|
図書館員のコンピュータ基礎講座
【2005-09-27更新】
セマンティック・ウェブを理解する上で必要な基本用語集です。
- 【カーディナリティー(Cardinality)】
- 濃度や個数制約などともいう。集合の要素の数(出現回数)。例えば、ある個人の生みの母親は1人しかありえないなどの制約を表すために用いる。
- 【関数型(Functional)】
- 学生(a,b,c)と校長(y,z)がいて、それぞれの学生1人の校長しか持っていないというようなユニークな関係。ただし、1人の校長が1人の学生しか持っていないとは限らない。

- 【逆関数型(Inverse Functional)】
- ISBNコード(a,b,c)と書籍(x,y,z)があり、それぞれのISBNは1冊の書籍にしか対応しておらず、それぞれの書籍には1つのISBNしか対応していないというような一意の関係。

- 【空白ノード(Blank Node)】
- 名前付けされていない、匿名のノード。
- 【クラスの外延(Class Extension)】
- クラスに含まれるすべて。
- 【グラフ(Graph)】
- トリプルの集合。1つのトリプルでもグラフと呼ぶ。
- 【公理(Axiom)】
- 明らかに正しい事実、つまり、証明を必要とせずに正しいと仮定できる前提のこと。
- 【個体(Individual)】
- 個々のオブジェクト。
- 【資源(Resource)】
- リソース。ウェブ上で識別できる事物。ウェブ・ページはもちろん、ウェブからは直接アクセスできない人や本などの実世界の事物も含む。
- 【対称的(Symmetric)】
- AはBよりも年上で、BはCよりも年上であれば、AはCよりも年上であると推移的に推論できるような関係。
- 【値域(Range)】
- 目的語の範囲。
- 【対(Pair)】
- (x,y)のように対になっている集合の要素。ペアとも言う。
- 【定義域(Domain)】
- 主語の範囲。
- 【トリプル(Triple)】
- 3つ組とも呼ぶ。RDFなどにおける記述の基本となる「主語(Subject)または資源(Resource)」「述語(Predicate)またはプロパティー(Property)」「目的語(Object)または値(Value)」の3つの要素。
- 【プリミティブ(Primitive)】
- 「最も基本的なもの」という意味で、基本となる要素(素性)など。
- 【ブール組合せ(Boolean combination)】
-
- 和集合(Union) AとBの少なくともいずれか片方を含む部分。

- 積集合(Intersection) AとBの両方を含む部分。

- 補集合(Complement) Aを含まない部分。

- 互いに素(Disjoint) AとBは互いに交わらない。排他的。

- 【メタデータ(Metadata)】
- データに関するデータ。記述の要素としてはダブリン・コアが、記述方法としてはRDFが有名。
- 【閉世界仮説(Closed World Assumption;CWA)】
- 真か偽かわからないものは全て偽であるとする仮定。
- 【リテラル(Literal)】
- 「075」や「taro」などの、単なる数字や文字列。

CyberLibrarian : tips on computer for librarians, 1998-
|