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【注意】 このドキュメントは、W3CのODRL Vocabulary & Expression 2.2 W3C Recommendation 15 February 2018の和訳です。
このドキュメントの正式版はW3Cのサイト上にある英語版であり、このドキュメントには翻訳に起因する誤りがありえます。誤訳、誤植などのご指摘は、訳者までお願い致します。

First Update: 2018年2月27日


ODRL語彙および表現2.2

W3C勧告

本バージョン:
https://www.w3.org/TR/2018/REC-odrl-vocab-20180215/
最新公開バージョン:
https://www.w3.org/TR/odrl-vocab/
最新編集者草案:
https://w3c.github.io/poe/vocab/
実装報告書:
https://w3c.github.io/poe/test/implementors
旧バージョン:
https://www.w3.org/TR/2018/PR-odrl-vocab-20180104/
編集者:
Renato Iannella, Monegraph,
Michael Steidl, Invited Expert,
Stuart Myles, Invited Expert,
Victor Rodriguez-Doncel, Universidad Politecnica de Madrid,
課題リスト:
Github Repository

公開以後に報告されたエラーや問題がないか正誤表を確認してください。

翻訳版も参照してください。


要約

ODRL(Open Digital Rights Language、オープン・デジタル権利言語)は、コンテンツとサービスの利用に関するステートメントを表すための柔軟で、相互運用可能な情報モデル、語彙、エンコード方法を提供する方針表現言語です。ODRL語彙および表現は、ODRL方針で用いる用語と、それらをエンコードする方法を記述しています。

このドキュメントのステータス

この項は、このドキュメントの公開時のステータスについて記述しています。他のドキュメントがこのドキュメントに取って代わることがありえます。現行のW3Cの刊行物およびこの技術報告の最新の改訂版のリストは、http://www.w3.org/TR/のW3C技術報告インデックスにあります。

このドキュメントは、Permissions & Obligations Expressionワーキンググループによって勧告として発表されました。本ドキュメントに関するコメントを歓迎します。コメントはpublic-poe-comments@w3.org(購読アーカイブ)にお送りください。

ワーキンググループの実装報告書を参照してください。

このドキュメントは、W3Cメンバー、ソフトウェア開発者、他のW3Cグループ、および他の利害関係者によりレビューされ、W3C勧告として管理者の協賛を得ました。これは確定済みドキュメントであり、参考資料として用いたり、別のドキュメントで引用したりすることができます。勧告の作成におけるW3Cの役割は、仕様に注意を引き付け、広範囲な開発を促進することです。これによってウェブの機能性および相互運用性が増強されます。

このドキュメントは、W3C特許方針の下で活動しているグループによって作成されました。W3Cは、このグループの成果物に関連するあらゆる特許の開示の公開リストを維持し、このページには特許の開示に関する指示も含まれています。不可欠な請求権(Essential Claim(s))を含んでいると思われる特許に関して実際に知っている人は、W3C特許方針の6項に従って情報を開示しなければなりません。

このドキュメントは、2018年2月1日のW3Cプロセス・ドキュメントによって管理されています。

1. はじめに

この項は非規範的です。

ODRL語彙および表現は、ODRLコア語彙を定義するODRL情報モデル[odrl-model]で用いるRDFのクラス、述語、名前付きエンティティーの集合を規定します。このドキュメントには、ODRLプロファイルを定義するために使用できるODRL共通語彙の推奨される用語も掲載しています。

ODRL語彙および表現では、サポート済みのRDFシリアル化に加えて、リンクト・データのコンテキストでODRLのJSONシリアル化を用いるために必要なJSON-LDコンテキストおよびプロファイル定義を提供しており、代替のXMLシリアル化も含んでいます。

2. 適合性

非規範的と記している項と同じく、この仕様のすべての作成ガイドライン、図、例、注は、非規範的です。この仕様のその他の部分はすべて規範的です。

「することができる/してもよい(MAY)」、「しなければならない(MUST)」、「してはならない(MUST NOT)」、「選択できる/任意である(OPTIONAL)」、「推奨される(REQUIRED)」、「すべきである/する必要がある(SHOULD)」というキーワードは、[RFC2119]で記述されているように解釈されるべきです。

ODRL語彙および表現はODRLオントロジーとして形式化されています。詳細は5項 語彙表現を参照してください。

2.1 名前空間

ODRL語彙は、次の名前空間を参照します。

接頭辞 名前空間 説明
odrl http://www.w3.org/ns/odrl/2/ ODRL語彙
rdf http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns# [rdf11-concepts]
rdfs http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema# [rdf-schema]
owl http://www.w3.org/2002/07/owl# [owl2-overview]
xsd http://www.w3.org/2001/XMLSchema# [xmlschema11-2]
skos http://www.w3.org/2004/02/skos/core# [skos-reference]
dcterms http://purl.org/dc/terms/ [dcterms]
vcard http://www.w3.org/2006/vcard/ns# [vcard-rdf]
foaf http://xmlns.com/foaf/0.1/ [foaf]
schema http://schema.org/ schema.org
cc https://creativecommons.org/ns# creativecommons.org

3. ODRLコア語彙

ODRLコア語彙は、ODRL情報モデル[odrl-model]の概念と用語のセマンティクスを定義します。ODRLコア語彙は、ODRL方針を最小限にサポートする用語を表します。

ODRL用語以外の語彙項目の参照は参考情報と見なされます。

3.1 方針

3.1.1 Policy(方針)

定義: 空でない許可および/または禁止の集まり
ラベル: Policy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Policy
注: 方針には複数の規則を含むことができる。
サブクラス: AgreementAssertionOfferPrivacyRequestSetTicket
プロパティー: conflictpermissionprohibitioninheritFromprofileobligationuidrelationtargetfunctionactionconstraintassigneeassigner
~の値域: hasPolicyinheritFromassigneeOfassignerOf

3.1.2 Unique Identifier(一意の識別子)

定義: 明白な識別子
ラベル: Unique Identifier
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/uid
注: 方針、規則、資産、当事者、制約、論理制約のクラスで用いられる。
定義域: AssetConstraintLogicalConstraintPartyPolicyRule

3.1.3 Profile(プロファイル)

定義: 方針が準拠しているODRLプロファイルの識別子
ラベル: Profile
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/profile
注: 方針でODRLプロファイルを用いる場合、プロファイル・プロパティーは必須である。
定義域: Policy

3.1.4 Inherits From(~から継承)

定義: (子の)方針を、用語が継承される別の(親の)方針と関係付ける。
ラベル: Inherits From
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/inheritFrom
注: 子の方針は親の方針の規則を継承する。
定義域: Policy
値域: Policy

3.2 方針のサブクラス

3.2.1 Agreement(合意)

定義: ら資産に対する規則を譲渡人か譲受人に与える方針
ラベル: Agreement
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Agreement
注: 合意方針には、少なくとも1つの許可または禁止の規則、(同じ許可または禁止に)譲渡人の機能を持つ当事者、譲受人の機能を持つ当事者が含まれていなければならない(MUST)。合意方針は、譲渡人から譲受人に方針の条件を与える。
親のクラス: Policy
素のクラス: AssertionOfferPrivacyRequestTicket

3.2.2 Offer(提案)

定義: 譲渡人から資産に対する規則を提案する方針
ラベル: Offer
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Offer
注: 提案方針には、少なくとも1つの許可または禁止の規則と(同じ許可または禁止に)譲渡人の機能を持つ当事者が含まれていなければならない(MUST)。提案方針には、譲受人の機能を持つ当事者を含むことができる(MAY)が、その当事者に特権を与えてはならない(MUST)。
親のクラス: Policy
素のクラス: AgreementAssertionPrivacyRequestTicket

3.2.3 Set(集合)

定義: 資産に対する規則を表す方針
ラベル: Set
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Set
注: 集合方針には、ターゲット資産と、少なくとも1つの規則が含まれていなければならない(MUST)。集合方針は方針のデフォルトのサブクラスである。集合は、方針表現のセマンティクスのためのオープンな標準が存在していて、一般的に、後で情報を処理する他のシステム/プロファイルで精緻化を行うような状況を対象としている。当事者(定義されている場合)には特権は与えられない。
親のクラス: Policy
素のクラス: AgreementAssertionOfferPrivacyRequestTicket

3.3 規則

3.3.1 Rule(規則)

定義: 許可、禁止、義務の共通の特性を表す抽象的な概念
ラベル: Rule
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Rule
注: 規則は抽象的な概念である。
サブクラス: DutyPermissionProhibition
プロパティー: outputfailureuidrelationtargetfunctionactionconstraintassigneeassigner
~の値域: failure

3.3.2 Relation(関係)

定義: 関係は、行為と資産の間に明示的なリンクを作成する抽象的なプロパティーである。
ラベル: Relation
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/relation
注: そのリンクの性質を定義するためには、関係のサブプロパティーが用いられる。
サブプロパティー: outputtarget
定義域: PolicyRule
値域: Asset

3.3.3 Function(機能)

定義: 機能は、規則に関連して当事者が履行しえる機能的役割を定義したサブプロパティーを持つ抽象的なプロパティーである。
ラベル: Function
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/function
サブプロパティー: assigneeassignerattributedPartyattributingPartycompensatedPartycompensatingPartyconsentedPartyconsentingPartycontractedPartycontractingPartyinformedPartyinformingPartytrackedPartytrackingParty
定義域: PolicyRule
値域: Party

3.3.4 Failure(失敗)

定義: 失敗は、規則間の違反(または、満たされない)関係を定義する抽象的なプロパティーである。
ラベル: Failure
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/failure
注: 明示的な失敗のコンテキストを表すサブプロパティーに対する親のプロパティー
サブプロパティー: consequenceremedy
定義域: Rule
値域: Rule

