○ 01/31

 眠い。パナソニックのピノキオをいぢる。PDA付PHSなんだけど、おもろいわ、これ。京セラのヤツよりおもろいかもしれん。ペン式だし形もPDAだし。いまどきニフティにしか対応してないってところが日本的というか時代錯誤というかまあしゃあないんだろーけど、PIAFS対応版を出すときにはPPP接続できるようになってないとあかんわな。ユーザーインタフェースがいまひとつ洗練されてないのも気に入らないしな。でも基本コンセプトとしては賛成。こういうのって欲しいもん。今から、PIAFS対応のPHS電話を狙っている身としてはね。さらにいえば、アドレス帳にポケベル欄は絶対必要だし、PHSとケイタイの両方を持っている人への対応も必要だし。まだまだいろいろあるけど。詳しくは原稿に書く。
 FF7発売日である。わはは。ここ数日はそこらぢゅうで原稿が遅れるだろーなあ。

○ 01/30

 MS Office 97の発表会へ行く。ダンガリーのOffice97シャツを貰う。発表会を見ながら、頭の中でデビッド・ボウイの1984が鳴り響く。インテリマウスだそーである。あほやなあ。少しずつ少しずつ複雑化していって、自分とこのソフトやハード以外使えない身体になってしまう人々を増やしていくらしい。初心者のオヤジにとって一番難しいのはダブルクリックらしい。そら難しいわなあ。Windows95ぢゃ。あたしだってよくミスるもん。ダブルクリック。原因は簡単。マックのマウスドライバって、1回目と2回目のクリックの間に少しくらいマウスが動いてもちゃんとダブルクリックとして認識してくれるの。Windows95のマウスドライバって1ドットでも動くと別のクリックとみなされちゃうの。ダブルクリックが苦手な人ってみんな1回目と2回目でマウスが動いちゃうのが原因なのよね。力がはいっちゃって。だからWindows95でダブルクリックがうまくいかないのは当たり前なの。そういう基本的なユーザーインタフェースをなおさないで、マウスをいぢったってしゃあないやないか。あほかっ。ソフトやドライバをもうちょっとユーザーフレンドリにすれば簡単に解決する問題なのに、基礎をほっといて機能を増やして対処していくってゆー姿勢は素晴らしいね。そうやってがんじがらめにしていくって世界征服には欠かせないもん。
 どうも新聞の原稿ってターゲットを絞りづらくてなかなか進まない。うーむ。なんとか明け方に決着をつける。

○ 01/29

 寝転がろうとしたら首がグキッと大音響を奏でて(かなでへんっ)、筋を痛めた。がーん。首がまわらんくなってしもたぁ。痛いよぉ。
 OpenDoc 1.1.2Jとさいばどくん1.2.1Jがリリースされる。早速落としてきてインストール。勢いで、OpenDoc用のライブオブジェクトセット$99.5を買ってしまう。わははは。これでひととおりのメジャーなパーツが揃ったのである。しかしまあまとめて買うと高いぞぉ。
 ガメラ2をビデオでみる。わはははは。すごいぞこれっ。椿三十郎以来の日本が誇るエンターテイメント映画だね、こりゃ。前作も凄かったけど、エンターテイメント性とクールさではガメラ2の方がずっと上。日本SF大賞とったのもわかる。必見。いやあよいものを見させていただいたっす。
 ASAhIパソコン連載の最終回を書き上げてメール。
 これからMACWORLD会場で配る新聞用の原稿を書かねばならない。はー。首が痛いのにぃ←そんなんしったことぢゃないわい←へんしう

