• 09/30
     雨が降っている。だらだらだら。クラリスワークスの表計算機能とにらめっこ。先へ進まない。そうこうしているうちに打ち合わせの時間となり、怪しげな新宿東口の滝沢で女子高生の部屋へ一緒にいくいかないって話を延々とする。他にもなんか大事な話をした気がするが思い出せない。物騒な世の中だ。
     ASAhIパソコンの連載をなんとかくんぐほぐれつして書き上げる。MarcAlmondの新作といっても今年の春に出ていた「FantasticStar」をかける。ああ。やっぱマークアーモンドはマークアーモンドだった。この耽美派テクノポップは健在。はふー。考えてみたらマークアーモンドも英国人だしXTCもポーグスもそーだな。どうやら、アメリカの音楽には興味ないらしい。9月の終わりにはよいことである。
  • 09/29
     XTCの2枚組シングル集を延々と聞く。やっぱ、初期のXTCはポップでいいわっ。すげぇいい気持ち。CDジャケットも表面にアンモナイトが浮き彫りにされてて手触りよし。でも、保管に困りそーだな。
     新しくスピーカーを揃えたついでに、ナカミチの4倍速7連装ドライブのオーディオアウトをスピーカーにつないだ。よしよし。これでCDの連続プレイができるぞわーいと喜んだあたしが甘かった。くそっ。ナカミチのCD changer対応CDプレイヤーが「大タコっ」。もう、すげぇタコっ。筆舌に尽くしがたいタコっ。くそっ。どっかにCD changer対応のよいCDプレイヤーソフトはねぇかっ。とりあえずInfomacで探してみやう。
     荻窪写真姦に久々に新作を登録。お題は2丁拳銃男とどぶさらい警官、ってわけわからんか。更新も1ヶ月以上ぶりだなあ。いかんいかん。
     BS-1のサッカー番組にグランパスの森山がゲスト出演する。30分以上も延々と特集してもらう。いやあ、よかったねっ>グランパスさぽーた。あたしも楽しませていただきました。
     ASAhIパソコンの連載にとりかかりつつ、ついつい息抜きに酒見賢一の「墨攻」を手にしたのが運のツキ。読み終えたのは午前5時であった。南無。ここ数日、遊んでばっかいるな、あたし。そろそろ仕事しないとやばいよな。
  • 09/28
     明け方までかかって酒見賢一「後宮小説」を読む。これ、すげぇ面白いっ。いやあまいった。面白い。龍も霊も仙人も魔法も出てこないけど、すげぇ荒唐無稽。なんというかな、本物らしく語られた壮大なホラ話なのだ。中国らしき場所の中世の架空の国が舞台なんだけど、細かいことはホラ話だからどーでもいいの。で、登場人物はみんな愛すべき人たちだし、物語の展開もありそでなさそなムチャクチャで、後宮の構造なんかもワクワクさせてくれる。いやあ、これこそ小説っ、っていいのではなかろうか。同じファンタジーノベル大賞受賞の佐藤亜紀の小説と同じテイストだと思う。片や中国で片やヨーロッパって違いはあるけれども。
     寝不足のまま、東銀座NewtonShopの「Newtonユーザー交流会」へ行く。大谷和利氏のドイツ・シーメンス社製Newton電話機(Newtonと電話機が合体しているユニークなアイテムである)やら、エヌフォーの「Xport日本語版」デモやら、NiftyMailβ版の公開やら、その他いろいろと見せて貰う。アップルの大宮さんも現れる。いやあ、思ったより多くの人が集まっていて、店内は暑い暑い。10月中にはNewtonOS2.0対応の日本語ソフトがいろいろと出そうな感じだ。わたしのNewton(わたしのものってわけではないのだが)ときたら、相変わらずBackGammonと目覚まし時計であったりして、なんともはや情けない。まだ迷っているんだよな。Newtonでメモを取るときはどうするのが一番効率がいいのか、Newtonのアドレスブックはどう使えば使いやすいのか、って。
     銀座の山野楽器でCDとLDを買いあさる。偶然ブルターニュ系ケルト人の「STONE AGE」ってバンドを見つける。単なる偶然なんだが、あたしのホームページ名と重なったりしたので試しに買ってみる。他にもケルト系の企画モノ2枚とポーグスとXTCのベストとマークアーモンドの相変わらず耽美な新作。
