デジカメ年代記 | |||||||||||||||||||||||||
私が使ってきたデジタル・カメラの紹介です。 かれこれ9年くらいの年月がたってしまいました。パソコンと同じくめまぐるしい発達をとげたデジカメ、その一部分を反映しているデジカメ3代クロニクルです。 |
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上からQV-70、PowerShot-A5、Optio-S50
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◆世界初のデジカメ、カシオQV-20の衝撃は大きかったです。友人に見せびらかされ自慢されて、私も「欲しいなあ」と思ったのですが、当時の値段は実売価格で8万円ほど。さすがに手が出ませんでした。その後、廉価版として出たのがQV-70です。フラッシュもついていない低機能カメラでしたが、小型で手軽なことから人気はあったようです。これを発売1年後に、3万円で購入したのが私にとっての最初のデジカメ体験でした。 |
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100万画素クラスが3万円台に落ちてきた時期をみはからって二代目を購入しました。決め手は当時最小のサイズ、レンズ口径の大きさ、Cannonのブランドイメージでしょうか。使ってみるとサイズに比べて重さが気になるほかは、多少暗めの画像くらいが不満点で、QV-70の不足を完全に満たしておつりが来るくらいの性能でした。特筆すべきはその頑丈さです。ジュラルミン装甲は何度も落下させたのにほとんど無傷、一度は友人が放り投げてレンガの上に激突したというのに、かすり傷がちょっとついただけ、というマッチョぶりでした。 意外な方向に弱点があり、早い時期にバッテリーケースの蓋の蝶番が外れて取れてしまいました。以後はセロテープを巻いての使用となりました。しかし北海道・沖縄を始め、アイルランド・ガラパゴスと世界の果てまでお供にし、日本の技術力の見本として活躍してくれました。このA-5をベースにしてEXY(イグジー)シリーズが開発され、キャノンがその後のデジカメ界の覇権を握ることになりました。 |
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PowerShotは小柄だけど、その装甲の厚さが災いして300グラムを超える重量です。ポケットに入れるとずっしりと重く、他にたくさんの荷物を持っていく海外旅行には辛いものがあります。さらにバッテリが専用充電式なので、電力残量が気になります。2CR5というカメラ用電池が使えることは使えるのですが、これがバカに高いので使う気がしません。それやこれやでしばらく使わないでいる間に、バッテリがダメになってしまいました。 バッテリを買い換えてまで使い続ける気がなかったので、三代目を購入しました。特に希望はなかったのですが、500万画素は5万円が相場のところに2万円強という値段と、軽さを決め手にOptioにしました。バッテリがいろいろ使えるのもいいところかな、と思います。セッティング後、試しに撮影してみましたが、けっこう繊細でシビアなところがあるようです。「楽チンモード」にしていても画像がボケます。接写も難しく、画像はキャノンと同じくらいに暗めです。下のドコモを撮った写真もピンが甘いですね。ちょっと不安ですが、この先長く使っていけたらと思います。 |
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番外 ドコモ505I カメラ付き携帯 中越大震災を機会に購入(無料)するも「使わない」ので契約破棄。 |
電話機能をなくした200万画素の立派なカメラです。(笑)でも使いづらい面が多いので、予備になっています。上の写真はみんなこれで撮影しました。きれいな画像です。欠点は、 1:電池がもたない すぐ撮影できるようにしたままだと、2時間くらいでバッテリが切れる。充電器も必携となるのでデジカメに比べると面倒。海外で使うことを考えると電源ソケットの心配もある。 2:フラッシュが使えない 発光ランプが付いているが、これはフラッシュほどの威力がない。従って、肉眼で見える程度しか撮影できない。 3:メモリは買い替え必須 付属のミニSD16メガでは、200万画素で撮影した場合、5、6枚しか撮れない。128メガ以上必要。また書き込みに時間がかかり、連続撮影はきびしい。 4:設定が面倒 こんなところです。 |
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