3.4 資産

3.4.1 Asset(資産)

定義: 規則の対象である資源または資源のコレクション(集合)
ラベル: Asset
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Asset
注: 資産エンティティーは、データ/情報、コンテンツ/メディア、アプリケーション、サービスなどの識別可能な任意の形式の資源でありえる。さらに、義務エンティティーのように、方針表現に取り掛かるために必要な他の資産エンティティーを表すために使用できる。資産に関する詳細を記述するためには、ダブリン・コア[dcterms]要素やその他のコンテンツ・メタデータの使用が推奨される。
サブクラス: AssetCollection
プロパティー: hasPolicypartOfuid
~の値域: relationoutputtarget

3.4.2 Asset Collection(資産コレクション)

定義: 個々の資源のコレクションである資産
ラベル: Asset Collection
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/AssetCollection
親のクラス: Asset
プロパティー: sourcerefinement
~の値域: partOf

3.5 資産関係

3.5.1 Target(ターゲット)

定義: ターゲット・プロパティーは、規則の行為が直接適用される主な対象である資産を示す。
ラベル: Target
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/target
親のプロパティー: relation
定義域: PolicyRule
値域: Asset

3.5.2 Target Policy(ターゲット方針)

定義: 識別された資産がすべての規則に対するターゲット資産であるODRL方針を識別する。
ラベル: Target Policy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/hasPolicy
注: 識別されている資産は、方針のすべての規則のターゲット資産であると推論されなければならない(MUST)。
定義域: Asset
値域: Policy

3.6 当事者

3.6.1 Party(当事者)

定義: 規則において役割を担う1つのエンティティーまたはエンティティーのコレクション。
ラベル: Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Party
注: 当事者エンティティーは、人、グループ、組織、エージェントでありえる。エージェントとは、積極的な役割を果たす、または指定された効果を生む人または物である。当事者に関する詳細を記述するためには、W3C vCardオントロジー[vcard-rdf]またはFOAF語彙[foaf]の使用が推奨される。
親のクラス: schema:Organizationschema:Personvcard:Agentvcard:Individualvcard:Organizationfoaf:Agentfoaf:Organizationfoaf:Person
サブクラス: PartyCollection
プロパティー: assigneeOfassignerOfpartOfuid
~の値域: functionassigneeassigner

3.6.2 Party Collection(当事者コレクション)

定義: 個々のエンティティーの集まりである当事者
ラベル: Party Collection
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/PartyCollection
親のクラス: Party
プロパティー: sourcerefinement
~の値域: partOf

3.7 当事者の機能

3.7.1 Assignee(譲受人)

定義: この当事者は規則の引受人である。
ラベル: Assignee
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee
親のプロパティー: function
定義域: PolicyRule
値域: Party

3.7.2 Assigner(譲渡人)

定義: この当事者は規則の発行者である。
ラベル: Assigner
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigner
親のプロパティー: function
定義域: PolicyRule
値域: Party

3.7.3 Assignee Of(~の譲受人)

定義: 識別される当事者が譲受人の機能的役割を担うODRL方針を識別する。
ラベル: Assignee Of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigneeOf
注: メタデータ表現とODRL方針の間でassigneeOfが言明されている場合、識別される当事者は、その方針のすべての規則の譲受人の機能的役割を担うと推論されなければならない(MUST)。
定義域: Party
値域: Policy

3.7.4 Assigner Of(~の譲渡人)

定義: 識別される当事者が譲渡人の機能的役割を担うODRL方針を識別する。
ラベル: Assigner Of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignerOf
注: メタデータ表現とODRL方針の間でassignerOfが言明されている場合、識別される当事者は、その方針のすべての規則の譲渡人の機能的役割を担うと推論されなければならない(MUST)。
定義域: Party
値域: Policy

3.8 資産と当事者

3.8.1 Part Of(~の部分)

定義: 資産/当事者がメンバーである資産/当事者コレクションを識別する。
ラベル: Part Of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/partOf
定義域: AssetParty
値域: AssetCollectionPartyCollection

3.8.2 Source(情報源)

定義: 資産/当事者コレクションへの参照
ラベル: Source
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/source
注: 制約を適用する場合に、AssetCollection(資産コレクション)とPartyCollection(当事者コレクション)が用いる。
定義域: AssetCollectionPartyCollection

3.9 許可

3.9.1 Permission(許可)

定義: 資産に対して行為を行う能力
ラベル: Permission
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Permission
親のクラス: Rule
素のクラス: DutyProhibition
プロパティー: duty
~の値域: permission

3.9.2 Has Permission(許可を持つ)

定義: 個々の許可を方針に関係付ける。
ラベル: Has Permission
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/permission
定義域: Policy
値域: Permission

3.10 禁止

3.10.1 Prohibition(禁止)

定義: 資産に対して行為を行う能力がないこと
ラベル: Prohibition
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Prohibition
親のクラス: Rule
素のクラス: DutyPermission
プロパティー: remedy
~の値域: prohibition

3.10.2 Has Prohibition(禁止を持つ)

定義: 個々の禁止を方針に関係付ける。
ラベル: Has Prohibition
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/prohibition
定義域: Policy
値域: Prohibition

3.11 行為

3.11.1 Action(行為)

定義: 資産に対する操作
ラベル: Action
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Action
注: 行為は、許可により認めるか、禁止により却下するか、義務により義務付けることができる。
親のクラス: schema:Action
プロパティー: includedInimpliesrefinement
~の値域: includedInimpliesaction
インスタンス: AttributionCommericalUseDerivativeWorksDistributionNoticeReproductionShareAlikeSharingSourceCodeacceptTrackingadHocShareaggregateannotateanonymizeappendappendToarchiveattachPolicyattachSourceattributecommercializecompensateconcurrentUsecopydeletederivedigitizedisplaydistributeensureExclusivityexecuteexportextractextractCharextractPageextractWordgivegrantUseincludeindexinforminstallleaselendlicensemodifymovenextPolicyobtainConsentpayplaypresentpreviewprintreadreproducereviewPolicysecondaryUsesellshareshareAlikestreamsynchronizetextToSpeechtransfertransformtranslateuninstallusewatermarkwritewriteTo

3.11.2 Has Action(行為を持つ)

定義: 規則が対象となっている資産に関連する操作
ラベル: Has Action
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/action
定義域: PolicyRule
値域: Action

3.11.3 Included In(~に含まれる)

定義: 行為は、その操作のセマンティクスを含む別の行為を推移的に言明する。
ラベル: Included In
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/includedIn
注: 目的は、この行為のインスタンスのセマンティクスが他の行為の参照されたインスタンスのセマンティクスに包含されて(含まれて)いることを明示的に断言することである。includedInプロパティーは推移的であり、したがって、行為は先祖関係を形成する。
定義域: Action
値域: Action

3.11.4 Implies(意味する)

定義: 操作のセマンティクスを有効にするために別の行為が禁止されていないと言明する行為。
ラベル: Implies
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/implies
注: このプロパティーは、行為のインスタンスには、他の行為のインスタンスが禁止されていないことが含意されているということを言明する。
定義域: Action
値域: Action

3.12 規則に対する行為

3.12.1 Use(利用する)

定義: 資産を利用すること
ラベル: Use
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/use
注: 利用は、第三者ではないすべて利用にとっての最も一般的な行為である。より具体的な利用行為の型は、よりターゲットを絞った行為によって表現できる。
~により含まれる: AttributionCommericalUseDerivativeWorksDistributionNoticeReproductionShareAlikeSharingSourceCodeacceptTrackingaggregateannotateanonymizearchiveattributecompensateconcurrentUsedeletederivedigitizedistributeensureExclusivityexecutegrantUseincludeindexinforminstallmodifymovenextPolicyobtainConsentplaypresentprintreadreproducereviewPolicystreamsynchronizetextToSpeechtransformtranslateuninstallwatermark
クラス: Action

3.12.2 Transfer Ownership(所有権を譲渡する)

定義: 資産の所有権を永久に譲渡すること
ラベル: Transfer Ownership
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/transfer
~により含まれる: givesell
クラス: Action

3.13 義務

3.13.1 Duty(義務)

定義: 行為を行う責務
ラベル: Duty
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Duty
親のクラス: Rule
素のクラス: PermissionProhibition
プロパティー: consequence
~の値域: dutyobligationconsequenceremedy

3.13.2 Obligation(責務)

定義: 個々の義務を方針に関係付ける。
ラベル: Obligation
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/obligation
注: 義務は、履行されなければならない要件である。
定義域: Policy
値域: Duty

3.13.3 Has Duty(義務を持つ)

定義: 個々の義務を許可に関係付ける。
ラベル: Has Duty
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/duty
注: 義務は、許可を受けるために履行されなければならない前提条件である。
定義域: Permission
値域: Duty

3.13.4 Consequence(結果)

定義: 義務を別の義務に関係付ける。後者は、前者を履行しなかった結果である。
ラベル: Consequence
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/consequence
注: 結果プロパティーは、合意された方針の責務または許可に対する義務を履行しなかった時の影響を表すために用いられる。これらのいずれかの履行に失敗した場合、結果の義務がまた新しい要件になり、元の責務や義務に加えて結果の義務もすべて履行しなければならなくなることを意味します。
親のプロパティー: failure
定義域: Duty
値域: Duty

3.13.5 Remedy(救済)

定義: 個々の救済の義務を禁止に関係づける。
ラベル: Remedy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/remedy
注: 救済プロパティーは、行使によって禁止に違反があった場合に履行されなければならない合意された義務を表す。
親のプロパティー: failure
定義域: Prohibition
値域: Duty