     グランパス負ける。くそっ。あのレイソルに負けるか。ニュース見た限りでは、レイソルがラフプレイばっかだったそーで、困ったものである。あのVゴールはしゃあないけどなあ。事故みたいなもんだし。ほんとは90分で決めないと。そろそろ点を取るのだ>小倉。ケイロス監督が来たら森山は今と同様に切り札として使われるだろーか、先発になるだろーか。とりあえず、今シーズン中はあまりいぢらないで貰いたいのだが、4-3-3のアヤックス式も面白いな。前に小倉森山ストイコビッチと並んで、真ん中に平野浅野デュリクスと来て後ろに今の4人っていう。ちょっとムチャか。
  • 09/27
     本をいろいろと買う。「1・2の三四郎2」の2巻。わははは。さすがに面白いわ、これ。格闘シーンも凄いし、ちゃんと三五十五も顔を出してくれるし、岩清水くんも健在だし。「ドラゴンヘッド」3巻。うーむ。相変わらずすげぇ。「テリー伊藤のお笑い大蔵省官僚」。ぎゃはははっ。こいつはいろんな意味で大傑作思うし、いろんな角度で楽しめる。大蔵省官僚ってこーゆー連中の集まりだったのかっ、って楽しみもできるし、どんな記事や書物より具体的で「ああ、あれはこーなってるからこーなのかっ」ってのが語られているし、テリー伊藤と官僚さんたちのやりとりも楽しめる上に、すぐ読み終わる。当然、ある程度基礎知識があった方が面白い(といってもあたしは、「お役所の掟」シリーズとウォルフレンさんの本をちょっと読んだくらいだけれども)。
     なんで管直人が大臣になった途端にいろいろな資料が厚生省から発見されたのか、ってくだりは最高。ずっと「なんでだろ」って合点の行かないところがあったのだが、これを読んで氷解した。確かに、それならそうならざるをえんわなあ、って納得させてくれる。それにしても。おれが差し出す肉を食うか、食わねば一生おまえが肉を食おうとするたびに邪魔してやる、とかいいつつ、すぐ肉に食らいつくヤツがバカ、みたいな考えが通ったら、歴史上のほとんどの事件が国民がバカだからで済んじゃうんじゃないだろか。便利だなおい。
     その他に、酒見賢一の「後宮小説」を買う。これ、メールでI社のS氏(イニシャルになっているのはホームページで自分を公開している、あるいは特に了解をしてくれた人以外は匿名にするという流儀のため。他意はなし)に勧められたから。そうか、これが第一回日本ファンタジーノベル大賞受賞作だったのか。今夜読もう。
     「オーバーブラッド」が早々に行き詰まる。わはは。あほかおれ。地下四階から脱出できないのだ。反重力装置を取ろうとしたら、それに支えられていた銅像が落ちてきて頭かちわられちゃうし。くそっ。
  • 09/26
     今日はNumberの発売日。やっほ。EURO96を真剣に見たおかげで、欧州の選手も随分顔と名前が一致するようになったきたしな。10月からはWOWOWでセリエAだっ(ほんとはチャンピオンズリーグも見たいのだが)。それはともかくとして、急に7600/120がスリープしてくんなくなった。どうも、ナニカがOSに「おれは動いてるよっ」っていってるらしい。FireBirdが怪しいと見ていろいろやってみたが、どうもだめ。ADBバス関係の接続をちょいと変えてみたら、いきなり直った。うーむ。なんでやろなあ。相変わらずよくわからんMacであった。
     見たことのない出版社が本を送ってきたのでなんだろと思ったら、久住昌之さんが新刊を進呈してくれたのであった。ありがとうございます。「コンプレックスパワー」(はまの出版)です。お礼にちょっと宣伝。
     銀行にいって溜まっていた払い込みをいろいろする。金がなくなる。くそお。
     長い間NECから借りっぱなしになっていたPC-9821Ceを重い腰を上げて梱包して宅急便をだす。今週はこんな調子で脳の活動は停止中。
     それにしてもSTEP和議かあ。昔は、STEPで買い物するのって好きだったんだよな。「5つのNo!」の時代。客と店員のクールさ勝負っ、みたいなところがあってさ。いつのまにかもっと安い店が出てきて、STEPを覗くこともめっきりなくなったもんな。
  • 09/25
     朝日新聞朝刊第三社会面にてパソコン通信の記事。会議室の解説で「ただし、面と向かって話したり、電話で肉声を伝えたりするのではなく、パソコンやワープロで電子メールを送り合う」とあった。いつから会議室の「書き込み」を「電子メール」というようになったのだ? いつから電子メールの意味が広がったのだ? メールはメールやないかっ。あほかっ。ASAHIネットを見ていても最近はこういう解釈で「電子メール」って使う人が増えているのだが、なんでやろか。誰か教えてくだされ。
