渾沌の屋形船に戻る


○ 04/30

某出版社で友人らと新しく作るムックだか書籍だかの打ち合わせ。ブレスト? 雑談会? とりあえずなんか本を作りましょうという話を延々とする。

その後、自転車本や世田谷本を作る編集部を紹介していただき、東京古道散歩を渡して(あう、1冊しかもっていかなかった。失敗)、売り込みというか営業というか。

あ、もちろん本業(MacとかデジカメとかiPhoneとかケータイとか)の方もちゃんとやりますやります。

・今日の「東京古道散歩

なんとamazonをチェックに行ったら売り切れてた。すごい。びつくり。Amazonにどれだけ入荷してたかはわからないけど(けっこう少なかったんじゃないかと予想)、発売後3日で在庫がなくなるなんて初体験もいいとこ。みなさまのおかげであります。好評なのかもしれません。

だがしかし、普通、在庫がなくなったら「在庫あり」が「通常2~3日以内に発送」に切り替わるのである。でもなぜか「予約受付中」になってるのだ。ひどい。さっきまで売ってた本がいきなり「近日発売 予約可」ってどういうことやねん、Amazon! GW中はずっとそのままなのか? じゃあ昨日まで売ってたのはなんだったんだー。ああ、たまに本を出すとこれだ……orz どこに文句をいえばいいのやら。これが噂の機会損失か。けっこう死活問題なんですが……orz

そんなわけで、amazonで買えず、それでも購入してくださるという方は

紀伊國屋書店BookWeb

オンライン書店ビーケーワン

セブンネットショッピング

楽天ブックス

などでよろしくおねがいします。これらには在庫があります。あるいは最寄りの書店様でよろしくお願いします。Amazonでは近日発売となってますが、実際には4月27日から書店に並んでおります。

日本カメラにG2の原稿をちょっとだけ書いて……でも眠くてダウン。

○ 04/29

ascii.jpの猫連載を書いてメール。休みなのに編集部も働いてますおつかれさまです。

妻のドライヤーが壊れたというのでヤマダ電機へ行き、物色。最近のドライヤーって、すごいのね。ウルトラマンでアラシ退院が使ってたスパイダーショットですよ、これ。怪獣倒せそう。いった熱風と一緒にナニがでてくるのやら。

dryerdryer

ちょいと納戸の段ボールを片付けたり日経エレクトロニクスのバックナンバーを処分したりブツ撮りしたり。

納戸の奥から面白そうだからととっておいた1992年の日経バイトが発掘される。特集は「2010年のパーソナルコンピューティング」。さあ、どのくらい実現できたのかあとでチェックしてみよう。

それにしても次期監督がブッフバルトというのは悪夢かいな。2006年、2010年と8年間も無駄に過ごしたのに、またさらに期待できない4年を過ごさねばならないと思うと哀しい。もうちょっと代表監督として実績のある人をひっぱってきてくれないもんか。たとえばトラパットーニとか。イタリア人監督に一度守備を再構築して貰うのが一番だと思うぞ。トラパットーニに2年やってもらって、次の2年は……ユーゴ系の監督がいいなあ。

○ 04/28

しつこく宣伝します。「東京古道散歩」。実はこの本を脱稿して以来、気が抜けたり天気が悪かったりして新しい古道開拓とか、自転車で都内巡りとはほとんどしてません。そろそろ復活しなきゃ。

本書の目標は、タモリ倶楽部出演と電子書籍化。

昼間、請求書書きなどの雑用。午後は都内某所の某社某の某でおでかけ。天気悪い。

駅の駐輪場から自転車を出そうとしたら前輪がパンクしてた。とりあえずハンディポンプで空気を入れ(空気入れだけは常備してる)、自宅まで走る。

夜、写真を整理して猫連載を書こう……と思ったけど、疲れてたのでCLも見ないで就寝。

○ 04/27

amazonにはお昼近くになってやっと表紙イメージがはいりました。というわけで普通に買えます。東京古道散歩。

フルカラーで710円と廉価なのはうれしいのだが(しかも紙が薄くて本が軽いw)、ある程度売れてくれないと収入が……。というわけで、amazonリンク。多摩川-荒川間を中心に武蔵国府から下総国府まで。同時発売の姉妹本(なのか!)「ゆきぴゅーの勝手に弟子入り日記」と、この2年で出したデジカメ本もよろしくっ。