○ 01/28

 寝坊する。困ったものである。ぼーっとしてたら夜になる。ますます困ったものである。いいオナニーのネタがない。すべからく困ったものである。

○ 01/27

 寝坊する。慌てて有楽町へ飛んで行き、akiaの新製品発表会へ。例のMacOSマシンである。今年はできれば売り上げの半分をMacOS関係にしたいと社長はいう。そこで考える。今回のラインナップでは売り上げの半分は難しかろう。ということは、四半期ごとに出すという新製品にドカンと売れるようなタマを考えているってことだ。ひとつはノートである。でも下手したら秋になるだろうからそう簡単に売り上げは伸びまい。ってことは夏までに発表するタマがあるはずだ。あたしはそれを「液晶モニタ一体型の省スペースデスクトップ」ではないかとみている。スパルタカスのよーなものだ。どないなもんでしょ?>akia。しかしまだ高いなあ>TFT液晶モニタ。800×600でいいんだけどなあ。
 WXIIIだがやはり調子は良くない。ATOK8に戻そうかなあ。うーむ。
 ぱげみる2だが、この日記のようにテキストの分量が増えると途端に反応が鈍くなる。なんだかなあ。とりあえず、604e/200のカードが欲しいぞっ。
 オペラシティへ行って@@@@とか@@@@@とか@@@とか。なんやかやしてそのあと打ち合わせに突入していろいろとうだうだする。週一かあ。わはははは。死ぬなあ。
 昨年分の源泉徴収票が続々と送られてくる。まだ封は切ってないけど。多いとうっとーしいし、少ないと寂しいからだ。どーせまとめてMariner-Jで足し算するんだけれども。

○ 01/26

 朝寝て午後起きる。天気がいいので散歩する。
 atok8が悪さするとまことしやかに囁かれるので(Macが不安定になったらまず疑うべきはMS Office、次はATOK8だそーな。わはははは)、部屋の中をあさって他のIMを探してみる。MacVJE-Deltaがいいかと思ったが、γしかない。そっか、アップグレードしてないんだった。しゃあないので確かこの辺にあったかな、ごそごそごそとWXIIIを発見。ATOK8を外し、WXIIIを入れ、A.I.Softのページから最新版へのアップデータを引っ張ってきて当ててやり環境設定キーコンフィギュレーションなどを重ねた上で使ってみることにする。そういやあ、yahoo japanはいけない。A.I.Softも登録されてないんだから。困ったもんだ。
 果たしてATOK8に比べて少しはましになったかというとそれはまだわからぬ。
 13.3インチで832×624フルカラーの液晶ディスプレイなんざよいねぇ。ないかねぇ。この真っ平らな壁が光ってるってさまがよい。わずかな滲みもなくピンとドットが立っているのもまたよい。とりあえずないかね。ノートでは駄目なのだよな。ディスプレイだけがピンと立っているのがいいんだからさ。
 日経バイト「混沌の館にて」を読んでいるとジェリー・パーネルがあたしと同じトラブルにハマってて面白い。そっかあたしだけではなかったか、とゆーのは、Windows95を使っていると、2,3分に1度数秒間Win95が「ためらう」って話。ジェリー・パーネルのところではEtherのカードが悪いんぢゃないかって話だが、うちも多分そうだろうと思う。原因は不明だけど。どこのカードいれてたっけな。でもな、やっぱ困るのである。何故なら、ゲームするからだ。IndyCarなんて走らした日にゃ、コーナーの手前でいきなり「ためらい」やがったりして、気がついたら壁に激突してくれるんだもんな。先日山田祥平氏が「Win95って安定してるよ」というので「だって祥平さんゲームしないでしょ」「うん」。そら、余計なもんいれてないMacならそうそう凍ったりはしないよって話と一緒だ。

○ 01/25

 液晶ディスプレイはいいぞぉ。なんか気に入った。13.3インチっていっても、表示範囲は15インチCRTとほとんど一緒なんだよな。そういえば15インチCRTって15インチのブラウン管を使っているってだけで、実際に表示されているのは14インチもないんだもん。めいっぱい広げても13.4インチ程度でさ。今年は液晶ディスプレイの年になるかねぇ。
 NISUS Writer 5.0のレビューを書き上げ、それにつける図版づくりでハマる。OpenDocをからませるとやたらトラブるんだもん。がるるっ。OpenDocが悪いのかライブオブジェクトが悪いのかNISUS Writerが悪いのか。MacOSが悪いのか。全部だな、多分。でもNISUS WriterのHTMLマクロは面白い。意外と使えそうである。

○ 01/24

 今日発売のADOBE PageMill 2.0J(通称:ぱげみる2)を買う。これも今までJeditでしこしこやっていたのだが、ぱげみる2へ移行してみる。転送の都合からJISコードで書いているんだが、そーするとぱげみる2のHTML直接エディットもーどで文字バケバケになるんだよな。理屈としてはそーかもしれんが、編集中だけはシフトJISにしといてもらいたいんだが無理だろか。ふーむ。
 NISUS Writer 5.0もHTML用マクロを持っているからそれで書くことにしてもいいんだよな。考えてみれば。
 いやもっと考えてみれば、CyberDog(通称:さいばどくん)のftpがもっとちゃんとしてシフトJIS→JIS変換をしてくれればいいのだ。そしたらローカルファイルはシフトJISで統一できるもん。
 ソフマップで中ザワヒデキさんとばったり会う。ご無沙汰してます。
 エスカルゴムックの原稿を明け方にやっと書き上げ、メール。
 MacUserのNISUS Writerのレビューにとりかかる。

