この年の5月、人材派遣会社からT社に派遣された私は残業の波に飲まれていました。この会社は夏が猛烈に忙しいのですが冬もなんだかんだ忙しく1日平均3時間、一番遅いときで夜中の11時過ぎに会社を出るなんてこともありました。
そんなある日、相変わらず残業していた私に同じ部署の人Hさんがチョコレートをくれました。

そのときの会話
「あぁ〜、ありがとうございますぅ〜」
「お前、この箱の中にあるの全部食べるんじゃないよ」
「そ、そんなこと、しませんっっ」
「だったら今残って残業している奴らに配ってこい」
「はぁ〜い」

(そう、私はあの会社で色々な人に遊ばれていたのであります…(笑))

ちなみに、この会話をしていた相手は私のダンナではありません(ははは)
当時、自分の部署しか知っている人がいなかった私は自分の知っている範囲の人だけにチョコを配ったのですが(一応、大手のメーカー会社だったので事務所はえらい広かった)それでも余ってしまい、どうしようかと思っているとHさんが
「あそこにも一人いるから配ってこい」
とハッパをかけました。そう、その人は私の隣の部署だったにもかかわらず今まで一度も面識がなかったわけで・・・このとき指摘されてはじめて気がついた私なのでした(爆)

チョコを持っていったときの会話
「あの〜、チョコレート余っているので・・・」(差し出す)
「えっ、またこれ以上僕を太らせるきですかぁ?」
「は!?」
「いえいえ、いただきます、どうもありがとう」

はい、これが、今のダンナとの出会い&初面識&会話でした(^^;;
当時、おたがいに仕事が忙しく夢中になっていたため全然気がつかなかったんですねぇ。でも、後から聞いてみると、
「女性で9時過ぎまで残っているのは1人だけだったことが多いから存在は知ってた」
らしいんですけどね。