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バーコード

バーコード

【2007-01-05更新】

バーコードには、多くの種類があります。ここでは、主なものをご紹介します。

名称 ヨミ 英語名 バーコード 解説
EAN外部へのリンクJAN イアン、ジャン European Article Number
Japan Article Number
EAN,JAN 国際共通商品コードです。
CODE39 コードサンキュウ Code 39 CODE39 英数字に対応した誤読率が低いコードで、産業界で多く用いられています。
ITF アイティーエフ Interleaved Two Of Five code ITF 物流商品コードです。ダンボール箱などの梱包箱で利用されています。
NW-7 エヌダブリューシチ NW-7/Narrow Wide 7 NW-7 プリンタで印刷しやすいため、図書館のバーコード・ラベル用に広く使われています。一般には宅急便荷札やDPE封筒用に使われます。CODABAR(コーダバー)とも呼ばれます。
CODE128 コードイチニーハチ Code 128 CODE128 非常に少ないバーで、全てのASCIIコードを表すことができるコードで、物流用に用いられます。
CODE93 コードキュウサン Code 93 CODE93 CODE39のバーコード長を短くする為に開発されたバーコードで、全てのASCIIコードを表すことができます。
RSS アールエスエス Reduced Space Symbology RSS-14 EANとUCC(米国コードセンター)が定めたEAN UCCシンボルの派生バージョンで、省スペースのバーコード規格として開発・標準化されました。RSS-14、RSS-14 Stacked、RSS-14 Limited、RSS Expandedなどの種類があります。国際標準の商品識別コードGTIN(ジーティン;Global Trade Item Number = 国際標準コード)の14桁の値を表現でき、日本では主に医薬用に用いられています。

EAN、JANとUPC

EANは国際標準となっている共通商品コードで、世界中の商品に使われています。アメリカ・カナダではUPC外部へのリンク(ユーピーシー;Universal Product Code)という商品コードが使用されており、EANはUPCとも互換性があります。JANは、EANコードの日本国内での呼称です。

EAN 主要国の国コード等
コード 国名 コード 国名
000-139 アメリカ・カナダ(UPC) 300-379 フランス
400-440 ドイツ 450-459および490-499 日本
460-469 ロシア 471 台湾
500-509 イギリス 690-695 中国
800-839 イタリア 840-849 スペイン
880 韓国 930-939 オーストラリア
200-299 インストア 977 定期刊行物(ISSN)
978 書籍(ISBN) 979 書籍および楽譜(ISMN)
980 返金受領書 981-982 ユーロ通貨クーポン
990-999 クーポン

ペット・ボトルに印刷されているEANコードの例

2次元バーコード

2次元バーコード(2-dimensional barcode)は、水平、垂直(横・縦)方向に情報を記録できるバーコードです。これに対し、従来のバーコードは、1方向にしか情報を記録できないため、1次元バーコードとも呼ばれます。2次元バーコードは、カメラ付き携帯電話やノートパソコンなどの携帯端末で扱えるようになり、一般的になってきました。従来のバーコードと比較して、数10倍〜数100倍というより多くの情報を記録することができる、誤り訂正が可能でバーコードが多少破損・汚損していても読み取れる、などの特徴があります。
2次元コードはその構造から、大きく2種類に分類されます。1つは、従来のバーコードを積み重ねたような形の「スタック型2次元コード」で、CODE49CODE16KPDF417などが代表的です。もう1つは、碁盤上に白と黒の点を並べたような形の「マトリックス型2次元コード」で、QRコードデータマトリックスデータコード)、マキシコードが代表的です。
世界的にはPDF417が最も普及していますが、日本では、漢字(最大1817文字)を扱うことができるQRコードが最も普及していますす。

PDF417 QRコード
PDF417 QRコード
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書籍コード