本日発送しなければならないG2であれこれ作業。ブツ撮りしたり。

午後は都内某所で某社某の某でおでかけ。天気悪い。

夜はひたすらAperture3と格闘。写真のセレクトとレタッチなんだが、すげー便利。すげー効率的。素晴らしいデキです。一部日本語化にヘンなとこはあるけど、まあそれを除けば、快適。

写真2つピックアップしてzキーで等倍にしてどれにするか選んで、選んだのをざくっとアルバムにしてそこで絞り込んで。

ブツ撮りもほこりとって角度調整してトリミングして色を直して、同じ処理を他の写真にもどかっとかけて。

かなり気に入っております。

○ 04/26

朝から月島佃島界隈でロケ。モデルはアニメ好きの原朋子嬢。たもたも日記だそうです。「荒川アンダーザブリッジ」を視なきゃといわれる。

ひととおり撮影し、佃煮を買い、スペイン料理を食って帰宅。疲れた。

で、データ吸い出して撮った写真チェック。

明日は東京古道散歩 発売日であります。すでにいくつかの書店で先行販売されてるらしいけど。

何しろ、はじめての「非デジタル本」で、古道を辿って東京観光などという、異色の東京散歩本なので売れるかどうかさっぱりわからず。でもフルカラーで写真と地図満載(しかも明治初期の古地図付)で710円はたいへんお得だと思われるので少しでも興味のある方は是非。この手の本では後回しにされる多摩地区や世田谷杉並あたりもはいってます。逆に浅草とか下町にはそっけなく。幕末名所は無視。だって江戸時代の江戸本は星の数ほど出てて、わたしごときが今更加えることはないもの。

それにしても、発売前日なのに、amazonに表紙イメージも内容紹介もはいってないのはなにごとか。普通、そういうもんだっけ。明日にははいるのかな。その辺不安。

○ 04/25

4人で連れだって(ひとり欠席)第3回東京ポタリング。今日の目的地は多摩湖。我々は西永福あたりで合流し、もうひとりが小金井公園で合流して、まっすぐ多摩湖を目指す。

そういえば、狭山公園の整備が終わってから訪れるのははじめて。やっと公園と多摩湖の眺めを楽しめる。ってんで、日本カメラ用の作例を撮りまくる。

ここではiPhoneで撮った写真を。左はiPhoneで撮った素の写真「ProHDRでHDRで撮った写真」。右はProHDRで撮影したのち、PhotoGeneでトリミングし、CameraBagでエフェクトかけた写真。撮ったその場でここまで加工してTwitterにアップできる。やっぱiPhoneは面白い。ここまでできるケータイが今まであったか。一番右はGH1で撮った記念写真。

多摩湖-normal photo多摩湖-special effect photo多摩湖自転車記念撮影 

昼飯は多摩湖畔のブルーベリーで……なんともネタに困らないお店でした。午後の休憩は小平の風のシンフォニー。ロハスでスローフードで民家なCafeでした。

総走行距離約70km弱。久しぶりなので疲れました。でも明日は朝から撮影なり。

○ 04/24

iPad購入以来、リビングのTwitterマシンの座におさまり、Macの前に座る時間が減りました。いやはや。

天気がちょっとよくなった、ってんで、蘆花公園でちょいと作例撮り。それから自転車のチェーンを掃除して油を差して明日の準備である。

○ 04/23

翔泳社の人がiPadを見せて欲しいというので新宿のWiredCafeへ。FreeSpotがあるからそこにしたのだが、今ひとつ遅くてつらい。

午後は人形町へ行って日本カメラで打ち合わせを2本。

帰宅してUCLハイライト。バルサは逆転できるか。決勝はインテルvsバイエルンのCL優勝経験監督対決が面白そうなんだが。

iPad用Twitterクライアントをずっと迷い中。TwitterificもTwitterlatorもいまひとつiPadの広さをうまく使えてないし、TweetDeckはTLの取得がおかしいし、TweetKingは日本語だと140文字表示し切れてくれないし機能不足だし。で、TweetieかEchofonのiPad版が出るまで待つしかないかと思ってたが、待てずにTwitePadに挑戦。うーむ。機能的には欲しいものが入ってる。なかなか多機能。画面も広く使える。でも、なんかTLが読みづらいんだよなあ。字が小さくてローガン卿にはきついのかも。機能的にはいけそうなのでしばらく頑張ってみるが、どうなるやら。