     プリント用紙を買ったついで。IndyCar IIをより楽しむためにSONYのSRS-PC71を買う。これ、パソコン用のアクティブスピーカーなんだけど、すっげぇヘンな形してるので欲しかったのだ←やっぱデザインってポイントぢゃん。今までSONYのアンプ内蔵スピーカー買って満足したことないんだけど、性懲りもなくまた買ってしまった。わははは。で、背が高いので置場所を作るのに難儀する。ちょっとパソコン回りのレイアウトを変える。
     で、面白い。レーシングゲーム用としてはもうちょっと低音が欲しいんだけど、まあ、サブウーファー用端子が出ているので、そのうちサブウーファーだけ買えばいいや。問題は電源コンセントだな。もうムチャクチャ。今いる部屋はもともと電源コンセントが多くて気に入っているのだが(3ヶ所に2つずつついているのだ)、それでも全然足りない。増設用のOAタップが4つあるのにほとんど埋まっているの。使ってるコンセントは20個をくだらないはず。なんとかならんもんか。今度抜本的な見直しをはかろう。
     IndyCar IIのお気に入りコースはロングビーチ。テクニカルコースの中では一番走りやすいのだ。
     DOS/V Magazine startのO氏にDS-7用の外付レンズが発売されるって話を聞く。うーむ。あれにどうやってレンズを付けるんだろ。出たら買うぞ。
  • 09/24
     昏々と眠る。起きる。IndyCar Racing IIで走り回る。電話したり宅急便だしたりする。うきうき釣り天国3でアマダイを釣る。原稿を書いたりゲラをチェックしたりする。
     キャンペーンってもともと嫌い。ましてやネガティブ・キャンペーンとなるとケツの穴が痒くなる。いい加減にしてほしいもんだね。急いでシェア取るより先にやることがあるだろやることがっ。ほっといたって悪貨は良貨を駆逐するんだから、えやないかっ。
  • 09/23
     昨日は一日遊んでしまったからなあ。今日は仕事しないと。と思いつつ気が付いたら深夜なり。まあ、そういうもんでしょ。
  • 09/22
     台風17号だったので部屋の掃除をする。1ヶ月以上前の郵便物の山から、督促状やらイベントの案内やら何やら発掘される。うーむ。でも一ヶ月前の忙しさを考えるとどうせどれも行けなかったんだからしゃあないやということで納得。
     「IndyCar Racing II」(もちろんPowerMac用)のために、埃かぶってたGravisのジョイスティックFireBirdをひっぱりだす。IndyCarIIはちゃんとFireBirdにも対応してるらしい。わははは。スロットルをアクセルにセッティングすると、細かいアクセルワークが使えて格段に走りやすくなる。いやあよいことだ。タイムは全然伸びないし、物覚えが悪くて毎回同じコーナーで激突するし、他車には迷惑かけるし、ナイジェルマンセルのコースレコードに比べて30秒も遅いしで散々なのであるが、FireBirdもこういうゲームにはピッタリなのねぇ。よかったよかった。MarathonはいまいちFireBird向きではなかったけれども。
  • 09/21
     電脳市場とLaoxNewsの原稿を書いて送る。台風である。プレステのオーバーブラッドをちょっとやる。けっこう面白いかもしれない。
     パープルサンガ、ヴェルディに勝つ。わははは。テレビ中継やってたんだよな。見ればよかったくそっ。グランパス勝つ。わははははは。それにしても岡山ハットトリックかぁ。グランパスの監督代行だけど、プリモラツコーチかと思ったら、監督より一足先に来日した新コーチらしい。確かに、その方がケイロス監督が来たときスムーズに仕事にとりかかれるだろうが、プリモラツコーチの方が優勝戦線に踏みとどまるには無難な気もするし。あれ、新コーチもくるってことは、プリモラツコーチはどーなるんだろ。
  • 09/20
     今日も***の***で********の****を**てきたわけだが、そこで****の*****氏に会って****の話なんかをいろいろと聞く。ふぅーむ。そっかぁ。
  • 09/19