3.14 制約

3.14.1 Constraint(制約)

定義: 行為および当事者/資産コレクションのセマンティクスを精緻化する、または規則に適用可能な条件を宣言するブール式
ラベル: Constraint
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Constraint
プロパティー: unitdataTypeoperatorrightOperandrightOperandReferenceleftOperandstatusuid
~の値域: constraintrefinement

3.14.2 Has Constraint(制約を持つ)

定義: 規則に適用される制約
ラベル: Has Constraint
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/constraint
注: 規則の制約は、規則が有効かどうかを決定するために用いられる。例: 許可の規則は2018年にのみ有効である。
定義域: PolicyRule
値域: ConstraintLogicalConstraint

3.14.3 Refinement(精緻化)

定義: 行為、または当事者/資産コレクションのセマンティクスを精緻化するために用いられる制約
ラベル: Refinement
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/refinement
注: 例: 印刷の行為は、資産の50%にのみ認められる。
定義域: ActionAssetCollectionPartyCollection
値域: ConstraintLogicalConstraint

3.14.4 Operator(演算子)

定義: 制約表現のための演算子
ラベル: Operator
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Operator
注: 関係演算子を表す演算子クラスのインスタンス
~の値域: operator
インスタンス: eqgtgteqhasPartisAisAllOfisAnyOfisNoneOfisPartOfltlteqneq

3.14.5 Has Operator(演算子を持つ)

定義: 制約のオペランドに適用される演算子関数
ラベル: Has Operator
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/operator
定義域: Constraint
値域: Operator

3.14.6 Right Operand(右オペランド)

定義: 制約表現の右オペランド
ラベル: Right Operand
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/RightOperand
注: 右オペランド・クラスのインスタンスは、制約の右オペランドとして用いられる。
~の値域: rightOperand
インスタンス: policyUsage

3.14.7 Has Right Operand(右オペランドを持つ)

定義: 制約表現の右オペランドの値
ラベル: Has Right Operand
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/rightOperand
注: 集合ベースの演算子と用いる場合、値のリストを使用できる。
定義域: Constraint
値域: rdfs:Literalxsd:anyURIRightOperand

3.14.8 Has Right Operand Reference(右オペランド参照を持つ)

定義: 制約の右オペランドの値を提供しているウェブ資源への参照
ラベル: Has Right Operand Reference
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/rightOperandReference
注: 実際の右オペランド値を得るために逆参照しなければならない(MUST)IRI。集合ベースの演算子と用いる場合、IRIのリストを使用できる。
定義域: Constraint

3.14.9 Left Operand(左オペランド)

定義: 制約表現の左オペランド
ラベル: Left Operand
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/LeftOperand
注: 左オペランド・クラスのインスタンスは、制約の左オペランドとして用いられる。
~の値域: leftOperand
インスタンス: absolutePositionabsoluteSizeabsoluteSpatialPositionabsoluteTemporalPositioncountdateTimedelayPerioddeliveryChanneldeviceelapsedTimeeventfileFormatindustrylanguagemediameteredTimepayAmountpercentageproductpurposerecipientrelativePositionrelativeSizerelativeSpatialPositionrelativeTemporalPositionresolutionspatialspatialCoordinatessystemsystemDevicetimeIntervalunitOfCountversionvirtualLocation

3.14.10 Has Left Operand(左オペランドを持つ)

定義: 制約表現の左オペランド
ラベル: Has Left Operand
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/leftOperand
定義域: Constraint
値域: LeftOperand

3.14.11 Unit(単位)

定義: 制約の右オペランドまたは右オペランド参照の値の測定単位
ラベル: Unit
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/unit
定義域: Constraint

3.14.12 Datatype(データ型)

定義: 制約の右オペランドまたは右オペランド参照の値のデータ型
ラベル: Datatype
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/dataType
注: RDFエンコーディングではrdf:datatypeを用いなければならない(MUST)。JSON-LDエンコーディングでは@typeを用いなければならない(MUST)。
定義域: Constraint
値域: rdfs:Datatype

3.14.13 Status(ステータス)

定義: 左オペランドの行為から生成された値、または比較のための参照として設定された左オペランドと関連する値
ラベル: Status
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/status
定義域: Constraint

3.15 論理制約

3.15.1 Logical Constraint(論理制約)

定義: 行為および当事者/資産コレクションのセマンティクスを精緻化する、または規則に適用可能な条件を宣言する論理表現
ラベル: Logical Constraint
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/LogicalConstraint
プロパティー: operanduid
~の値域: constraintrefinement

3.15.2 Operand(オペランド)

定義: オペランドは論理関係の抽象的なプロパティーである。
ラベル: Operand
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/operand
注: オペランドのサブプロパティーが論理制約に用いられる。
サブプロパティー: andandSequenceorxone
定義域: LogicalConstraint

3.16 制約の演算子

3.16.1 Equal to(~と等しい)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドと等しいことを示す。
ラベル: Equal to
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq
クラス: Operator

3.16.2 Greater than(~より大きい)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドより大きいことを示す。
ラベル: Greater than
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/gt
クラス: Operator

3.16.3 Greater than or equal to(~以上)

定義: 与えられた値が制約の右オペランド以上であることを示す。
ラベル: Greater than or equal to
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/gteq
クラス: Operator

3.16.4 Less than(~より小さい)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドより小さいことを示す。
ラベル: Less than
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/lt
クラス: Operator

3.16.5 Less than or equal to(~以下)

定義: 与えられた値が制約の右オペランド以下であることを示す。
ラベル: Less than or equal to
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/lteq
クラス: Operator

3.16.6 Not equal to(~と等しくない)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドと等しくないことを示す。
ラベル: Not equal to
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/neq
クラス: Operator

3.16.7 Is a(1つの~である)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドのインスタンスであることを示す集合ベースの演算子
ラベル: Is a
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/isA
クラス: Operator

3.16.8 Has part(部分を持つ)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドを含むことを示す集合ベースの演算子
ラベル: Has part
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/hasPart
クラス: Operator

3.16.9 Is part of(~の部分である)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドに含まれていることを示す集合ベースの演算子
ラベル: Is part of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/isPartOf
クラス: Operator

3.16.10 Is all of(~のすべてである)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドのすべてであることを示す集合ベースの演算子
ラベル: Is all of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/isAllOf
クラス: Operator

3.16.11 Is any of(~のいずれかである)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドいずれかであることを示す集合ベースの演算子
ラベル: Is any of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/isAnyOf
クラス: Operator

3.16.12 Is none of(~のいずれでもない)

定義: 与えられた値が制約の右オペランドのいずれでもないことを示す集合ベースの演算子
ラベル: Is none of
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/isNoneOf
クラス: Operator

3.17 論理制約オペランド

3.17.1 Or(和)

定義: 関係は、制約の少なくとも1つが満たされる場合に満たされる。
ラベル: Or
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/or
注: このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。
親のプロパティー: operand

3.17.2 Only One(1つのみ)

定義: 関係は、制約の1つのみ(そして、それより多くない)が満たされる場合に満たされる。
ラベル: Only One
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/xone
注: このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。
親のプロパティー: operand

3.17.3 And(積)

定義: 関係は、制約のすべてが満たされる場合に満たされる。
ラベル: And
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/and
注: このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。
親のプロパティー: operand

3.17.4 And Sequence(積順序)

定義: この関係は、個々の制約が、指定された順序で満たされる場合に満たされる。
ラベル: And Sequence
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/andSequence
注: このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。リストの順序を保持しなければならない(MUST)。積順序演算子は、オペランド間に時間的な条件の要件がありえる例である。これは、制約の1つを満たせなければ行き詰まるなど、結果が解決できない状況となる可能性がある。ODRL処理システムは、この状況を見越し、それを解決するメカニズムを実装すべきである(SHOULD)。
親のプロパティー: operand

3.18 方針衝突時の対策

3.18.1 Conflict Strategy Preference(衝突対策プレファレンス)

定義: 方針の統合から生じる衝突、または同じ方針の許可と禁止の間の衝突を解決するための対策を確立するために用いられる。
ラベル: Conflict Strategy Preference
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/ConflictTerm
注: ConflictTerm(衝突用語)のインスタンスで、衝突を解決するための対策を記述する。
~の値域: conflict
インスタンス: invalidpermprohibit

3.18.2 Handle Policy Conflicts(方針衝突を処理する)

定義: 方針に関する衝突解決の対策
ラベル: Handle Policy Conflicts
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/conflict
注: 対策が指定されていない場合、デフォルトは無効である。
定義域: Policy
値域: ConflictTerm

3.18.3 Prefer Permissions(許可を優先する)

定義: 禁止より許可が優先される。
ラベル: Prefer Permissions
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/perm
注: 方針衝突の結果の判断に用いられる。
クラス: ConflictTerm

3.18.4 Prefer Prohibitions(禁止を優先する)

定義: 許可より禁止が優先される。
ラベル: Prefer Prohibitions
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/prohibit
注: 方針衝突の結果の判断に用いられる。
クラス: ConflictTerm

3.18.5 Void Policy(無効な方針)

定義: 方針は無効である。
ラベル: Void Policy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/invalid
注: 衝突の対策方針が無効であることを示すために用いられる。
クラス: ConflictTerm