【2006-05-19更新】

書籍に印刷されているバーコードもEANを採用していますが、他の商品のバーコードとは異なり、国コードの部分に「978」または「979」という、書籍を表す特殊なコードを割り付けてあります。
世界中で出版されている書籍にはこの、「978」または「979」から始まるバーコードが印刷されています。洋書にはこのEANコードが1つだけ印刷されているのが通常ですが、日本の書籍にはバーコードが2つ(2段)印刷されています。
日本では、1970年から日本書籍出版協会と日本出版取次協会が制定した日本独自の書籍コードと呼ばれるコードを使用していましたが、1981年からEANコードに基づく日本図書コードに移行しはじめ、書籍コードは1983年に廃止されました。その後、1991年からは、日本図書コードをJANコード体系に割り付け、さらにコンビニエンス・ストアーなどで用いられているPOSシステムで扱えるように、書籍の分類や定価を入れたバーコードを2段目に印刷するようになりました。これらを書籍JANコードと呼びます。

書籍JANコードの例 書籍コードの例
書籍JANコード 書籍コード

(1) 書籍JANコード(上段)

例)9784896944723
978 489694472 3
フラッグ ISBN チェック・デジット

JAN/ISBN書籍用フラッグ(3桁)
「978」は、EANコードで決められている書籍JANコードであることを表すフラッグ(しるし)です。
lSBN(9桁)
ISBNからチェック・デジットを除いた番号です。
チェック・デジット(1桁)
数字の間違えをチェックするための数字またはアルファベットです。

(2) 書籍JANコード(下段)

例)1920071038001
192 0071 03800 1
フラッグ 分類コード 価格コード チェック・デジット

書籍JAN2段フラグ(3桁)
「191」または「192」は、書籍JANコードの2段目であることを表します。消費税が3%(内税)から5%(外税)に改正された時(平成9年4月1日)に「191」から「192」に変更されました。
分類コード(4桁)
日本図書コードの分類コードです。
価格コード(5桁)
定価を表します。例えば、「03800」は3,800円を表します。10万円以上の場合の価格コードは「00000」です。
チェック・デジット(1桁)

(3) ISBN

例)ISBN 4-89694-472-0
ISBN 4 - 89694 - 472 - 0
フラッグ グループ・コード - 出版者コード - 書名コード - チェック・デジット

ISBN(アイエスビーエヌ;International Standard Book Number = 国際標準図書番号)は、イギリスの標準図書番号であったSBN(エスビーエヌ;Standard Book Number)を元にISOの規格(ISO 2108:1992)およびJISの規格(JIS X 0305:1999)になりました。
10桁の数字でしたが、出版点数の増加などの理由により、2年の移行期間を経て2007年1月から13桁へ拡張されました。識別のため、10桁のISBNをISBN-10、13桁のISBNをISBN-13と表記することがあります。
ISBN-13は、ISBN-10の前にEANコード(日本ではJANコード)の書籍を表す接頭辞「978-」または「979-」を追加し、チェック・デジットを再計算したものになります。「979-」は、2007年以降に出版者コード番号が払底して割り当てられなくなった国、言語圏、地域が使用できます。
ISBN-13は5種類のコードから構成されていますが、書籍接頭辞と末尾のチェック・デジットを除いて各コードの桁数は決まっていません。
詳細はISOの関連ページ外部へのリンクおよび日本図書コード管理センターのガイドライン外部へのリンク追補版外部へのリンク)をご覧ください。

13桁のISBNと書籍JANコード
13桁のISBNと書籍JANコードの例
ISBN 978 - 4 - 8222 - 8301 - 8
フラッグ 書籍接頭辞 - グループ・コード - 出版者コード - 書名コード - チェック・デジット

グループ・コード
国、言語圏、地域などを表します。主なグループ・コードは下記の通りです。

コード 国名 コード 国名
0,1 英語圏(アメリカ,イギリスなど) 7 中国
2 フランス語圏(フランス,カナダの一部など) 84 スペイン
3 ドイツ語圏(ドイツ,オーストリアなど) 88 イタリア
4 日本語圏 89 韓国
5 ロシア語圏の国 957 台湾