○ 01/23

 くっそぉ。アドビめぇ。なぜPageMill2.0Jのアップグレードの案内がこないぃぃぃ。アップグレードセンターは話し中ばっかやないかぁ。
 くっそぉ。Tooめぇ。なぜHDT 2.0を日本で売らないぃぃぃっ。
 くっそぉ。ゆーどらめぇ。何故ぶっこわれるぅぅ。なぜ初期設定データをリソースフォークなんかに持つぅぅ。がるるるっ。
 はーはー。疲れたぞくそっ。
 オペラシティへ行く。詳しくは内緒。
 レビュー用に巨大なタワー型マシンが届く。詳しくは内緒。
 エスカルゴムックの原稿を書く。朝が近い。
 NisusWriter 5.0Jはなかなか具合がよい。4.0に比べると遅いけど(68k版)、細かい使い勝手が上がったのはなにより。特にドラッグ&ドロップはやっぱ快適やわあ。わはははは。あとはさ、縦書きソフトのライブオブジェクト版が出て、NisusWriter内で縦書きができるようになるとか(NisusWriterについてくるGXerはQuickDrawGX必須だからだめ)、表や数式用ライブオブジェクトが出るとか(表のは出ているけど)すれば面白いよな。他にも、理科のテスト用ドローパーツとか地図作成用パーツとかそういうニッチなライブオブジェクトが増えればOpenDocってすごく面白くなるのに。好きなソフトをコンテナにして(NisusとEG Wordくらいだけど)、そこに必要なパーツを入れて文書を作れるようになるとOpenDocの地位も上がるでしょう。

○ 01/22

 いうまでもないが、寒い。
 ページホワイトグレイスケールのLC630は快調である。ふふふ。
 ASAhIパソコン編集部へ行って新連載の打ち合わせなどなどをする。
 日経01のゲームの原稿を書き上げてメールする。
 ところで、HDT 2.0を入手したいのだがどうすればいいのだろう。FWB社に直接申し込んだら、日本へは売ることができないって返事がきてしまったし。Too.は何をやっているのだぁぁっ。B's CrewやDrive7に乗り換えてもいいんだけど、HDTのドライバをつっこんである何10枚のSyQuestやMOがあるからヘンに移行するのは怖いんだよなあ。実のところ。

○ 01/21

 PageMill 2.0Jはまだ出てない。くそっ。バンダイデジタルの「GUNDAM 0079」を買う。PrestoStudioが制作したっていうんで、見てみたかったのだ。しかし、である。実写とCGの合成ってのはいいし、PrestoStudioの映像センスもよい。でも、ユーザーインタフェースである。Pippin用に開発してるもんで、マウスが使えないとこが多いのだ。三日月型パッドなら簡単だろーけど、でも、Macのソフトなんだからさ、キーボードだけやなくて、マウスでもボタン押せるように手直しして出荷するってのが筋ってもんだろーに。その辺をちゃんとしとかんからあかんのやないかあっ。あほっ。しかもPippin用をそのまま使ってるもんだから、「終了」ボタンがないやんけっ。なんでcommand+Qをいちいちおさなあかんのだっ。たわけっ。
 地図ソフトマニアとして無視できない「MapFunII23区版」を買う。はー。相変わらずカーナビ系の地図はカーナビ系のユーザインタフェースでカーナビっぽく動くのであった。とほほほ。誰かアトラスRDレベルの地図ソフトをMac用につくってくれんものか。県別マップルCDもタコだったしなあ。まだ「MAPMIX TOKYO23」の方がずっとよい。
 「ドラゴン・ヘッド」4巻「情報の歴史を読む」「インターネット中毒者の告白」「インターネットはからっぽの洞窟」(カッコーの人の本なので)を買う。本にカバーしてもらうのは嫌いなので断る。ときどきこちらに聞かずにカバーしようとする書店があるので、そういうときは忘れずに店員がカバーつけようとしたら「つけんでくれ」という。カバーしてもらってもどうせ最初に見つけたゴミ箱に捨てるんだからもったいないやんけ。
 ASAhIパソコンに頼まれたコラムと連載のコラムを仕上げてメールする。日経01からレイアウトが上がる。締切がタイトである。がーん。