     うぎゃう。ねぼ。***の***で****だったはずの*****が****で、でも*************だからまいっかと思いつつでも****だから*****して*****はなかなか****で*****しつつ*****へいき、*****の話を******だがまあ*******。(伏せ字の文字数数えても無駄です。テキトーだからさ)
     衝動的にプレステ買う。本体はないのになぜか1枚だけあるソフト「オーバー・ブラッド」で遊ぶためであり、EAの「FIFAサッカー'96」をJリーグ版にローカライズして(ローカライズってゆーのかっ)プレステに移植した「Vertual Studium '96」も面白そうだったからである。買ったソフトは「Vertual Studium '96」と「東亜ソフトシューティングバトル1」(気分転換のシューティングゲームが欲しかったのだ)。
     電車の中でNewtonを取り出してバックギャモンして遊ぶ。うーむ、そうか。次世代Newtonはもちろんカラーにして十字パッドと3つくらいのボタンは必要だね。丁度いいスタイルだし。で、ゲームもできるPDAにしようっ>米アップル
     それにしてもさ、なんだかね。DOS/Vが登場して一世を風靡してやっと定着して、これで海外の秀逸なPC用ゲームが日本でもブレイクするかっ、って期待してはやン年だけど、無理そーだねぇ。はーっ。欧米ではさ、まずPCで開発してPC版が出て、それをやっとSSやPSへ移植するってのが普通なんだけど、日本ではまずSSかPS版で出ちゃうもん。ヴァーチャファイターなんかがWin95に移植されたって騒いでるけどさ、それよりもPC版で先に出るはずの(まあ、英語版なら買えるけど)ゲームたちがSSやPSで先に遊べちゃうんだから、駄目でしょう。SSとPSのタイトル見てるとさ、やたらPC版で見たよこれ(特にE3でっ)ってのが目につくんだもん。日本オリジナルのソフトは相変わらず二匹目のどじょうと定番モノばっかやし。なんか、日本のPCゲーム市場の先行きが不安(ゲームマニアだけを相手にした市場になったらいやだし)。ってなことを考えていたんだけど、どこかこのネタでコラム書かせてもらえませんでしょうか。テグザーなんかさ、PC-88やX1の時代に一世を風靡したゲームアーツの傑作シューティングなんだけどさ、日本ぢゃとっくに忘れ去られていたんだけど、アメリカぢゃまだ生きていて、とうとうWin95用テグザーまででちゃったもんな。これってさ、すごく虚しい。昔はやたら志の高いパソコン用ゲームが日本でもいっぱいあったのに。はーっ。当時の傑作をWin95やMac用にリニューアルするだけでもかなりいけると思うだよ。サンライズがアニメ担当した「ブラスティー」とかさ←アニメ部分以外はカスだったけど。ツァイトの「ねじ式」とかさ←あれだけつげ義春の世界をうまくゲームにしたなんて感嘆だもん。他にもタイトルは忘れちゃったけど、今の技術で作れば絶対おもしろいのに、ってのがいっぱいあった気がする。なんだかなあ。
  • 09/18
     日経01の連載用に6ヶ月分の写真を撮られる。そのあと東松原のせんじゅにて取材。年末のデジタル系商品ではナニがお勧めか、ってテーマだったんだけど、話はどんどん逸れていって適当なことを言いたい放題いう。なかなかいいたいこというって機会は少ないんで、たまにこういうことがあると頭の中が整理できてよい。閑静な住宅街の渋い喫茶店で「秋葉原や新宿西口にプレステやサターンやN64を部屋に装備したえっちホテルを作るとソフト買ったカップルがすぐに遊びたくてやってくるから絶対儲かるはず」とか「それだったらインターネットホテルにしよう」とか「今すでにホテルの部屋同士で画像通信できるイントラネットテレビ電話ホテルはあるんだって」って話を大声でしてたのはあたしたちです。わはは。
     難産だった日経クリックの筒井康隆取材記事後編を書き上げる。ふー。疲れた。
  • 09/17
     bmacの連載とDOS/V magazine startの連載を書き上げてメール。
     イケショップへ行き、MessagePad130用の10MBのメモリカードと手書き文字認識モジュールとラージ辞書とフリーウエア集とX-Port(転送ソフト)とNewtPaint(お絵かきソフト)を買う。ああ。MobilePCのロードテストのため。しかしなあ、日本語通信環境がまだガタガタやないけっ。早く出てくるように。今度はNewton用のバッグを買おう。モデムは来月だ。
