世代の差
今日はJrが映画を見たいってゆ〜ので、池袋で映画を見てきました。
見たのは[ドラえもん-のび太の宇宙開拓史]です。
昔やった映画を今の声優さんで撮り直したやつですね。
映画業界にまでリメイク商法が・・・。
見てて思ったんですが、俺が慣れ親しんだ"ドラえもん"は[大山のぶ代]なので、今の声ってスゲー違和感がありますね。
Jrが家で見てる時に何回か耳にしてたんですが、映画でジックリ見ながら聞くと改めて思いましたよ。
でも、Jrにとっては今の"ドラえもん"が普通なんですよねぇ。
親と子で同じ物を見てるのに、感じる物が違うってのも妙な気分です。
あ〜、実話かどうか知らないけど、[大山のぶ代のコピペ]を思い出した。
平日の昼下がり。
長年の激務から開放されたのぶ代は近所の公園で一人、のんびりとしていた。
夕暮れにさしかかった頃、砂場で遊ぶ一人の少年をみつける。
小学校低学年と見られるその少年は、小さい体に似合わない大きな黒ぶちの眼鏡をかけ、一人黙々と砂山を作る。
「おばちゃんもお手伝いしていいかな?」
少年はパッと顔をあげ、か細い声で「うん・・いいよ」と答えた。
少年の横に座り、砂山に砂をかけていくのぶ代と少年。
「一人で遊んでるの?お友達とは遊ばないのかな?」
砂山にまっすぐ視線を向けたまま、少年は答える。
「僕・・・今日は友達と喧嘩しちゃったんだ・・あいつすっごい凶暴な奴でさ、気にいらないとすぐ僕の事殴るんだよ」
のぶ代は目を細めながら少年を見つめる。
あぁ、君みたいな子を私はずっと知っているよ・・と。
「僕ちゃん、ドラえもんてアニメ知ってる?」
「知ってるよ。僕タケコプターが欲しいな。あれがあれば毎日遅刻なんかしないのに!」
「おばちゃんね、ドラえもんの物真似ができるんだよ。」
「本当に?やってみせてよ!」
少年は初めて小さな笑顔を見せてくれた。
「・・・・・のび太くん、ジャイアンなんかに負けるな!僕がついてるよ・・!」
ふと見ると、少年の顔がうっすら雲っている。
「おばちゃん・・・」
「ドラえもんの声は、そんな変なガラガラ声じゃないよ。全然にてないじゃないか。うそつき!」
砂山をぐしゃりと潰し、走り去っていく少年。
のぶ代は何も言えなかった。
あたりは暗くなり始めていた。
「・・・・・・・・・・僕、ドラえもん・・・・・・」
切ねぇwwwwwww
何て切ないコピペなんだ。
まあ、事実、前の"ドラえもん"はガラガラ声だったけどww
でも、俺の慣れ親しんだ"ドラえもん"はガラガラ声なんだよ。
リメイクされて今風になってるのが少し寂しかったです。
「のび太のくせに生意気だぞ」が健在だったのは安心した。
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