○ 01/20

 某社新年会にて酒を飲む。あれやこれやと久々にオタクなとゆーか業界的なとゆーか普通の人にはわからん会話で盛り上がる。わははは。ニフティはいつ崩壊するかとか、UNIXのrootのパスワードがどうのこうのとか、メーリングリストがどうのこうのとか。
 ふと思い立って、LC630のモニタを16インチモードに切り替える。今まで15インチのACERのモニタに640×480の32000色表示していたのだが、考えてみたらカラーの処理は全部PowerMacでやっているわけで、だったら原稿書きとPIMとサーバーにしか使ってないLC630がカラーである必要はないやないかと。で、16インチモード(832×624ドット)に切り替えて画面を広くして16色グレイスケールにしてさらに「Page White Ganma」をかけて「ものくろモニタ」の世界へ突入する。わははは。おもろいぞぉ。グレイスケールでページホワイト色ってのも渋いものである。でも、モニタをこのモードにするとTVビデオシステムが作動しなくてテレビが見られない。うーむ。それは面白くないのである。LC630に入ってるTVビデオシステムってPowerMac7600にはつながんないのかなあ。無理だろなあ。TVチューナーだけはずしてなんとか無理矢理くっつけるか、ってのも考えたが、外付のTVチューナーだけ買った方が早いかもしれん。今度探してみよう。
 もうPageMill2.0Jが発売される(された?)というのに、アップグレードの案内がきてないぞぉぉ。がるるっ。めんどくさいので買うか←最近こればっか←びんぼへの道や。

○ 01/19

 寝て起きてテレビ見て飯喰って寝て起きてゲームして寝て少し仕事して本読んで寝ました。ナショナルジオグラフィックはアメリカ中華思想←なんだそりゃ、的なところあるけど凄い雑誌です。よいです。

○ 01/18

 日経01で海外ゲームの原稿を書くわけだが、そこで紹介するゲームの画面写真を撮るためにへんしうしゃとかめらまんが来宅。PCゲームの写真を撮り、マックで撮れるやつはあとでキャプチャしてメールするって話になる。
 ToonStruckの日本語版やりたいよぉ。日本語化の予定はないっすか?>ヴァージン
 LaoxNewsの原稿を書いてメールする。年明けてからけっこうのんびり仕事しているのだが、のんびりしてていいのか実は重大なことを忘れていてあとから死ぬことになるのかどっちだろう。すごく不安。何か忘れてませんか?>あたし
 CyberDog(愛称:さいばどくん)がときどきタイプ11エラーを出す。うーん。はやく2.0になれぇっ。すぐにでも出さないとまにあわんぞぉ。ただでさえアップルのソフトは正式版がなかなか出ないんだからっ。

○ 01/17

 フラクタルデザインのエクスプレッションを買う。わはははは。プロ用だから高くてあたしの手には余るソフトなんだけど、こういう、既成ジャンルにとらわれない新しいソフトを作ろうという高い志を持つソフトを見るとつい買ってしまうのだ。しかし、2軒回ったがマック版はどちらも売り切れ(Windows版はあったけど)。やっぱ売れているらしい。そーだよなあ。まだバージョン1.0ってことで基本機能しかなかったが、でも、すげぇおもろい。誰か絵心をください。ペインターの様な自由曲線を描けるドローソフトっていっちゃえばそれまでだけれども。
 NISUS Writer 5.0を買う。引っ越して1年たったんでアップグレードの案内も来ないし、値段も安くなったので買ってしまったのだ。68kMacで動かすが、旧バージョンより遅くなっている。わはは。PPCマックだとOpenDocできるが、OpenDocできても今のところ大してうれしくはない。まあ、ドラッグ&ドロップ対応と変数の固定機能かなあ。
 昨日の日記を読んだ旧Oh!X読者から情報が届いた。すげぇよ。書いた当人だって、書いたかどうかすら忘れていたのに。

これはたしか吉田幸一(さん)名義の記事のわきのコラムに荻窪圭(さん)名義で 書いていたとおもいます。ゲーム特集で、サイバー・ハイパー・ウェットという 記事が載っていた号だったと記憶しています。ジェノサイドの志の高さは明後日 の方向に行ってしまったとおもいますが、ジョブズが帰ってきて何が起こるか期待 しています。