出版者コード
桁数は出版者の規模によって変わります。
書名コード
出版者が割り与えられている範囲内でその書籍に与える番号です。
チェック・デジット(1桁)

(4) 分類コード

例)C0071
C 0 0 71
フラッグ 販売対象コード 発売形態コード 内容コード

Cコード(シーコード)とも呼ばれる日本図書コードの分類コードです。頭の「C」は、Classification(分類)の頭文字なのでしょう。数字4桁のうち、第1桁は販売対象コード、第2桁は発売形態コード、第3-4桁は内容コードです。内容コードは、NDC(日本十進分類法)を一部修正したものです。

(5) 価格コード

例)\3800E
\ 3800 E
フラッグ 価格コード 終了コード

頭に「\」がついている場合は消費税5%(外税)で、「P」がついている場合は消費税3%(内税)を意味します。最後の「E」はコードの終わりを示しています。

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雑誌コード

【2006-05-19更新】

日本の雑誌には、1954年に東京出版販売(東販)でIBMナンバー(4桁)として開始されたコードが使用されていました。1968年11月に雑誌コード(5桁)と改称し、1986年に雑誌コードをそのまま取り込んだ共通雑誌コード(13桁)として、JANコード体系に割り付けました。1991年12月には、共通雑誌コード用フラッグの桁を1桁減らして定価を1桁増やしています。

雑誌コードの例

(1) 共通雑誌コード(雑誌Tコード)

例)T1107179061203
T11 07179 06 120 3
フラッグ 雑誌名コード 月刊コード 定価コード チェック・デジット

共通雑誌コードフラッグ(2桁)
「T11」は消費税5%(外税)、「T10」がついている場合は消費税3%(内税)を意味します(1991年12月までは、「T491」で、定価コードが2桁でした)。
雑誌コード(5桁)
月刊コード(2桁)
月号あるいは号数を表します。
定価コード(3桁)
10円単位で表示されます。例えば、「120」は1200円を表します。1万円以上もしくは1円単位の端数がある場合の価格コードは「000」です。
チェック・デジット(1桁)

(2) 雑誌コード

例)雑誌07179-06
雑誌 0 7179 - 06
フラッグ 発行形態コード 雑誌名コード - 月刊コード

「雑誌」に続く第1桁は、発行形態コードを表します。
コード 内容 コード 内容
0,1 月刊誌 6 ムック
2,3 週刊誌 8 雑誌コードを取得していないもの
4,5 コミックス 7,9 予備

続く第2-5桁は雑誌名コードを表し、その 最後の1桁は、その雑誌が月刊誌なのか週刊誌なのかで表す内容が異なります。
コード 内容
発行形態コードが
「0,1」(月刊誌)の場合

末尾は奇数になっていて、1を加えて別冊・臨時増刊号を表します。

例)『日経情報ストラテジー』(月刊誌)
雑誌コード 内容
雑誌07179-06 6月号
雑誌07170-06 6月号の別冊・臨時増刊号
発行形態コードが
「2,3」(週刊誌)の場合

1-5の場合は第何週目の発行分かを、 また6-9の場合は別冊・臨時増刊を表します。

例)『世界週報』(週刊誌)
雑誌コード 内容
雑誌20375-5/29 5月29日号(第5週目の刊行分)
雑誌20376-5/4 別冊・臨時増刊号

ハイフン(-)の後は月刊コード、つまり何月号なのかを表します。

ISSN

ISSN(アイエスエスエヌ;International Standard Serial Number = 国際標準逐次刊行物番号)は、ユネスコが提唱したISDS(アイエスディーエス;International Standard Data System = 国際逐次刊行物データシステム)のコードを利用しており、ISOの規格(ISO 3297:1998)およびJIS規格(JIS X 0306:1999)になっています。8桁の数字のうち、第1-7桁までは一連番号で意味が無く、最後の1桁がチェック・デジットです。

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CyberLibrarian : tips on computer for librarians, 1998-