○ 04/22

また冬。あるいは梅雨。どっちにしろ困ったもんである。

最近、Cyber-shot HX5VのGPSの最初の測位がすげー遅くなってきた。以前は15秒くらいで測位できていた場所でも、1分以上かかる。なぜだ。GPSアシストデータが効いてないのかなあ。まだデータの有効期限内なんだが。気になる。ソニーに聞いてみようかしら。

ascii.jpに猫連載を書いてメール。を、今週の締切はこれが最後。4月の仕事は一段落。明日からは次のフェーズ開始。

TwitterでiPhone用弾幕シューティングをiPadで遊ぶとすげー迫力っ、と聞いたのでさっそくダウンロード。Espgaluda2。わはははは。弾幕シューティングって話には聞いてたけど、すげー。これ、撃つゲームじゃなくて(撃つのは勝手にやってくれるし)、敵の弾幕を避けるゲームなのね。こういうシューティングって苦手だったんだけど、iPadだと避けやすいっ。指を自機において動かすだけなんだが、追従性がけっこうよくて微妙な動きもしてくれるので避けやすいのだ。これはすばらしい。

ついでに落としてみたSentryAlphaもちょっと古いiPhone用ゲームだけどなかなか。左右に傾けて自機をコントロール。これも意外に感覚的に操作できて気持ちいい。シューティングとiPadって相性がいいかも。

○ 04/21

ITMedia連載のためのロケ。ギリギリになってしもた。やばい。でもまあ晴れてくれたのでよしとしよう。

ペットショップへ寄ってネコ餌とネコ草を買い、帰宅してネコ草を出した途端、これである。うちの猫たちは草が好きすぎ。草に一目散。その模様をiPhoneで撮影し、iphone上の映像エフェクトアプリで加工して、iPhoneからYouTubeへアップロード。iPhoneすごすぎ。

夜、ITMediaの連載を書いてメール……したらもう深夜で、CLがはじまってた。やばい。ついバイエルンvsリヨンみちゃう。

そうそう、4月27日発売(一部の書店では先行発売中)の新刊が届いた。「東京古道散歩」(中経文庫)。興味のある方は是非。また後日ちゃんと宣伝いたします。同時発売の「ゆきぴゅーの勝手に弟子入り日記」もよろしくっ。

IMG_0458

○ 04/20

明大前のWiredCafeで日本カメラの打ち合わせ。もちろんiPad持参。

iPadだけで打ち合わせメモはとれるか。とれました。使ったのはEvernote。iPad版のEvernoteは音声を録音しながらメモを取れる。これはなかなかよい。簡単な取材なら済ませられそう。バッテリの持ちも申し分ないし。

○ 04/19

ascii.jpにPhotoshop CS5のレビューを書いてメール。とりあえず64bit化で速くなりましたっ。さてアップデートはどうしようかなあ。うーむ。CS4よりCS5の方がいいのだが、以前に比べてPhotoshopの出番は減ってるし。でもまあアップデートはしておくかな。

○ 04/18

新宿へ買い物。

iPadの発売が5月末に伸びたのは、1日でもはやく使いたい系ヘビーユーザーには酷だろうが、多くの一般的なユーザーには朗報だったかもしれない。その1ヶ月で、iPad用アプリは格段に増え、ノウハウも公開され、安心して使えるようになってるはずだから。

ついつい明け方までiPadでYouTube三昧。HDで上がってる映像はすげーきれいだわ。で、ひとつiPadに不満。家で映像を楽しむときはヘッドホンなんてつけないから、本体のスピーカーをステレオにして欲しかった。もうちょっといい音で。まあ、どんな向きでも使える分、ステレオにするとスピーカーをどこにつけるかが問題になるんだけど。