ということで、こんな細かいところまで覚えていてくださるとは。おありがとうございます。すげぇ感動してます。「サイバー・ハイパー・ウェット」ってゆう胡散臭い記事を書きました書きました。サイバーの次はハイパーの時代が来て、その次はウェットの時代になるっていう、ルーディ・ラッカーの小説のタイトルからインスピレーションを得て書いた記事だったなあ、あれは←昔話モードに入ったらしい。
 久々にサターンをたち上げ、ファイターズメガミックスで遊ぶ。わははは。久しぶりにやったら腕が痛くなったぞくそっ。これでファイティングバイパーズを買わなくて済んだな。ヴァーチャファイターの方もかわしボタンがついて技も増えていたりして、お得感あり。

○ 01/16

 シャープのワイド画面ザウルスを見に行く。相変わらずザウルスであった。時代の一歩先ではなく、常に半歩先を見たスペックとゆーか、先端から一歩遅れてる人のためのマシンというか。今更ニフティとPC-VANにのみ対応といわれてもなあ。インターネットメールに対応してくれないと。どっちにしろザウルスを使うことはないだろうけど。
 @@@へ@@@@@の@@@@@を見にいく。@@@@はやはり@@@@だったが、@@@@@なのはどうなるのだろう。でも@@@@@@には@@@@な人たちが殺到するかもな。
 ジョブズは東京のエキスポにもくるかなあという話になる。来るような気はする。どうなんだろう。昔、Oh!Xに書いたかOh!Xの編集部でわめいたか忘れたけど、日本に足りないのはプログラマーではなくてジョブズなのだ、っていったことがある。プログラマーが足りないって話が出てたころだから10年ほど前だろうけど。要するに、プログラムを書く技術を持った人は大勢いても、彼らをまとめてコンセプトを与えて思いっきり尻を叩いて働かせてひとつのモノをうまく作らせる人材に欠けているって話だ。宣伝がうまくてコンセプトを作れるプロデューサーがいないっていうか。今でもそうだと思うのだが、そういった意味でジョブズの復帰は嬉しい。101匹わんちゃんもいいが、アップルのケツを叩いてマスコミをうまくだまくらかしてドカンとやってくださいませ>ジョブズ。
 大手町へ行ったついでに日経新聞本社ビルのサービスセンターで日経コンピュータと日経パソコンを買う。目的は日経コンピュータのNT特集。いやあ、噂には聞いていたが、凄いわ、この成毛社長へのインタビュー記事。これ読んでもNTさーばーで基幹業務システムを作ろうなんて思う人がいたら、そら奇特な人でっせ。この特集を読む限りでは、初期導入コストはパソコン+NTさーばーの方が安く済んでも、長い目で見たらすげぇ高くつくんぢゃないだろか。ねぇ。

○ 01/15

 ボロ市に行きそびれる。日経01の連載を書く。うーん、やらねばならない仕事が徐々に溜まってきたようである。
 エレコムのルナリスマウス気に入った。わははは。PC用もあることだし、うちのマウス全部これにしちゃおかしらん。

○ 01/14

 とうとうマウスを買う。純正品は9,000円以上もする。なんなんだあ。サードパーティの品はだいたい2,000円くらいである。それもなんだかなあ。てなわけで、せっかくだから前から一度使ってみたかったエレコムのルナリスマウスにする。ちゃんと1ボタンだし、小さくてカッコいいし、カウント数を変えられるし。最初は指の当たる位置が違って感触が気持ち悪かったけど、慣れると快適っ。400カウントにしたから動きもサッサーだし、小さいから小回りも利くし、色もマックに合ってるしでなかなかお気に入りである。でへへ。とうとううちのPowerMac7600はキーボードもモニタもアップル純正なのにマウスだけサードパーティ製という不気味な構成になってしまった。
 マイクロソフトマウスと「同じ」(と思われる)のマック用マウスがあったり、マイクロソフトのジョイスティックと「同じ」(と思われる)ジョイスティックがあったりで、なかなか面白い。どーせOEMだしなあ。

○ 01/13

 調子にのって「書剣恩仇録」3巻を買ってきて読む。わはは。面白いよぉ。やっぱ荒唐無稽っていいなあ。4巻が出るまでジリジリと待つことにする。
 bmac連載の原稿を書き上げてメールする。