4. ODRL共通語彙

この項は非規範的です。

ODRL共通語彙は、ODRLプロファイルで使用できる(MAY)汎用的な用語のセマンティクスを定義します。

4.1 方針のサブクラス

4.1.1 Assertion(言明)

定義: 資産に対する規則を当事者から言明する方針
ラベル: Assertion
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Assertion
注: 例えば、当事者(譲受人または譲渡人)は、彼らが資産に対してどのような条件を持っているかを主張できる。言明方針は、そのような許可/禁止を与えず、当事者の主張を言明するのみである。言明方針には、ターゲット資産、任意の機能的役割を持つ当事者、少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。
親のクラス: Policy
素のクラス: OfferPrivacyRequestTicket

4.1.2 Privacy Policy(プライバシー方針)

定義: 個人情報が含まれている資産に対する規則を表す方針
ラベル: Privacy Policy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Privacy
注: プライバシー方針には、ターゲット資産、譲渡人の機能を持つ当事者、譲受人の機能を持つ当事者、義務が含まれていなければならない(MUST)少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。ターゲット資産には、譲受人に関する個人情報が含まれているか関連付けられているべきである(SHOULD)。義務には、資産の管理に関する譲渡人の責務を記述しなければならない(MUST)。譲受人は譲渡人からプライバシー方針の条件を与えられる。
親のクラス: Policy
素のクラス: AgreementAssertionOfferRequestTicket

4.1.3 Request(要求)

定義: 資産に対する規則を譲受人から提案する方針
ラベル: Request
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Request
注: 要求方針には、ターゲット資産、譲受人の機能を持つ当事者、少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。譲渡人の機能を持つ当事者が判明している場合には、彼らも要求に含むことができる(MAY)。当事者には特権は与えられない。
親のクラス: Policy
素のクラス: AgreementAssertionOfferPrivacyTicket

4.1.4 Ticket(チケット)

定義: 資産に対する規則を譲渡人からその所有者に与える方針。
ラベル: Ticket
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/Ticket
注: チケット方針には、ターゲット資産、少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。チケットには、譲渡人の機能を持つ当事者を含むことができ(MAY)、譲受人を含んではならない(MUST NOT)。チケット方針は、そのチケットの所有者に方針の条件を与える。チケットの所有者は、未知のままでありえる(MAY)か、後の段階で特定する必要がありえる(MAY)。
親のクラス: Policy
素のクラス: AgreementAssertionOfferPrivacyRequest

4.2 資産関係

4.2.1 Output(アウトプット)

定義: アウトプット・プロパティーは、行為のアウトプットから作成される資産を指定する。
ラベル: Output
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/output
親のプロパティー: relation
定義域: Rule
値域: Asset

4.3 当事者の機能

4.3.1 Attributed Party(帰属される当事者)

定義: 帰属される当事者
ラベル: Attributed Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/attributedParty
注: 帰属行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.2 Attributing Party(帰属する当事者)

定義: 帰属を担う当事者
ラベル: Attributing Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/attributingParty
注: 帰属行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.3 Compensated Party(補償される当事者)

定義: この当事者は補償の引受人である。
ラベル: Compensated Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensatedParty
注: 補償義務行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.4 Compensating Party(補償する当事者)

定義: 補償の提供者である当事者
ラベル: Compensating Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensatingParty
注: 補償義務行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.5 Consenting Party(承諾する当事者)

定義: 承諾の取得元の当事者
ラベル: Consenting Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/consentingParty
注: 承諾取得行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.6 Consented Party(承諾される当事者)

定義: 承諾を取得する側の当事者
ラベル: Consented Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/consentedParty
注: 承諾取得行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.7 Contracting Party(契約する当事者)

定義: 契約を提供する側の当事者
ラベル: Contracting Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/contractingParty
親のプロパティー: function

4.3.8 Contracted Party(契約される当事者)

定義: 契約される側の当事者
ラベル: Contracted Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/contractedParty
親のプロパティー: function

4.3.9 Informed Party(通知される当事者)

定義: すべての利用に関する通知を受ける当事者
ラベル: Informed Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/informedParty
注: 通知行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.10 Informing Party(通知する当事者)

定義: 利用データの通知を提供する当事者
ラベル: Informing Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/informingParty
注: 通知行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.11 Tracking Party(追跡する当事者)

定義: 利用を追跡する当事者
ラベル: Tracking Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/trackingParty
注: 追跡受容行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.3.12 Tracked Party(追跡される当事者)

定義: 利用を追跡される当事者
ラベル: Tracked Party
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/trackedParty
注: 追跡受容行為の一部として指定される可能性がある。
親のプロパティー: function

4.4 規則に対する行為

4.4.1 Accept Tracking(追跡を受容する)

定義: 資産の利用が追跡されることを受容すること
ラベル: Accept Tracking
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/acceptTracking
注: 収集された情報は、譲渡人によって追跡されるか、「trackingParty」(追跡する当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.2 Aggregate(集約する)

定義: 資産またはその一部を合成コレクションの一部として用いること
ラベル: Aggregate
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/aggregate
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.3 Annotate(アノテーションを付与する)

定義: いかなる形でも資産を変更することなく、資産に説明的な注記/コメントを追加すること
ラベル: Annotate
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/annotate
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.4 Anonymize(匿名化する)

定義: 資産のすべてまたは一部を匿名化すること
ラベル: Anonymize
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/anonymize
注: 例えば、統計やその他の比較を目的とする場合に身元が分かる詳細情報を削除したり、作者/情報源を記述せずに資産を利用すること
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.5 Archive(保管する)

定義: (一時的ではない形で)資産を保存すること
ラベル: Archive
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/archive
注: 時間的な条件のために時間的な制約を使用できる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.6 Attribute(帰属させる)

定義: 資産の利用に属性を付与すること
ラベル: Attribute
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/attribute
注: 帰属情報を持つ資産にリンクできる。「attributedParty」(帰属される当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.7 Attribution(帰属)

定義: 著作権の所有者および/または作者に与えられるクレジット
ラベル: Attribution
識別子: http://creativecommons.org/ns#Attribution
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.8 Commercial Use(商用利用する)

定義: 商用目的で権利を行使すること
ラベル: Commercial Use
識別子: http://creativecommons.org/ns#CommericalUse
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.9 Compensate(補償する)

定義: 資産の利用や売却のために、いくばくかの金額(定義されている場合)の譲渡により補償すること
ラベル: Compensate
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensate
注: 補償には、値を有する様々な事物を使用できる。(i)事物は制約名の値(用語)で表される (b)値は演算子、右オペランド、データ型、単位で表される。一般的に、譲受人が譲渡人に補償を行うが、その他の補償当事者の役割も使用できる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.10 Concurrent Use(同時に利用する)

定義: 同時に利用される資産を複数作成すること
ラベル: Concurrent Use
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/concurrentUse
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.11 Delete(削除する)

定義: 利用後に、すべての資産を恒久的に削除すること
ラベル: Delete
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/delete
注: どのような条件で資産を削除しなければならないかは、制約を用いて定義する。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.12 Derive(派生させる)

定義: ある資産から新しい派生資産を作成し、その派生物を編集または変更すること
ラベル: Derive
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/derive
注: 新しい資産が作成され、それには元の資産と重大な重複がある可能性がある。(新しい資産とみなせるほど変更が重大かどうかの観念が主観的であることに注意が必要)。派生資産には、次の方針が適用できる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.13 Derivative Works(派生作品)

定義: 派生作品の配信
ラベル: Derivative Works
識別子: http://creativecommons.org/ns#DerivativeWorks
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.14 Digitize(デジタル化する)

定義: アナログ形式からデジタルの資産を作成(または、その他の方法でデジタル化)すること。
ラベル: Digitize
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/digitize
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.15 Display(表示する)

定義: 資産の静的かつ一時的な表現を行うこと
ラベル: Display
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/display
注: 例えば、画像を画面に表示すること。譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。
~に含まれる: play
クラス: Action

4.4.16 Distribute(配信する)

定義: 資産を第三者に提供すること
ラベル: Distribute
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/distribute
注: 第三者による許容可能な利用を表すために、nextPolicyの使用が推奨される。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.17 Distribution(配信)

定義: 配信、一般公開、一般上演
ラベル: Distribution
識別子: http://creativecommons.org/ns#Distribution
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.18 Ensure Exclusivity(独占権を保証する)

定義: 資産の規則が排他的であることを保証すること
ラベル: Ensure Exclusivity
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/ensureExclusivity
注: 義務として用いる場合、譲受人は、規則の排他性を保証する当事者として明示されるべきである。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.19 Execute(実行する)

定義: コンピュータ・プログラムの資産を実行すること
ラベル: Execute
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/execute
注: 例えば、ゲームやアプリケーションなどのマシンが実行できるコードやJava
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.20 Extract(抽出する)

定義: 資産の一部を抽出し、それを新しい資産として用いること
ラベル: Extract
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/extract
注: 新しい資産が作成され、それには元の資産との共通点がほとんどない可能性がある。(新しい資産とみなせるほど変更が重大かどうかの観念が主観的であることに注意が必要)。抽出された資産には、次の方針が適用できる。
~に含まれる: reproduce
クラス: Action

4.4.21 Give(譲る)

定義: 補償なし、かつ、元の資産を削除して、資産の所有権を第三者に譲渡すること
ラベル: Give
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/give
~に含まれる: transfer
クラス: Action

4.4.22 Grant Use(利用を承諾する)

定義: 第三者に資産の利用を承諾すること
ラベル: Grant Use
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/grantUse
注: この行為により、譲受人は第三者に対する資産利用の方針を作成できる。第三者とnextPolicy(次の方針)を合意することが推奨される。時間制約の使用が推奨される。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.23 Include(含める)

定義: 資産に他の関連する資産を含めること
ラベル: Include
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/include
注: 例えば、経歴写真が帰属に含まれていなければならないなど。関連する資産には関係サブプロパティーの使用が必要である。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.24 Index(インデキシングを行う)

