにはバンジージャンプもあり,眼下400m(実際は30m)のバンジージャンプもできます.また夜にはナイトバンジーも可.

アロータウンのモールボブズ・ヒルからQT中心部を望む


5日目 トレブルコーンスキー場(Treble Cone 
朝早くバスで出て,2時間半程揺られて行きます.クイーンズタウンからは約200km程離れたところにあるスキー場.ここも雪が少なかったようです.表面が固くなっていて,上の方ではクラスト,コース上はアイスバーン,ベース付近はベタ雪となっていました.ここには6人乗りのリフト(ゴンドラではない)があり,一気に上部まで上がれます.ニュージーランドのスキー場はそれほど規模は大きくありませんが,一本の長さはやっぱり長いです.願わくばもうちょっと雪質が良ければ・・・.

トレブルコーンからの眺めベース付近


最終日 バンジージャンプとジェットボート
最終日は朝からバンジージャンプでした.朝いちにバンジージャンプのポイントへ行き,気温0度の中のバンジージャンプ!寒い〜!しかもAugust Specialとかで,1回の料金で2度おいしいという余計な企画のため,やるしかないでしょう.2回やりました.バンジージャンプはAJ.HACKETTというお方が発案され,登録商標になっているので,バンジージャンプという名称は他では使えないとのことで類似品に注意.バンジージャンプにも種類がありまして,今回飛んだカワラウブリッジ(43m バンジージャンプ発祥の地),スキッパーズキャニオン(71m),パイプライン(101m),前述のボブズ・ヒル(400m?)またこの他オーストラリアやフランスにもあるようです.弟はオーストラリア・ケアンズで飛んでます.さて,カワラウブリッジのバンジーはクイーンズタウンからも近く,多くの人が見物にも来ます.ここはショットオーバー川という両側は断崖絶壁の川にかかった釣り橋の中心から川に向かって飛びます.見事成功すると証明書とTシャツがもらえます飛べないと臆病者=チキンハートということで,にわとりのTシャツがもらえます.ここのカワラウ・バンジーのTシャツを着ている人はたまに日本でも見かけます.飛ぶ場所によってTシャツのデザインが違うのは商売が巧いというか・・・.バンジーはまず体重を量ります.これによってゴムの長さを調節します.頼めば川にジャブンもあり.それから橋の中心の飛ぶポイントまで行って,足を固定してお立ち台へ.下を見るとやっぱり高いです.がしかし,考えてる暇もなくスタッフのおっさんがビデオはあっちだイェーイってやれ!と言ったかと思うとカウントダウン開始!しょうがねぇなぁってな感じでジャンプ!1回目は普通に飛んだから,2回目はバックジャンプしてみました.しかも寒い中Tシャツで.実際はバックで飛んだ方が怖くなかったんですねぇ.下が見えないからか,1回目で慣れたのかはわかりません.
 午後はジェットボートです.モーターではなくジェットエンジンで動いているらしく,時速80kmでショットオーバー川を疾走します.水上版ジェットコースターといえば分かりやすいか.これは面白いです.断崖絶壁の川をスレスレに通過したり1回転したりします.とりあえず水を浴びます.そこへ80kmで走られるので,顔が冷たいし,髪の毛が半分凍ってました.
カワラウのバンジージャンプ記念Tシャツ

バンジー証明書ジェットボート


おまけ 夕食を採ったレストラン
レストランは各種あり,日本と同じようにほぼあらゆる物が食べられます.また,ほとんどのお店には英語メニューの他に日本語のメニューがあるので安心です.

Memories of Hong Kong(同楽酒棲)
 
中華料理のお店.釣った魚を料理してもらったのもここです.滞在中何度もお世話になりました.初めて食べた伊勢エビは美味しかったです.中華の味付けがGoodです.スティーマーズワーフの2階です.1階には名前忘れましたが,日本料理屋さんもあってなつかしい日本料理が食べられます.みそ汁は赤みそでした.どちらも日本人の方がいるので日本語で大丈夫です.

The Cow

ガイドブックにも載っている有名なピザとパスタのお店.パスタはあまり美味しくないとのこと.ピザを食べましょう.確かにピザは美味しかったです.

PASTA PASTA

ここもピザとパスタのお店.ピザ,パスタとも非常に美味しかったです.

LONE STAR

ステーキがメインのお店.外観は非常に怪しいです.働いているお人も2,3本頭のネジが外れているかもしれません.しかし,量がハンパじゃありません.1人前食べきったら脂肪が付くこと間違いなし.でも美味しいっす.

INDIA

インド料理のお店.メインはもちろんカレーとナン.スパイスが全然日本と違います.チキンカレーが美味しかったです.ごはんはもちろんパサパサの長粒米でした.案の定すべての料理は辛いです.