ヲ00年5月7日
埼玉県合唱講習会作曲家シリーズ・
木下牧子 作曲家からのメッセージ

会場 さいたま芸術劇場音楽ホール

 事前にいろいろ説明を受けたのに、自分が何をやればいいのか今ひとつ理解しないまま会場へ。

 最初は女声合唱「もう一度の春」(『C.ロセッティの4つの歌』より)を、モデル 合唱団を使って講習。とてもいい演奏なので、一挙に気分が乗る。聴衆の反応も暖かくてうれしかった。途中、宮寺勇氏の司会でトーク・タイムがあったり、大岩篤郎氏のテノールに私の伴奏で、歌曲を演奏したり、なかなか(私にとっては)楽しい講習会であった。聞き手にとっても面白かったかどうかは不明。

 後半は高校生による「ELEGIA」「奇妙な肖像」(『ELEGIA』より)、かなりピッチの取りにくい無伴奏作品なので心配したが、ソフトないい声で、ピッチも安定している。こちらの要求に対する反応もすばやく、埼玉県の合唱レベルの高さを再認識した。

 終盤、私のエネルギー切れのため、話しが間延びしてしまい、反省。