プリウスへの12Vソーラーバッテリーチャージャーの取り付け

ここで紹介するのは、兼松から売り出されている12VソーラーバッテリーチャージャーSolarSuperIというシロモノである。能書きによれば、全くチャージなしの状態で、NS40型のバッテリー(85%充電品)は約4ヶ月で70%レベルまで自己放電してしまうが、チャージャー存在下ではほぼ現状を維持することができるそうだ。

しかしこの太陽電池、最適電圧は17.5V最適電流は13mAと、単純計算では0.23W程度の発電量しかない(この計算ホントか?)。しかも、プリウスの12Vバッテリーは補機専用である。だから、12Vバッテリーの放電分を、228Vの駆動用バッテリーから降圧して補充する分にのみ効果があると考えられる。したがって、燃費への寄与は無いに等しいかも知れない。しかし、100%無意味というわけではないので、アクセサリーを兼ねてつけてみるのもまた一興。

取り付けは、以下の通り行った。ちなみにハイブリッドシステムはOFFにしておくこと。

(また、各自自分の責任で行ってください。何か起こっても保障はできませんゾ。)

1)アース線をボディーの板金部分に直接つながっている最寄りのボルトまたはネジにはさむ。(写真参照)ここでボディー塗装に傷を付けないように注意。

2)助手席ドアを開けたところについているヒューズボックスを開ける。

3)種々のヒューズのうち、ルームランプ、パーキングランプ、フォグランプのうち一つを選ぶ。私は、もっとも問題がなさそうなフォグランプを選んだ。(写真参照。各ヒューズの説明は、プリウス取扱説明書p160-161に記述がある。)

4)ボンネットを開け、ボンネット内のヒューズボックスに着いているヒューズばさみを取り出し、先ほど決めたヒューズを引き抜く。

5)チャージャーに付属しているコードの先端にある接続金具の穴に、ヒューズの片足だけを通し、再び元の位置にヒューズを装着する。この時少々力がいる。ヒューズの別の足にも導電しないように注意する。

6)チャージャー本体は、付属のマジックテープでダッシュボードの左隅に固定する。この時助手席側エアバッグや温度センサーらしきもの(黒い丸形のもの)と干渉しないようにする。

7)チャージャーのバッテリーチェッカーで、バッテリーへの接続を確認する。

以上で終了です。

Have a good drive!