○ 01/12

 調子にのって「書剣恩仇録」2巻を買ってきて読む。わはは。面白いよぉ。やっぱ荒唐無稽っていいなあ。カッコいいもん。さらに田中康夫の神戸・震災日記を読む。最近読書モードに入っているらしい。いいのかわるいのか。
 ASAhIパソコン連載を書き上げてメールする。
 PM7600のマウスの調子が悪い。横方向の動きが悪くなったのだ。くそっ。大昔に買ったLC630のマウスは絶好調なのになあ。ちなみに、LC630についていたのはマレーシア製、PM7600についてきたのはチャイナ製。掃除したりなんやかんややってたらとうとう横方向に動かなくなってしまって、クソッと怒って机に叩きつけたら直った。わははは。まあそんなもんや。でもだましだまし使っててもしゃあないので、予備のマウスを買うことにする。ナニがいいだろーか。

○ 01/11

 蒲生邸事件を読み終えてから寝る。最初はどうなることかと思ったが、おもろいやんけ。タイムトリップってネタがこんな風に使われる時代なんだなあ。
 調子にのって「書剣恩仇録」に手を出す。中国の武侠小説である。金庸作である。ものすごくデタラメで面白いのである。わははははっ。さすが中国やわ。やっぱ小説には小説の面白さがあって、久々にワクワクさせていただきました。はやく二巻を買ってきて読まねばならぬ。

○ 01/10

 単行本の打ち合わせ。ひーっ。3月末までに書く約束をしちゃったよぉ。くそぉ。まあとりあえず、今年は単行本を3冊出すのを目標にしよう。
 そろそろ書かねばならない原稿が溜まってきた。今週週末は仕事でつぶれそうだ。

○ 01/09

 bmac連載に使う写真を選び、画面キャプチャを取り、トリミングしたりして送る。確かにでかいファイルだけどときどき失敗するのはやめてくり>ゆーどら
 宮部みゆきの「蒲生邸事件」を読み始める。いかん、寝る前に小説を読むと頭が興奮して目が冴えてしまうではないか。それにしてもこの本、出して1ヶ月で14刷だもんな。すごいよなあ。

○ 01/08

 コミックキューのVol.3が出た。わはははは。今回のテーマはポルノである。わははは。安達哲がいる。ばんざい。実は「キラキラ」以来安達哲のマンガって好きなのであった。でも編集長のマンガが落ちている(泣笑)。杉浦日向子の「百日紅」を今頃買う。面白いぞこれっ。
 TheWindowsのコラムを書き上げてメール。
 「邪眼鳥」を読む。すげぇ傑作である。芸術品といってよいと思う。
 夜電話で呼び出され、mugwai連中が集まった飲み会へ顔を出す。酒を飲んでアホな話してラーメン食ってタクシーで帰る。
 MacWorldExpo/SFがはじまる。MACWEEKJページが重い。当たり前か。ナンでもいいから、一刻も早くβではなく製品版をどんどん出して欲しいのである。随分出てくるようにはなったが、まだ遅い。とりあえずCyberDog2.0J、MRJ(MacOS用のJAVA)、OT/PPPとOT1.1.2の日本語版、QuickTime用のMPEG Extensionは今すぐにでも登場すべきであろう。MacOSのロードマップによると、とりあえず今待望すべきなのは夏に出る7.7のようだ。ほんとにこんなに詰め込めるのだろうか。不安はあるが、7.7をまとう。

○ 01/07

 モービルPCの連載を書き上げてメール。次はTheWindowsに頼まれたコラムであるが、ネタがたくさんあってどれにしようか悩む。うーむ。
 心はサンフランシスコ。20周年記念マックが欲しい。どうすれば買えるのだろう。
 筒井康隆断筆解除第一作が掲載されている「文学界」と「新潮」を買う。先に文学界を読む。主人公が荻窪在住でコンピュータのエッセイなんか書いていて息子が名古屋にいて今は年老いて仕事もないって人物なのである。わはははは。
 背中の痛みは何故かウソのようにおさまりつつある。仕事をはじめたからだろか。なんなんだあたしの身体はっ。