定義: 資産をインデックスに記録すること
ラベル: Index
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/index
注: 例えば、サーチ・エンジンのデータベースに資産へのリンクを含めること
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.25 Inform(通知する)

定義: 資産に対して、または資産に関連して行為が行われたことを通知すること
ラベル: Inform
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/inform
注: 「informedParty」(通知される当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.26 Install(インストールする)

定義: 資産の操作または実行を認めている記憶装置にコンピュータ・プログラム資産をロードすること
ラベル: Install
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/install
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.27 Modify(変更する)

定義: 資産の既存の内容を変えること。この行動により新しい資産は作成されない。
ラベル: Modify
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/modify
注: この行為は、一般的に新しい資産を作成することなく随時更新される資産を変更する。資産を変更した結果が新しい資産であるべきである場合、派生または抽出の行為を用いるべきである。(新しい資産とみなせるほど変更が重大かどうかの観念が主観的であることに注意が必要)。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.28 Move(移動させる)

定義: 原本の削除を含む、デジタルのある位置から別の位置へと資産を移動させること
ラベル: Move
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/move
注: 資産の移動後に、原本は削除されなければならない。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.29 Next Policy(次の方針)

定義: 資産の利用に関し、第三者に特定の方針を与えること
ラベル: Next Policy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/nextPolicy
注: ダウンストリーム方針に有用である。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.30 Notice(通知)

定義: 著作権とライセンスに関する通知をそのまま維持すること
ラベル: Notice
識別子: http://creativecommons.org/ns#Notice
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action
定義: 資産に関連する要求された行為を行うために、証明可能な承諾を得ること
ラベル: Obtain Consent
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/obtainConsent
注: 譲渡人または当事者が、そのような行為を個別に承認する権限を持つことを保証する義務として使用できる。「consentingParty」(承諾する当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.32 Play(再生する)

定義: 資産のシーケンシャルかつ一時的な表現を行うこと
ラベル: Play
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/play
注: 例えば、動画または音声トラックを再生すること。譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。
~により含まれる: display
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.33 Present(提示する)

定義: 資産を一般上演すること
ラベル: Present
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/present
注: 資産は公に上演(または、通信)できる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.34 Print(印刷する)

定義: 資産の有形かつ永久的な表現を行うこと
ラベル: Print
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/print
注: 例えば、紙への印刷など、資産の永久的、固定的(静的)、直接知覚可能な表現を作成すること
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.35 Read(読み込む)

定義: 資産からデータを取得すること
ラベル: Read
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/read
注: 例えば、データベース(資産)から記録を読み込む能力
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.36 Reproduce(複製する)

定義: 任意の材料形態で資産の複製物を作ること
ラベル: Reproduce
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/reproduce
~により含まれる: extract
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.37 Reproduction(複製)

定義: 複数の複製を作ること
ラベル: Reproduction
識別子: http://creativecommons.org/ns#Reproduction
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.38 Review Policy(方針をレビューする)

定義: 資産に適用可能な方針をレビューすること
ラベル: Review Policy
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/reviewPolicy
注: 方針をレビューするために人の介在が必要な場合に用いられる。すべての方針情報を表す資産にリンクできる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.39 Sell(売る)

定義: 補償あり、かつ、元の資産を削除して、資産の所有権を第三者に譲渡すること
ラベル: Sell
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/sell
~に含まれる: transfer
クラス: Action

4.4.40 Share Alike(同様に共有する)

定義: 派生作品は、元の作品と同じ条件または互換性のある条件でライセンスされる。
ラベル: Share Alike
識別子: http://creativecommons.org/ns#ShareAlike
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.41 Sharing(共有)

定義: 商用の派生物を許可するが、非営利の配信のみとする。
ラベル: Sharing
識別子: http://creativecommons.org/ns#Sharing
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.42 Source Code(ソース・コード)

定義: ライセンスによって与えられるいくつかの権利を行使する際に、ソース・コード(変更を行うためにより望ましい形式)が提供されなければならない。
ラベル: Source Code
識別子: http://creativecommons.org/ns#SourceCode
注: この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.43 Stream(ストリーミングを行う)

定義: リアルタイムに資産を配信すること
ラベル: Stream
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/stream
注: 資産は配信中にリアルタイムに利用できる。譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.44 Synchronize(同期する)

定義: 別の資産のメディア(音声/視覚)要素とタイミングを合わせて資産を用いること
ラベル: Synchronize
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/synchronize
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.45 Text-to-speech(テキスト読み上げを行う)

定義: テキストの資産を読み上げること
ラベル: Text-to-speech
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/textToSpeech
注: 譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.46 Transform(変換する)

定義: 資産を異なる形式に変換すること
ラベル: Transform
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/transform
注: 一般的に、第三者システムでの利用または第三者システムへの転送のために、資産を異なる形式に変換するために用いられる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.47 Translate(翻訳する)

定義: 資産の元の自然言語を別の自然言語に翻訳すること
ラベル: Translate
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/translate
注: その行為により新しい派生資産が作成される。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.48 Uninstall(アンインストールする)

定義: 記憶装置からコンピュータ・プログラム資産をアンロードして削除し、操作の準備ができないようにすること
ラベル: Uninstall
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/uninstall
注: 譲受人は、利用後に資産にアクセスできなくなる。
~に含まれる: use
クラス: Action

4.4.49 Watermark(透かしを入れる)

定義: 資産に透かしを適用すること
ラベル: Watermark
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/watermark
~に含まれる: use
クラス: Action

4.5 制約左オペランド

この項には、制約の左オペランドとして使用できる左オペランドのインスタンスが含まれています。左オペランドは、制約プロパティー(規則に適用)または精緻化プロパティー(行為に適用)のいずれかの制約で使用できます。ODRL方針表現では、LeftOperandの意図されているセマンティクスに適した制約を用いるべきです。

4.5.1 Absolute Asset Position(絶対資産位置)

定義: ターゲット資産の位置を絶対座標で定義した空間または時間のポイント
ラベル: Absolute Asset Position
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/absolutePosition
注: 例: 写真の左上隅を、それを表示するキャンバスの特定の位置に制約できる。
下位語: absoluteSpatialPositionabsoluteTemporalPosition
クラス: LeftOperand

4.5.2 Absolute Spatial Asset Position(絶対空間資産位置)

定義: 2次元キャンバス上の矩形の4つの隅、またはターゲット資産が適合する3次元空間の直方体の8つの隅の絶対空間位置
ラベル: Absolute Spatial Asset Position
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/absoluteSpatialPosition
注: 例: 写真の左上隅を、それを表示するキャンバスの特定の位置に制約できる。注: 左オペランドの相対空間資産位置も参照
上位語: absolutePosition
クラス: LeftOperand

4.5.3 Absolute Temporal Asset Position(絶対時間資産位置)

定義: ターゲット資産が適合しなければならないメディア・ストリーム内の絶対時間位置
ラベル: Absolute Temporal Asset Position
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/absoluteTemporalPosition
注: 大きなメディア・ストリーム内にターゲット資産を含む行為で用いる。メディア・フラグメントURI(https://www.w3.org/TR/media-frags/)のフラグメント部分を右オペランドに使用できる。左オペランドのrelativeTemporalPosition(相対時間位置)を参照。
例: MP3音楽ファイルは、ストリームの時間長の192秒と250秒の間に配置しなければならない。
上位語: absolutePosition
クラス: LeftOperand

4.5.4 Absolute Asset Size(絶対資産サイズ)

定義: 2次元オブジェクトではターゲット資産の1~2軸の大きさ、または3次元オブジェクトでは1~3軸の大きさ
ラベル: Absolute Asset Size
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/absoluteSize
注: 例: 画像の幅は最大1000ピクセルにリサイズできる。
クラス: LeftOperand

4.5.5 Count(カウントする)

定義: 規則の行為の実行回数
ラベル: Count
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/count
クラス: LeftOperand

4.5.6 Datetime(日時)

定義: 規則の行為を行った日付(および、オプションで、時間とタイムゾーン)。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:dateまたはxsd:dateTimeでなければならない(MUST)。
ラベル: Datetime
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/dateTime
注: タイムゾーン情報の使用が強く推奨される。規則は、右オペランドで定義されている日付(時間)の前(演算子lt/lteqで)または後(演算子gt/gteqで)に実行できる。
例: dateTime gteq 2017-12-31T06:00Zは、2017年12月31日の午前6:00(UTC時間)以降にのみ規則を実行できることを意味する。
クラス: LeftOperand

4.5.7 Delay Period(遅延期間)

定義: 規則の行為を行う前の時間的遅延期間。この期間のきっかけとなる時点は、別の時間的制約を論理制約で結合する(odrl:andSequenceオペランドを利用して)ことにより定義できる(MAY)。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。
ラベル: Delay Period
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/delayPeriod
注: eq、gt、gteqの演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。
例: delayPeriod eq P60Mは、行為を行う前の60分の遅延を示す。
クラス: LeftOperand

4.5.8 Delivery Channel(配信チャンネル)

定義: 規則の行為を行うために用いる配信チャンネル
ラベル: Delivery Channel
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/deliveryChannel
注: 例: 資産はモバイル・ネットワークでのみ配信できる。
クラス: LeftOperand

4.5.9 Elapsed Time(経過時間)

定義: 規則の行為を行うために使用できる継続的な経過時間期間。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。
ラベル: Elapsed Time
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/elapsedTime
注: eq、lt、lteqの演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。計量時間も参照。
例: elpasedTime eq P60Mは、60分の合計経過時間を示す。
クラス: LeftOperand