     夜、銀座で鯛めしを食う。これがまた面妖な食い物である。おひつから茶碗にごはんを装い、その上に鯛のそぼろと卵のそぼろと薬味を乗せて、上に鯛の出汁を書けて食すのだ。なんだなんだ。不思議な代物である。
     帰宅後、Newtonにソフトを転送する。うーむ。AppleTalk接続がうまくいかない。まあ、Newtonに限らず、うちのAppleTalk環境はEtherTalkとLoalTalkが混在しているのでよくLocalTalk関係がトラブるのであるが。仕方ないので、モデムポートを使ってシリアル転送をする。いやあ、10MBもメモリがあると幸せ。手書き文字認識はイマイチに見えるが、学習させていくとどんどん賢くなる。うははは。こりゃ面白い。X-Portには苦労させられた。うまく転送できないのである。最後はResEditの登場だ。漢字Talkでは「modem port」ではなく「モデムポート」でなきゃならんのに、X-Portが「modem port」固定だったからだ。ResEditを開いて「modem port」を探し、それを全部「モデムポート」に書き換える。そしたらうまくいった。わははは。いいのかこれでっ。明日、イケショップに電話して教えてやろう。ともあれ、これでNewtonのスクリーンショットをMacに転送できるようにあったのであとあと楽である。
  • 09/16
     どーも肩が凝っているらしい。首筋から肩にかけてがしくしくと痛む。困った。肩が凝ることって滅多にないからなあ。原因はなんじゃろ。
  • 09/15
     「モンティニーの狼男爵」(佐藤亜紀)を読み終える。ひぃ。おもろいやないかっ。なんというかな、詳しくないんで語れないんだけど、ユイスマンスとかの時代というか18〜19世紀のヨーロッパ話をここまでそれっぽく書ける人はいないのではないだろーか。しかも、エンターテイメントで面白い。男爵の恋に悩むさまとか、狼になって駆け回るさまなどは最高である、というかなんというか。小説だなあと。
     で、急に思い立って「第3回パスカル短編文学新人賞」の公開選考会を見に行く。目の前で5人の選考委員が候補作をひとつずつ評価しあって、残すの残さないのとやってる。見てる方が面白い。受賞作は極めて妥当だと思う。そのあとの懇親会に乱入(ほんとはあらかじめ登録しとかなきゃいけなかったんだけど、無理いって入れてもらった)。帰り際の筒井康隆氏に挨拶したら「やあ、高井信くん」といきなりギャグをかまされた(って、分かる人にしかわからんわな)。
  • 09/14
     昼帰宅すると何やら怪しげなFAXが届いている。どひーーっ。なんだこりゃああっ。知り合いに連絡して真偽のほどを噂の真相的に確かめる。夜、より詳しいメールが来る。うわーーっ。なんだなんだ。どーなるのだ。いいのかこれでっ。よし、この話をもっと広めてやろう←なんなんだか
  • 09/13
     ASAhIパソコンの連載を書き上げてメール。なんとか間にあったか。打ち合わせと原稿書きにでかける。
     それにしても、なんでみんなFM-Vなのだ?? すごいことだよこれ。安かったからっていう人が多いみたいだけど、それにしても、FM-Vばっかなのである。だいたいFM-Vの悪口いうと「わはは。わたしも自宅にFM-Vなんです」って人が必ずいるんだもん。なんだかなあ。頑張って電話通じるようにしてください>富士通。
  • 09/12
     終日原稿書き。午後、日経01の連載を書き上げ、その後モービルPCの連載を書き上げる。これからASAhIパソコンの連載。
  • 09/11
     午後、天気もよいし地震もあったし、ってことで、久々に自転車にまたがり遠出。じゅるじゅると走り通し、三鷹を抜け、懐かしい東小金井へ行く。ちょいとここの住友銀行に用があったのだ。ついでに督促状関係の処理もする。ビンボになる。学生の頃住んでいたアパートは大家の自宅となり、はす向かいにあった人が住んでんだか住んでないんだかわからない鉄条網はりめぐらしていたずら書きいっぱいのあやしい緑の塀の家は跡形もなく駐車場になり、隣の夜中にちょっと騒ぐとすぐどなりだしあげくの果てにアパートの階段の下に塩を盛ってくれたキれたオヤジの家の壁が緑になっていた。なんかこわいぞ。
     日が暮れてきたので野川公園沿いのサイクリングロードを延々と走って帰る。
     帰って日本vsウズベキスタン戦を見て日経01の連載を半分書いて寝る。今回のネタはちみも
