終盤講座

最終更新日 2000.11.28

勝ち方の基本

ここでは、思いついた順にコラム形式で短く書いていきたいと思います。
何か役に立つことがあれば幸いです。



2. 印象に残ったテクニック1 (2000.11.28)

最近、Royal Roadを読んでいるのですが、その中に出てきた一局。
1996年全日本選手権準々決勝 村上−坂口 (敬称略)
白H8まで。
上は奇数空きですが、右下に白の手があり完全に偶数形です。
黒どこに打ちましょう。

\A B C D E F G H
1○+++++●●
2●○○○○●●○
3●●○○●●●○
4●○●●●○●○
5●○○●○●●○
6●○●○●●●○
7●●○●○●+○
8●●●●●●●◇



答えはB1です。
ポイントは、白はG7に入る前にG列を切りたいということです。


ではまず、普通に右からF1−E1−D1と埋めた局面。
\A B C D E F G H
1○++◆●●●●
2●○●●●○●○
3●●○●○●
4●○●●○○●○
5●○○●○●●○
6●○●○●●●○
7●●○●○●+○
8●●●●●●●○

ここで白は右下のG7を放出し、左上は黒から手をつけねばならず
手止まりは白に打たれてしまいます。



では同じF1に打つのでも、まずB1から埋めた場合。
B1−C1−F1と埋めた場合。

\A B C D E F G H
1○○○++◆●●
2●●○○●●●○
3●●○●●●●○
4●○●●●○●○
5●○○●○●●○
6●○●○●●●○
7●●○●○●+○
8●●●●●●●○



G列に注目してください。F1から埋めた場合と比べると、
G列に白石がないのです。
この状態で、先ほどと同じように白が偶数理論を活かすためにG7におくと
G列に白がないために、大きく損をしてしまいます。
そのため、
白はG列を変えるためにE1を先打 しなければならない
のです。
したがって、黒は上の辺の手止まりを打てる のです。


覚えて得するテクニック。


※この文章はRoyal Roadの44号、村上健氏の自戦記をもとにしています。



1. 隅と辺をとる (2000.11.13)

いきなり何を当たり前のことを、というかもしれませんが
自分の腕がちょっとあがってくると こっちの辺は捨ててとか、
偶数理論からここの星の先に打ってというこ とを
考え始めて、安易にあげなくていい辺まであげていませんか?

\ABCDEFGH
1●●●●●●●●
2●++++++●
3●++++++●
4●++++++●
5●++++++●
6●++++++●
7●++++++●
8●●●●●●●●

4つの辺をすべてとったときに自分の石はいくつだか知っていますか?
4つの辺をすべてとると、それだけで28石で す。
つまり、あとたった5石だけ中にのこれば その他は全部とられても勝てるのです。
ね、辺をとるって大きいでしょ