ユーザー車検に挑戦してみました このページはユーザー車検を推進するものではありません。 興味のある人は参考程度に読んで下さい。 内容は個人的な経験にもとずいていますので、各陸運支局で対応が異なることを御了承下さい。 |
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名古屋市中川区北江町1−1−2 |
車検時に必要となる書類は全部で7種類あります
1、車検証 (自動車検査証) 2、自動車税納税証明書 3、自動車損害賠償責任保険証明書 (新旧必要) 4、定期点検記録簿 (24ヶ月) 5、継続検査申請書 6、自動車検査票 7、自動車重量税納付証明書
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1〜4まではすでにユーザーの手元にあるもので、たいていの場合クルマのグローブ ボックスにあるはずです。もしないものがあれば、至急再発行の手続きが必要です。 2は毎年5月に送られてくる納付書綴りの一部で、金融機関に納付した後の控えです。 5〜7は車検場の窓口等で購入し自分で記入できます。(記入の見本があります。) その他車検当日は、ボールペン、筆記用具、印鑑 (認め印)、必要な現金、そして 提出書類をはさむバインダーなども忘れず用意しておきます。 下見も兼ねて事前打ち合わせに行く。(1week前)ユーザー車検初挑戦で自信のない私は、必要書類を揃えがてら事前打ち合せに愛知陸運支局に 行きました。 たくさんの人で混み合う1階事務所の10番窓口(ユーザー車検専用)にて初めてで あること告げて、あらかたの質問・説明をうける。 以下がその内容です。
(検査は全て予約制で、24時間電話で受け付けしている。テレホンサービスのメッセージにした がって順番にダイヤルするだけで全て予約することが出来てしまう。)月末は予約が集中しやす いので月初めが狙いめです。
検査手数料:1.400円(小型自動車)の印紙を購入して間違えなく記入してから書類に貼り付ける。 自動車重量税印紙(15番窓口)を購入する。乗用車:37.800円(車両重量 1t超え〜1.5tまで 2年) 自賠責保険(12番窓口)の契約がまだの人もここで出来ます。(どこの保険会社でも出来ますから、 事前に契約してもよいです)乗用車:27.600円(24ヶ月)
午前中の車両の多い時がたくさん見学出来て良いと思います。(簡略化されたマルチテスターは3 及び4コースに設置されている。)特に運転席側の窓は開けておいてタイヤの位置を指定の場所に 停める動作などは本などには書いてないことですが参考になります。 ミスしやすいポイントや他の人の指摘されている内容もチェックしておくとよいでしょう。
初めて陸運支局の事務所を訪れた人は皆感じることだと思いますが、お役所の事務窓口っぽく大勢の 人々でゴッタがえすその雰囲気に自分がとても場違いなところに来てしまったと感じるかもしれません。 が、しばらく眺めていればその空気にもなれますから心配はいりません。(なれの問題です。) よく見ていると、自分と同じユーザー車検の人もけっこう来ていますヨ。 |
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検査場入り口 いろいろなクルマが順番待ちしています |
予備検(テスター)に寄る。本当は車検当日に寄ればよいのですが、大きな問題が無い ともいえないので、事前に受けておくことにしました。 場所は車検場敷地の北隣にある『スザキモーター』さんに お願いしました。 「特に予約は必要ないので、すいている午前中に直接来て 下さい」と電話で確認しておいたので、建物内にクルマを 乗り入れました。誘導してくれる係りのお兄さんの指示に したがって検査ラインに入ります。 内容は以下のとおりです。 |
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実際の40`の目盛り位置を確認しました。
(ただし、アクセルを吹かした直後やエアコンがONのときに出やすいので注意が必要だそうです。)
プジョー306の場合4灯ライトなので両外側はカバーする必要があります。 (適当な紙の切り抜きをもらって当日貼り付ければOK )
終了後会計所でお金を払います。(税込みで4200円でした) ついでに自賠責保険の契約もしました。(27600円ですぐ出来ます。) |
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いざ車検本番。(当日)ユーザー車検当日、8:50〜10:15のワクに予約 しておいて、9:10に検査場に到着。 早速ユーザー車検窓口に必要書類7枚を提出 して確認してもらう。 (予約ナンバーも忘れず記入すること。) 書類が問題なければいよいよ検査ラインです。 両外側のライトにカバーをしてマルチテスターの 『3コース』の順番待ちの列に並んだ。 (アルミホイールでもカバー付きのタイプは外して 取付具合が確認出来るようにしておく) 自分の番の『待機』の電光掲示板が『進入』に変 わった。 検査開始である。 |
両外側ライトに紙を貼り付けて準備OK。 いよいよ検査ラインへ |
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運転席側の窓から顔を出してタイヤが指定のラインをトレースしていることを確認しながら 機械の上をゆっくりと通過すると、ホイールベースセンサー、サイドスリップセンサー、重量 センサーが自動的に測定してくれます。 OK //
FFなので前輪をテスターに載せて停止。 電光掲示板の指示に従って40`と確認しておいたスピードメーターの目盛りまでアクセル を踏んでパッシング。 OK //
ライトを上向きに点灯し、機械が自動的に測定してくれるのをそのまま待機していればいい。 OK //
電光掲示板の指示に従ってフットとハンドブレーキをタイミングよくガツンとかける。OK // (この検査はギヤーをニュートラルで受ける)
車を指定の位置まで前進して停止。 排ガステスターをマフラーに差し込み測定が始まる。 その間に、ウィンカー、ハザード、ライト、フォグライト、バックライト、バックフォグ、クラクショ ン、ワイパー等を指示されたとおりに行います。 ボンネットの中の車台番号も確認します。 自動検査記録機で打刻してクルマを進める。 全てOK//
溝のあいたピットへクルマをすすめタイヤを指定の位置で止めると、検査官がピットから クルマの下回りを検査する。検査ハンマーでサスペンション、ブレーキ、ドライブトレーン、 ハンドル等を念入りに調べる。 (その様子はモニターに映され確認できる) 電光掲示板の指示「ブレーキを踏む」「サイドブレーキを引く」等にしたがう。 そして振動テストで車体を揺すられて検査は終了。 OK // 自動検査記録機で打刻してクルマを進める。(下回りのオイル漏れ等もここでチェックされる) 以上で問題がなければラインはオールクリヤーです。
全ての書類を総合ボックスに提出して新しい【車検証】と【ステッカー】を受けとります。 (記入内容に間違いがないか確認する。)
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以上でユーザー車検は合格。 古いステッカーを新しいステッカーに貼替えて終了です。 自分で継続した306には今まで以上に愛着がわきました。 |
無事全ての検査を終了 |
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しかし、もし検査ラインで不合格な箇所があってもあきらめる必要はありません。 その問題のあった箇所以外は有効になりますから、「どこがなぜダメだったのか」を 詳しく検査員に確認することが大切です。 そしてすぐに整備出来ることなら、再度受け直すだけで合格する可能性があります。 当日なら検査料は無料で何度でも受け直す事が出来るのですから。 |
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