  • 09/10
     起きたら午後だった。
     大量にたまった郵便物を整理していたら、期限をすぎた督促状がいくつも発見された。うーむ。困ったぞ。わはは。まだ間に合うな。明日払おう。
     息抜き息抜きといいながら、ガルシア=マルケス「十二の遍歴の物語」を読む。なんだかんだいって読み通してしまう。うーん。いいなあ、この感じ。ラテン系の幻想文学って好き。もっとも、SF以外に読んだものといえばたいていラテン文学だから他は知らないんだけど。で、感想は終わり。それ以上は私の読解力と表現力では不可能なのだった。
     夜になってだんだんとテンションが上がり、何本か原稿を書き上げてメールする。ひとつは締切までまだ10日ほどあるので(すげぇっ)、1週間ほど寝かしておくことにする。いや、寝かさないでさっさとメールしよう。1週間たって読み返して気に入らなくて書き直し、とかになったらメンドーだしな←極悪非道。
     それより、今日締切の原稿だっ。ああ。早く書かねば。実は今、頭の回転がエッセイモードなのである。
     WebArranger 2.0の調子が悪い。ほっとくとどんどんメモリを圧迫していってメモリ不足で落ちる。なんなんだ。昨日まではそんなことなかったのに。CyberDog入れたせいだろーか。うーむ。
  • 09/09
     起きたら午後だった。
     仕事をぼちぼちとはじめる。とりあえず書くが、気に入らないので一晩寝かせることにする。
     CyberDog 1.1とOpenDoc 1.1のβをひっぱってきてインストールする。急に使ってみたくなったのだ。
     それがあんた、いやあ、面白いよ、これ。最高。このシンプルさといい使いやすさといい気持ちよさといい。すごく筋のよいシステムなのだよ。これ。統合ってこういうことだよな、うん。でもしかしβだからあたりまえだけど、タイプ11エラーと仲良し。いつでもどこでもタイプ11、が合い言葉だな。Webブラウザの作り込みもまだまだだし未対応のタグも多いしおかしな表現もあるし。βだから当たり前なんだけど。正式リリースを期待しよう。
     実は最近OpenDocってすげぇ、ってのが見えてきた。多分、かなり凄い。技術的な問題ではなくて、もっと根本的な「パソコンを使う」という行為において凄いのだ。
  • 09/08
     起きたら午後だった。
     ゲットした誠和のWeb Arranger 2.0Jと格闘する。うーむ。よいソフトではあるんだろーけどなあ。ドラッグ&ドロップの感覚がどうも違う。肝心なところで対応してない。これはちょっと違うんぢゃないだろか。ショートカットキーで取り込めるのはいいんだけどさ、それだけぢゃあかんやろ。情報管理ツールってのはおいしいネタなんだから、もっと感覚的に簡単に使えるものが欲しい。機能がいろいろあるのはうれしいけど、それでシンプルさが失われてはなんもならんのだ。ノート上にファインダからファイルをドラッグ&ドロップしてきたら、それが登録されるようでなきゃいかんのだ。他のソフトからurlをドラッグ&ドロップするだけで登録されるようでなきゃいかんのだ。urlの場合、アイコンか何かをクリックするだけでブラウザが起動してくれないといかんのだ。自動的に更新状況を調べてくれたり、ヒストリーを自動的にクリッピングしてくれるのは便利だし、カレンダーとの連動も便利なのだから。あと、Navigatorのブックマーク機能が持っている「エイリアス」も不可欠なのに、ないし。あああ。欲しい機能はちゃんと揃っているのに、使い勝手がこれではストレスがたまるぞぉぉぉぉっ。がるるるるるっ。
     さて仕事だ←はやくやれっ←たんとうへんしうしゃ
  • 09/07
     幕張まで遠路はるばるWorldPC Expo 96を見に行く。アップル関係を中心に回る。でもやはり、デジカメだな。ソニーとミノルタに注目。あとはコニカもオリンパスもダメ。なんというかな、デザインに惹かれないのだ。オリンパスのも触ってはみたけど、ホールド感がよくないし。ソニーのは凄いよ。さすがデザイナーが違うって感じ。ミノルタのもなかなか。他はなあ。
     OpenDocはどうも思っていたより面白そう。これ、よいよ。要注目だな。
     それにしても疲れた。ああ。詳しくはこちらへ
  • 09/06