4.5.10 Event(イベント)

定義: 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定している識別済みイベント
ラベル: Event
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/event
注: イベントは時間的な期間であり、演算子を用いて、イベントの前(lt)、間(eq)、または後(gt)を示すことができる。
例: 「FIFAワールド・カップ2020」の間のみに開催できる。
クラス: LeftOperand

4.5.11 File Format(ファイル形式)

定義: ターゲット資産の変換されたファイル形式
ラベル: File Format
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/fileFormat
注: 例: 資産はJPEG形式に変換できる。
クラス: LeftOperand

4.5.12 Industry Context(業界のコンテキスト)

定義: 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定している定義済み産業セクタ
ラベル: Industry Context
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/industry
注: 例: 出版業界または金融業界
クラス: LeftOperand

4.5.13 Language(言語)

定義: ターゲット資産で用いられる自然言語
ラベル: Language
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/language
注: 例: 資産はギリシャ語にのみ翻訳できる。言語の値に[bcp47]コードを用いなければならない。
クラス: LeftOperand

4.5.14 Media Context(メディアのコンテキスト)

定義: 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定しているメディア資産のカテゴリー
ラベル: Media Context
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/media
注: メディア・タイプの例: 電子、印刷、広告、マーケティング。注: IANAは技術特性に重点を置いているため、使用するタイプは、IANAメディア・タイプであるべきではない。
クラス: LeftOperand

4.5.15 Metered Time(計量時間)

定義: 規則の行為を行うために用いた1対多の計量された累積時間期間。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。
ラベル: Metered Time
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/meteredTime
注: eq、lt、lteqの演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。経過時間も参照。
例: meteredTime lteq P60Mは、60分以下の累積期間を示す。
クラス: LeftOperand

4.5.16 Payment Amount(支払金額)

定義: 金銭上の支払い額。右オペランドの値はxsd:decimalでなければならない(MUST)。
ラベル: Payment Amount
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/payAmount
注: 支払い通貨を示す単位プロパティー付きの補償義務に使用できる。
クラス: LeftOperand

4.5.17 Asset Percentage(資産パーセンテージ)

定義: 規則の行為の実行に関連するターゲット資産のパーセンテージ量。右オペランドの値は、0から100までのxsd:decimalでなければならない(MUST)。
ラベル: Asset Percentage
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/percentage
注: 例: 50%以下を抽出する。
クラス: LeftOperand

4.5.18 Product Context(製品のコンテキスト)

定義: 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定している製品またはサービスのカテゴリー
ラベル: Product Context
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/product
注: 例: XYZ Magazineでのみ使用できる。
クラス: LeftOperand

4.5.19 Purpose(目的)

定義: 規則の行為の実行に関する定義済みの目的
ラベル: Purpose
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/purpose
注: 例: 教育的な利用
クラス: LeftOperand

4.5.20 Recipient(引受人)

定義: 規則の行為を行った結果を引受ける当事者
ラベル: Recipient
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/recipient
注: 右オペランドは、1つ以上の特定の当事者または当事者のカテゴリーを識別しなければならない。
クラス: LeftOperand

4.5.21 Relative Asset Position(相対資産位置)

定義: ターゲット資産の位置と完全に相対的な座標で定義した空間または時間のポイント
ラベル: Relative Asset Position
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativePosition
注: 例: 写真の左上隅を、それを表示するキャンバスの特定の位置に制約できる。
下位語: relativeSpatialPositionrelativeTemporalPosition
クラス: LeftOperand

4.5.22 Relative Spatial Asset Position(相対空間資産位置)

定義: 2次元キャンバス上の矩形の4つの隅 - 値全体のパーセンテージとして表される - またはターゲット資産の3次元空間の直方体の8つの隅の相対空間位置
ラベル: Relative Spatial Asset Position
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativeSpatialPosition
注: 絶対空間資産位置も参照
上位語: relativePosition
クラス: LeftOperand

4.5.23 Relative Temporal Asset Position(相対時間資産位置)

定義: ターゲット資産の位置と完全に相対的な座標で定義された空間または時間のポイント
ラベル: Relative Temporal Asset Position
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativeTemporalPosition
注: 絶対時間資産位置も参照。
例: MP3音楽ファイルは、ストリームの時間長の33%および48%の位置の間に配置しなければならない。
上位語: relativePosition
クラス: LeftOperand

4.5.24 Relative Asset Size(相対資産サイズ)

定義: 2次元オブジェクトではターゲット資産の1~2の軸の大きさ、または3次元オブジェクト - 値全体のパーセンテージとして表される - では1~3の軸の大きさ
ラベル: Relative Asset Size
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativeSize
注: 例: 画像は幅を最大200%にリサイズできる。注: 左オペランドのabsoluteSize(絶対サイズ)を参照
クラス: LeftOperand

4.5.25 Rendition Resolution(表示解像度)

定義: ターゲット資産の表示解像度
ラベル: Rendition Resolution
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/resolution
注: 例: 画像は1200dpiで印刷できる。
クラス: LeftOperand

4.5.26 Geospatial Named Area(地理空間上の名前付き地域)

定義: 規則の行為を行うために用いる定義済み境界を持つ名前付きかつ識別済み地理空間上の地域。この値を表すためにはIRIを用いなければならない(MUST)。
ラベル: Geospatial Named Area
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial
注: 地域のコード値とコードのソースは、右オペランドで表示しなければならない。
例: [iso3166]国名コードまたはゲッティ地名シソーラス
下位語: spatialCoordinates
クラス: LeftOperand

4.5.27 Geospatial Coordinates(地理空間座標)

定義: 規則の行為を行うために用いる地理空間上の地域の境界を設定している座標の集合。座標には、経度と緯度を含まなければならず(MUST)、それらに高度と測地系を含むことができる(MAY)。
ラベル: Geospatial Coordinates
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatialCoordinates
注: デフォルト値は、この位置の地表の高度とWGS 84測地系である。
上位語: spatial
クラス: LeftOperand

4.5.28 System Device(システム機器)

定義: 規則の行為を行うために用いる識別済みコンピューティング・システムまたはコンピューティング・デバイス
ラベル: System Device
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/systemDevice
注: 例: システム機器は、使用したハードウェアから作成される一意のコードで識別できる。
クラス: LeftOperand
同等の一致: devicesystem

4.5.29 Recurring Time Interval(繰り返し時間間隔)

定義: 規則の行為の次の実行までの繰り返し時間期間。右オペランド値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。
ラベル: Recurring Time Interval
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/timeInterval
注: eq演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。
例: timeInterval eq P7Dは、7日という繰り返し期間を示す。
クラス: LeftOperand

4.5.30 Unit Of Count(カウントの単位)

定義: 規則の行為の実行回数をカウントするために用いる測定単位
ラベル: Unit Of Count
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/unitOfCount
注: 注: 一般的に、行為をカウントする単位のエンティティーを示すために義務とともに用いられる。
例: 補償の義務および「perUser」の「unitOfCount」制約は、補償が「ユーザの数」を乗じたものになることを示す。
クラス: LeftOperand

4.5.31 Version(バージョン)

定義: ターゲット資産のバージョン
ラベル: Version
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/version
注: 例: 1冊のペーパーバックまたは複数冊刊行またはバージョン2.0以上
クラス: LeftOperand

4.5.32 Virtual IT Communication Location(仮想IT通信ロケーション)

定義: 規則の行為の実行に関連するIT通信空間の識別済みロケーション
ラベル: Virtual IT Communication Location
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/virtualLocation
注: 例: インターネット・ドメインまたはIPアドレスの範囲
クラス: LeftOperand

4.6 制約右オペランド

4.6.1 Policy Rule Usage(方針規則の利用)

定義: 規則の行為が行われた実際の日時を示す。
ラベル: Policy Rule Usage
識別子: http://www.w3.org/ns/odrl/2/policyUsage
注: これは、規則が実行される時間に関してLeftOperandで制約を表すために使用できる。演算子は、規則の利用の前(lt、lteq)、間(eq)、または後(gt, gteq)を示す。
例: event lt policyUsageは、識別されているイベントが、規則の行為が行われる前に発生していなければならないことを表す。
クラス: RightOperand

5. 語彙表現

この仕様にはODRL語彙のシリアル化構文が含まれています。

ODRL表現の実装は、UTF-8文字エンコーディングを用いてシリアル化されていなければなりません。

5.1 RDF

ODRL方針は、任意のサポート済みRDFシリアル化構文でシリアル化できます。

ODRLオントロジーは、下記でダウンロードできます。

値のリストが必要な場合は、rdf:List述語を用いるべきです(SHOULD)。

5.2 JSON-LD

JSON-LD[json-ld]シリアル化では、処理のコンテキストを定義するために、@contextプロパティーを用います。ODRL表現を作成する実装には、少なくともURL http://www.w3.org/ns/odrl.jsonldを用いた@contextプロパティー値、またはhttp://www.w3.org/ns/odrl.jsonldの内容を含んだその他の任意の@context(ファイル)にODRL名前空間以外で定義されている用語を加えたものを含むべきです。

ODRL JSON-LDコンテキストをダウンロードできます。

5.3 XML

この項は非規範的です。

ODRL方針表現は、XMLスキーマ[xmlschema11-1]とXMLデータ型式[xmlschema11-2]で定義されているとおり、XML[xml]シリアル化でエンコードできます。ODRL XMLのインスタンスで用いるすべてのODRL語彙IRIは、ODRL語彙で定義されているものに従わなければなりません(MUST)。

