エリナー・ヴェレ・ボイル
Eleanor Vere Boyle
(1825-1916)

 ベアトリス・ポッター、ケート・グリーナウェイ等と並ぶ偉大な女性イラストレーター。
 「パンチ」誌で風刺画を描きながら、かたわらで絵本を制作。10数枚の版を重ねる日本の版画と同じ手法で作られた絵本は、独特の重厚な画風となる。あまりにも手がかかる制作法のため、寡作で現存する本は少ないといわれる。

サラ・オースティン「終わりのない物語」挿絵
1868年
(The story without an End)

「絵による昔話」シリーズより
1875年
(An OldTale New-Told with pictures)

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