     夕方から徐々に平常に戻ってくる。よしよし。ダンボール3箱ほど宅急便出す。少し廊下が広くなる。たまっていた雑誌を少しずつ片づけはじめる。MACWORLD読んでたら急にQuickTimeVRムービーを作りたくなり、この夏に撮った画像をつなげてパノラマ化する。どこにはっつけようかと悩んだ末、表紙の一番目立つところに。わはははは。いきなり380KBのデータをダウンさせられた人は怒るだろうか。まーいいや。思ったより簡単に作れることがわかったので、今度大量に作ろう。うはは。Navigator 3.0+QuickTimeVR Pluginがないとインラインぢゃ見られないってのがひどい。
     資料を揃え、ワープロソフトを起動し、仕事を再開する。
  • 09/05
     いい加減、エスカルゴムックの原稿を書かねばならんのだが、どうも単行本が終わってテンションが下がっているらしい。まずい。仕方ないので、部屋の掃除をしたり宅急便を出したりする。もちろん、全然片づいてない。一日頭の中に霞みかかったよーな状態が続く。頭痛もちょっとする。
  • 09/04
     SoftWindows起動してPhotoShop立ち上げて図版作ってたら、メモリが全然たりんかった(当たり前か)ので、RAMを増設することにした。16MBのDIMMを2枚買うつもりが、魔がさしてついつい32MBを手に。これで7600/120の内蔵メモリが112MBになってしもた。ふふふ。これだけあればしばらく幸せだな。SoftWindowsに割り当てるメモリを増やす。少し速くなる。ふふ。今8つあるソケットにはそれぞれ8MB×2、16×2、32×2と入っている。残りは2つ。てことは、次は64MB×2ってことか。すげぇ。
     MACWORLD編集部で打ち合わせ。
  • 09/03
     早朝の電車は面白い。帰る人と出かける人がいるんだけど、ひとめでわかるもんだねぇ。帰って寝て少し仕事してまた出かける。疲れた。永野さん、生きてますか?
     それにしても、ORGAIとかクラリスワークスとか、Macintoshの面白いソフトがどんどんWindows95に移植されていくねぇ。よいことではあるのだ。
     1000万人のPCとMacUser用のレビューを書き上げ図版を作ってメール。
  • 09/02
     「マンガパソコン通信入門」(荻窪圭原作・永野のりこ作画、講談社ブルーバックス)というベタベタなタイトルでベタベタなシリーズだが中味は半分ラブコメというデタラメな本は9月20日発売だそーである。わははは。読者プレゼントしたい各パソコン誌の方はメールをくださいまし。ちなみに、ブルーバックスの棚よりすげこまくんやデイジーちゃんと一緒にマンガのコーナーに並べた方がウケると思います>書店各位←大きなお世話。ちなみに、あたしはラブコメな原作を書けるほど物語作成能力はありません。だいたいの設定と、パソコン通信にハマっていく過程を作っただけで、いー加減な原案をあそこまで面白いまんがにしてくれたのは全部永野のりこ嬢であります。やっぱプロはすげぇっ。以上、宣伝。
     それはさておき、夕方からふたたび講談社へ篭もる。写植を貼ったりトーンをカッターで削ったり背景を入れたり漫画家がアシスタントに指示したりという現場にはじめて立ち会う。って立ち会っただけではなくてあたしもちゃんと働いたのだが(コマに必要な画面をほとしょっぷででっちあげたり)、手が空いた時間を見計らって持ち込んだDuoで1000万人のPCとかMacUserとかの原稿を書いたりもする。みなさまお疲れさまです。欄外の注釈はマンガの邪魔だったかなあ。でも注釈入れないとパソコン本としては内容的にしんどいよなあ。うーむ、と今頃悩むがもう遅い。
  • 09/01
     かろうじてDOS/V magazine startの原稿を書き上げてメール。そのあと講談社へ行く。講談社本社ビルはなかなか古くてそそられる。うーむ。近代建築好きの血がうずくぜ、みたいな。で、ブルーバックスはそろそろ大詰めなのである。欄外につける注を大量にいれる。これで少しは役に立つ本になるかもしれないなあと思いつつ、これぢゃ漫画誌の端についているこぼれ話とかわらんなあとか、いろいろ考える。わははは。果たして本は出るのかっ。

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