ODRL XMLスキーマをダウンロードできます。

ODRL情報モデル[odrl-model]の各クラスは、同じ名前のXML要素で表されます。さらに、各クラスのプロパティーは、親要素のXML属性として表されるでしょう。ODRL情報モデルで定義される固定値は、列挙型として表されます。カーディナリティーもXMLスキーマの出現規則で表されます。属性は、必須(REQUIRED)であると明示的に注記されていない限り、オプションです。

RuleクラスはXMLエンコーディングでは表されず、子クラスのみで表されることに注意してください(許可、禁止、義務)。

方針の型がXML要素のカーディナリティーに関する追加の制約と要件を推論できる(MAY)ことに注意してください。詳細は方針のサブクラスの定義を参照してください。

XML要素と属性

方針要素には、次の属性が含まれます。

注: ODRL方針サブクラスを表すためにtype属性が用いられます。

方針要素には、次の要素を含むことができます(MAY)。

方針要素には、すべての規則に適用される次の方針レベル要素を含むことができます(MAY)(ODRL規則の合成を参照)。

方針要素には、方針メタデータをサポートするために、ダブリン・コア要素を含むこともできます(MAY)。

方針要素には、規則内の別の制約要素または論理制約により参照される制約である制約要素を含むこともできます(MAY)。これらの制約が、すべての規則の直接的な制約と解釈すべきではないことに注意してください。

資産クラスは、資産のuidとそれが規則にどのように関連付けられているかの両方を表すための1つの資産要素です。資産要素には、次の属性が含まれます。

資産要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。

  1. uid(必須(REQUIRED))、関係(必須(REQUIRED))、型(オプション(OPTIONAL))、id(オプション(OPTIONAL))、または
  2. idref(必須(REQUIRED))

資産要素には、資産コレクションに対する精緻化要素を含むこともできます。

当事者クラスは、当事者uidおよび規則に対する機能的役割の両方を表す1つの当事者要素です。当事者要素には、次の属性が含まれます。

当事者要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。

  1. uid(必須(REQUIRED))、機能(必須(REQUIRED))、型(オプション(OPTIONAL))、id(オプション(OPTIONAL))、または
  2. idref(必須(REQUIRED))

当事者要素には、当事者コレクションに対する精緻化要素を含むこともできます。

許可要素には、次の要素が含まれます。

禁止要素には、次の要素が含まれます。

義務要素には、次の要素が含まれます。

義務要素には、次の属性が含まれます。

義務要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。

  1. uid(オプション(OPTIONAL))、または
  2. id(必須(REQUIRED))、または
  3. idref(必須(REQUIRED))

行為要素には、次の属性が含まれます。

行為要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。

  1. 名前(必須(REQUIRED)、id(オプション(OPTIONAL))、または
  2. idref(必須(REQUIRED))

行為要素には、精緻化要素を含むこともできます。

制約要素には、次の属性が含まれます。

注: 制約の名前属性は、ODRL情報モデルではleftOperand(左オペランド)と呼ばれます。

制約要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。

  1. 名前(必須(REQUIRED))、演算子(必須(REQUIRED))、rightOperand(右オペランド)および/またはrightOperandReference(右オペランド参照)(必須(REQUIRED))、dataType(データ型)(オプション(OPTIONAL))、単位(オプション(OPTIONAL))、ステータス(オプション(OPTIONAL))、id(オプション(OPTIONAL))、または
  2. idref(必須(REQUIRED))

論理制約要素の属性は、下記の属性の集合とそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。

  1. 名前(必須(REQUIRED))、rightOperand(右オペランド)(必須(REQUIRED))

義務が(外部)資産を参照する場合、ODRL XML表現とその(外部)資産の表現をパッケージ化する必要があります。このXMLエンコーディングの仕様では、コミュニティがデータ相互運用性のために優先オプションを利用するため、特定のパッケージ化メカニズムは必須ではありません。

XMLの例

下記の例は、方針に関する何らかのメタデータが含まれているODRL方針のXMLシリアル化を示しています。この例では、ターゲット資産と譲渡関と譲受人の当事者は、方針レベルで定義されており、したがって、両方の許可規則に適用されます。最初の許可により、譲受人は、追跡されることを認める限りターゲット資産を再生することが可能となります。2番目の許可により、譲受人は、5,000ユーロの補償金で、ターゲット資産を識別されている国(イタリア)に配信できるようになります。

例1
<o:Policy xmlns:o="http://www.w3.org/ns/odrl/2/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/terms/" 
          type="http://www.w3.org/ns/odrl/2/Agreement"
          uid="http://example.com/policy:9001" 
          profile="http://example.com/odrl:profile:10X">
    <dc:creator>Acme Enterprises</dc:creator>
    <dc:issued>2017-01-01T12:00</dc:issued> 
    <o:asset uid="http://example.com/music:4545" 
             relation="http://www.w3.org/ns/odrl/2/target"/>
    <o:party uid="http://example.com/sony"
             function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigner"/>
    <o:party uid="http://example.com/billie"
             function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee"/>
    <o:permission>
        <o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/play"/>
        <o:duty>
            <o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/acceptTracking"/>
        </o:duty>
    </o:permission>
    <o:permission>
        <o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/distribute"/>
        <o:constraint name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial" 
                      operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq" 
                      rightOperand="http://vocab.getty.edu/tgn/1000080"/>
        <o:duty>
            <o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensate">
               <o:refinement name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/payAmount"
                   operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
                   rightOperand="5000.00" 
                   unit="http://dbpedia.org/resource/Euro"/>
            </o:action>
        </o:duty>
    </o:permission>  
</o:Policy>

XMLリンク付け

許可と禁止で同じ要素の内容の繰り返しをサポートするために、資産、当事者、制約、行動、義務の要素は、xmlのidとidrefの属性をサポートしています。id属性を用いて識別されるこれらの要素は、同じ名前の要素をidref属性を用いて参照できます。このケースでは、参照元の要素は他の内容を持ってはなりません。

下記の例で示しているように、禁止は、制約要素を除いて、許可で定義されている要素を参照します。このケースでは、譲受人は、音楽資産をイタリアで再生できますが、フランスではできません。

uid属性も含んでいる義務要素でこの機能を用いる場合には、大きな違いがあることに注意してください。uid属性は、複数の許可の同じ義務を参照するために用います。このケースでは、すべての許可にアクセスするためには、義務は1回しか履行する必要がありません。idとidrefの属性を用いると、このケースでは参照するたびに(潜在的に何度も)義務を履行しなければならないため、セマンティクスが変わります。同じ義務要素にuidとidの属性を用いることは認められていないことに注意してください。

論理制約

論理制約をサポートするために、制約オブジェクトは方針レベルで表され、id属性でローカルに識別できます。そして、(規則の)論理制約は、leftOperand(左オペランド)ではその#idを用い、名前属性では論理関係を用いてこれらの制約を参照できます。

ODRL XML処理システムは、論理制約のrightOperand(右オペランド)における#idの使用を検出しなければなりません(MUST)。そして、検出された場合、論理制約の処理モデル([odrl-model]で定義されている)に従わなくてはなりません(MUST)。

下記の例は、id C1C2で定義されている2つの制約を示しています。許可における論理制約は、rightOperand(右オペランド)で#C1#C2の値を用い、名前属性で論理関係(xone)を用いてこれらを参照しています。

例3
<o:Policy xmlns:o="http://www.w3.org/ns/odrl/2/"
          type="http://www.w3.org/ns/odrl/2/Offer"
          uid="http://example.com/policy:9001"
          profile="http://example.com/odrl:profile:10X">
    <o:party uid="http://example.com/billie"
             function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee"/>
    <o:permission>
        <o:asset uid="http://example.com/music:4545" 
                 relation="http://www.w3.org/ns/odrl/2/target"/>
        <o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/distribute"/>
        <o:constraint name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/xone"
                      rightOperand="#C1 #C2"/>
    </o:permission> 
</o:Policy>
...
<o:constraint id="C1" name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial" 
                  operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq" 
                  rightOperand="http://vocab.getty.edu/tgn/1000080"/>
				  
<o:constraint id="C2" name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial" 
                  operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq" 
                 rightOperand="http://vocab.getty.edu/tgn/1000090"/>

6. プライバシーに関する留意点

この項は非規範的です。

PrivacyサブクラスをサポートしているODRL方針には、当事者の識別情報や当事者に関するデータが含まれている資産の存在の識別情報などの潜在的に機密の個人情報へのリンクが含まれている可能性があります。ODRLプライバシー表現を作成または利用する実装では、方針がどのような方法で用いられているか、その方針が他のどのような当事者と共有されているか、方針が他の当事者と共有されている理由をすべての関連するユーザに伝えるための措置を取らなければなりません。