○ 01/06

 よくわからんが仕事始めである。モービルPCの連載であるが、急に思い立って理想とするキーボードレイアウトを考えてその図を添付して貰うことにする。クラリスドローでしこしことそれを作る。ちょっと買い物へ出かけたとき、携帯鳴る。学生時代の友人からである。飯でも食おうといわれ、そのまま渋谷へ行き、台湾料理を食べる。
 東京の冬は妙である。冬の大気独特の刺すような冷たさに欠ける。上京してきた当時はちゃんと冬の冷たい大気であった気がするが、年々大気が濁ってきており、今年などはまったくもって冬らしい厳しさがない。名古屋の冬は例年より暖かではあったものの、ちゃんと身の引き締まる冷たさを持っていた。東京は違う。この都市は巨大なドームに覆われているかのようだ。

○ 01/05

 Uターンラッシュとかの中、根性と運と金で新幹線の席を確保し、なんとか帰京する。よくわからんが、サンデーとジャンプが出ていたので新幹線の中で読む。サンデーといえば「俺たちのフィールド」である。このマンガ、単なるサッカーマンガではあるんだけれども、ワールドカップ編がはじまってから独自の領域を広げて気持ちいい作品になっていってる。なんというか、他のサッカーマンガが現実を模倣しつつヒーローを置いた普通のスポーツマンガとして展開してるのに対し、「俺たちのフィールド」は現実の一歩先を行こうとしてるのだ。それも、作者が理想とする日本代表の姿を描こうとしてる。そこが面白い。すでにオマーン戦がはじまってるしね。
 仕事はじめだというのに、背中の痛みが取れないどころか、胸まで調子悪い。うーむ。困ったぞ。仕事休むと身体が壊れるんだろーか。なんだかなあ。

○ 01/04

 名古屋(正確にはちょっと違うが)。昨日の余韻か、ぶらぶらと散歩にでかけ、川沿いに歩いていると、急に当時通っていた小学校近辺を見たくなる。4年間、歩いて1時間ほどかけて通った小学校である(5年生からは近くの分校へ移った)。ついでに小学校の裏の山にあった八剣神社へ上る。当時はすげぇ長い階段に思えたのだがなあ。しかも回りも開けちゃって、ありがちといえばありがちな話。当時鬱蒼と茂った森の中に佇んでいて恐怖を醸し出していた(小学生だからそう思っただけかもしれないが、そこへ行くのはちょっとした冒険だった)雨池もいつのまにかひらけちゃって公園になっちゃって池で釣りしてる人がいたりして、これもありがちといえばありがちだが、当人は面白がっているので問題ない。
 荻窪写真姦名古屋編でも作ろうと思っているが、よい光景がなかなか見つからない。残念である。

○ 01/03

 名古屋へ帰省する。新幹線は空いている。夕方着。実家へ直行せず少し寄り道する。いやあ、30年前に建てられた3歳から小学校卒業まで住んでいたボロ家がまだそのまんま残っていて驚く。しかも人が住んでいるではないかっ。凄いなあ。しかも、壁も窓も屋根も当時のまんまである。
 夜、妹などと一緒にスマップのドラマを見る。シンプルなんだけど面白いのだよ。スマップって、クレイジーキャッツの域を目指しているんぢゃないかと最近思う。

○ 01/02

 初仕事。モデル志望のさとみちゃん(20歳)と彼女を紹介してくれたあだーごちえこさんとともに明治神宮へ。いやあ生まれてはじめての明治神宮でどーなるか思ったが、2日ってことでそれほど混雑してなかったのが幸い。初詣にいったわけぢゃなくて、bmac連載用の撮影。やっぱデジカメの評価には人物写真が欲しかったもので、正月だというのに来てもらったのだ。次の号は「年末年始とデジカメ」と称して、初日の出と初詣をいくつかのデジカメで撮るって企画なのである。

○ 01/01

 1997年元旦である。本年もよろしくお願いします。年賀状作ってもいなくてすみません>みなさま
 デジカメを何台か抱えてマンションの屋上へ上る。初日の出を撮影するためである。次のbmac連載で使うのだっ←多分。東の空がどよんとしていたんでだめか思ったら、ぼぉっと赤い玉が浮かび上がってまいりましたぁ。いやあ。た〜まやぁぁぁ←なんか違う。
 それから寝て起きて天皇杯決勝をテレビで見る。昨年は国立競技場で見ていたんだよなあ。ああ、それにしても、昨年とまったく同じ点差で同じように負けましたねぇ>サンフレッチェ。それでいいのかっ>サンフレッチェ。まあ今日のヴェルディに勝つのは難しかったにしても。
 ヨドバシカメラでお年玉箱を買う。わははは。とほほほほ。はーっ。


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