A. 非推奨となった用語

ラベル 識別子 非推奨の根拠
Device http://www.w3.org/ns/odrl/2/device http://www.w3.org/ns/odrl/2/systemDevice
System http://www.w3.org/ns/odrl/2/system http://www.w3.org/ns/odrl/2/systemDevice
proximity http://www.w3.org/ns/odrl/2/proximity
Append http://www.w3.org/ns/odrl/2/append http://www.w3.org/ns/odrl/2/modify
Append To http://www.w3.org/ns/odrl/2/appendTo http://www.w3.org/ns/odrl/2/modify
Copy http://www.w3.org/ns/odrl/2/copy http://www.w3.org/ns/odrl/2/reproduce
Export http://www.w3.org/ns/odrl/2/export http://www.w3.org/ns/odrl/2/transform
Lease http://www.w3.org/ns/odrl/2/lease
License http://www.w3.org/ns/odrl/2/license http://www.w3.org/ns/odrl/2/grantUse
Lend http://www.w3.org/ns/odrl/2/lend
Pay http://www.w3.org/ns/odrl/2/pay http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensate
Payee Party http://www.w3.org/ns/odrl/2/payeeParty http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensatedParty
Preview http://www.w3.org/ns/odrl/2/preview
Secondary Use http://www.w3.org/ns/odrl/2/secondaryUse
Write http://www.w3.org/ns/odrl/2/write http://www.w3.org/ns/odrl/2/modify
Write to http://www.w3.org/ns/odrl/2/writeTo http://www.w3.org/ns/odrl/2/modify
Ad-hoc sharing http://www.w3.org/ns/odrl/2/adHocShare
Extract character http://www.w3.org/ns/odrl/2/extractChar
Extract page http://www.w3.org/ns/odrl/2/extractPage
Extract word http://www.w3.org/ns/odrl/2/extractWord
Timed Count http://www.w3.org/ns/odrl/2/timedCount
Inherit Relation http://www.w3.org/ns/odrl/2/inheritRelation
Inheritance Allowed http://www.w3.org/ns/odrl/2/inheritAllowed
Undefined Term http://www.w3.org/ns/odrl/2/UndefinedTerm
Handle Undefined Term http://www.w3.org/ns/odrl/2/undefined
Ignore Undefined Actions http://www.w3.org/ns/odrl/2/ignore
Support Undefined Actions http://www.w3.org/ns/odrl/2/support
Asset Scope http://www.w3.org/ns/odrl/2/AssetScope
Party Scope http://www.w3.org/ns/odrl/2/PartyScope
Scope http://www.w3.org/ns/odrl/2/scope
Group http://www.w3.org/ns/odrl/2/Group
Individual http://www.w3.org/ns/odrl/2/Individual
All http://www.w3.org/ns/odrl/2/All
All First-Level Connections http://www.w3.org/ns/odrl/2/AllConnections
All Second-level Connections http://www.w3.org/ns/odrl/2/All2ndConnections
All Group Connections http://www.w3.org/ns/odrl/2/AllGroups
Attach policy http://www.w3.org/ns/odrl/2/attachPolicy http://creativecommons.org/ns#Notice
Attach source http://www.w3.org/ns/odrl/2/attachSource http://creativecommons.org/ns#SourceCode
Share-alike http://www.w3.org/ns/odrl/2/shareAlike http://creativecommons.org/ns#ShareAlike
Commercialize http://www.w3.org/ns/odrl/2/commercialize http://creativecommons.org/ns#CommercialUse
Share http://www.w3.org/ns/odrl/2/share http://creativecommons.org/ns#Sharing

B. 謝辞

POEワーキンググループは、ODRLコミュニティ・グループおよび以前のODRLイニシアチブの貢献に謝意を表します。特に、編集者は、過去の編集上の貢献に対し、Mo McRoberts (オントロジー)、Susanne Guth (語彙)、Jonas Oberg (JSON)、Lu Ai (JSON)に謝意を表します。

現在の仕様では、POEワーキンググループはGregg Kellogg (JSON-LDコンテキスト)からの貢献に謝意を表します。

C. 勧告候補終了基準

この仕様を勧告案に進めるためには、下記の各機能の少なくとも2つの独立した実装がなければなりません。各機能は、異なる製品に実装でき、1つの製品がすべての機能を実装するという要件はありません。

機能

終了基準を評価する目的で、下記を機能とみまします。

さらに、以下の条件が実証された時には、ODRL語彙は有効であるとみなされるでしょう。

特定の機能の有無によってその動作を変更しないソフトウェアは、勧告候補段階を終了する目的でその機能を実装しているとはみなされません。

D. W3C ODRLコミュニティ・グループ報告との関係

Permissions & Obligations Expressionワーキンググループの成果物の基礎はW3CW3C ODRLコミュニティ・グループが作成したリポートです。ODRLコミュニティ・グループは、コンテンツ提供の公開、配信、利用に関する資産の利用方法の革新的な表現をサポートするために、一連の仕様を開発しました。ODRLコミュニティ・グループの最終的なアウトプットは、ODRLの主要な更新であり、元のODRLバージョン1.1[odrl](W3Cノートとして公開された)に取って代ったバージョン2.1の仕様でした。

下記のドキュメントは、ODRLコミュニティ・グループ報告シリーズの一部です。

ODRL語彙および表現は、ODRLコミュニティ・グループの成果の4つ(ODRL V2.1共通語彙、ODRL V2.1 XMLエンコーディング、ODRL V2.1オントロジー、ODRL V2.1 JSONエンコーディング)の組み合わせと統合から派生したものですW3Cワーキンググループの成果物とODRLコミュニティ・グループ報告の違いに関する詳細は、付録に記載しています。すべての新しいODRL実装では、W3C Permissions & Obligations Expressionワーキンググループの成果物を用いることが期待されています。

E. 旧バージョンからの更新

2016年7月21日の最初の公開草案からの更新:

2017年2月23日の草案からの更新:

2017年9月26日の勧告候補からの更新:

2018年1月4日の勧告案からの更新:

F. 参考文献

F.1 規範的な参考文献

[json-ld]
JSON-LD 1.0. Manu Sporny; Gregg Kellogg; Markus Lanthaler. W3C. 16 January 2014. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/json-ld/
[odrl-model]
ODRL Information Model 2.2. Renato Iannella; Serena Villata. W3C. 15 February 2018. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/odrl-model/
[owl2-overview]
OWL 2 Web Ontology Language Document Overview (Second Edition). W3C OWL Working Group. W3C. 11 December 2012. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/owl2-overview/
[rdf-schema]
RDF Schema 1.1. Dan Brickley; Ramanathan Guha. W3C. 25 February 2014. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/rdf-schema/
[rdf11-concepts]
RDF 1.1 Concepts and Abstract Syntax. Richard Cyganiak; David Wood; Markus Lanthaler. W3C. 25 February 2014. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/rdf11-concepts/
[RFC2119]
Key words for use in RFCs to Indicate Requirement Levels. S. Bradner. IETF. March 1997. Best Current Practice. URL: https://tools.ietf.org/html/rfc2119
[skos-reference]
SKOS Simple Knowledge Organization System Reference. Alistair Miles; Sean Bechhofer. W3C. 18 August 2009. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/skos-reference/
[xmlschema11-2]
W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 2: Datatypes. David Peterson; Sandy Gao; Ashok Malhotra; Michael Sperberg-McQueen; Henry Thompson; Paul V. Biron et al. W3C. 5 April 2012. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/xmlschema11-2/

F.2 参考情報の参考文献

[bcp47]
Tags for Identifying Languages. A. Phillips; M. Davis. IETF. September 2009. IETF Best Current Practice. URL: https://tools.ietf.org/html/bcp47
[dcterms]
DCMI Metadata Terms. Dublin Core metadata initiative.14 June 2012. DCMI Recommendation. URL: http://dublincore.org/documents/dcmi-terms/
[foaf]
FOAF Vocabulary Specification 0.99 (Paddington Edition). Dan Brickley; Libby Miller. FOAF project. 14 January 2014. URL: http://xmlns.com/foaf/spec
[iso3166]
ISO 3166: Codes for the representation of names of countries and their subdivisions.. International Organization for Standardization (ISO). 2013. ISO 3166-1:2013. URL: http://www.iso.org/iso/catalogue_detail?csnumber=63545
[odrl]
Open Digital Rights Language (ODRL) Version 1.1. Renato Iannella. W3C. 19 September 2002. W3C Note. URL: https://www.w3.org/TR/odrl
[odrl2-req]
ODRL Version 2 Requirements. Susanne Guth; Renato Iannella. ODRL Initiative. 13 February 2005. Working Draft. URL: https://www.w3.org/2012/09/odrl/archive/odrl.net/2.0/v2req.html
[odrl21-json]
ODRL Version 2.1 JSON Encoding. Jonas Oberg; Stuart Myles; Lu Ai. W3C. 5 March 2015. W3C Community Group Final Specification. URL: https://www.w3.org/community/odrl/json/2.1/
[odrl21-model]
ODRL Version 2.1 Core Model. Renato Iannella; Susanne Guth; Daniel Paehler; Andreas Kasten. W3C. 5 March 2015. W3C Community Group Final Specification. URL: https://www.w3.org/community/odrl/model/2.1/
[odrl21-onto]
ODRL Version 2.1 Ontology. Mo McRoberts; Victor Rodriguez Doncel. W3C. 5 March 2015. W3C Community Group Final Specification. URL: https://www.w3.org/ns/odrl/2/ODRL21
[odrl21-vocab]
ODRL Version 2.1 Common Vocabulary. Renato Iannella; Michael Steidl; Susanne Guth. W3C. 5 March 2015. W3C Community Group Final Specification. URL: https://www.w3.org/community/odrl/vocab/2.1/
[odrl21-xml]
ODRL Version 2.1 XML Encoding. Renato Iannella. W3C. 5 March 2015. W3C Community Group Final Specification. URL: https://www.w3.org/community/odrl/xml/2.1/
[vcard-rdf]
vCard Ontology - for describing People and Organizations. Renato Iannella; James McKinney. W3C. 22 May 2014. W3C Note. URL: https://www.w3.org/TR/vcard-rdf/
[xml]
Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Fifth Edition). Tim Bray; Jean Paoli; Michael Sperberg-McQueen; Eve Maler; Francois Yergeau et al. W3C. 26 November 2008. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/xml/
[xmlschema11-1]
W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 1: Structures. Sandy Gao; Michael Sperberg-McQueen; Henry Thompson; Noah Mendelsohn; David Beech; Murray Maloney. W3C. 5 April 2012. W3C Recommendation. URL: https://www.w3.org/TR/xmlschema11-1/