○ 04/17

かふかを一応獣医に連れて行く。まあたいしたことはなかった。よしよし。

iPad三昧の日。画面がきれいなので、HDで編集した動画を見るとめちゃ気持ちいい。画面がでかいのでこれでゲームするとめちゃ気持ちいい。もっとへたれでも快適に遊べるゲームがたくさん出てくれないか。まあこれからだな。

ためしに、iPhone用の「カイジ」をiPadで読んでみた。iPhone用アプリは2倍(縦横2倍なので面積的には4倍だ)に拡大して表示してくれる。するとだいたい、青年誌系の単行本と同じサイズでマンガを読める。快適じゃん。この辺が正式にiPad対応する日が楽しみ。日本でiPadが発売される頃にはアプリももっとそろってそうだし。

iPadでカイジ←iPhone3GSで撮影

iPad関連のレビューや記事、お引き受けできるようになりましたです>編集者各位

それはさておき、新潟相手に逃げ切れないのは問題だよグランパス。

○ 04/16

Xperiaカメラ機能のレビューを書いてメール。ああ、CS5の速報レビューも書かねばならなかったのに間に合わなかった。コンテンツに応じられなくてすみません。

突然寝室でどたばたしてかふかがよれよれとあらわれて左前足をぶらぶらさせてカーテンの裏に隠れた。遊んでてしくじって足を怪我したらしい。骨折でもしてたら医者へ連れて行かねば。

獣医、午後の診療は16時からなのでしばらくほっておくと、なんとか足をついてひょこひょこと歩くことはできるもよう。まあ、捻挫かな。いったいなにをやらかしたのだか。緊急性はなさそうなので、一晩様子を見てあやしければ獣医へ連れて行くことにする。

夕方、四谷三丁目で待ち合わせて、美味しい晩ご飯を食べながらiPad(16GB。本体のみ)を受け取る。わたしが頼んだ人とUSで買った人と日本に持ち帰った人と手渡ししてくれた人がみな違うというややこしさ。でもなんとか入手できました。よかったよかった。これでわたしもiPadユーザーの仲間入り。

ちなみに、SFでは店頭での入手困難なもよう。昨日の発売延期でNYやBOSTONも欧州からの買い出し組で品薄になるかもね(いや、欧州は今それどころじゃないか。火山灰で飛行機とばないし)。テキサスには潤沢にあったという話も聞いたけど。実際にどうなのかは知らないが、品薄気味なのは確かなようだ。

帰宅し、さっそくiTunesにつないで同期したりアプリを揃えたり。日本のiTunesStoreでもiPad対応アプリは買える。ただ、iPadのAppStoreから買うには米iTunesStoreのアカウントが必要になる。その辺、ちょっとややこしい。米iTunesStoreのアカウントをセットするのもめんどうなので(いちおう持ってるけど)、アプリはMac上で買ってiPadに転送してる。

16GBはアッという間に埋まるので、音楽はいれないことにする。

到着my iPad

なんというかな、70年代に夢想した21世紀社会に出てきたアイテムが目の前にある。当時は「毎朝伝送された新聞を読む」みたいなシーンだった気がするけど、今はもちろん新聞や本のみならず、ゲームもできるし、Webも見られるしメールもできるしTwitterも楽しめる「魔法の板」である。ああ、やっと21世紀になった気分。

初代iPadが万人向けとはいいきれないけど、OSが4.0になり、iPadならではのアプリや電子書籍市場が立ち上がり、来年あたりに2代目iPadが登場したら、もう、最高のデバイスになるだろう。iBookStoreは日本では立ち上がらないし、日本の電子書籍はどうするんだか混沌としてるけど、iBookStoreなんてなくてもiPad用電子書籍はいくらでも出せるのだ。単体アプリとして出してもいいし(すでにそういう書籍アプリは多い。コミック系に特に。欠点は……ホーム画面がどんどん埋まること)、独自のビューワーを用意してそれようのデータを別途用意してもいい(理想書店などがやってる)。標準化なんて待たなくても先に動いてる人はとっくに動いてるのである。

「電子書籍の衝撃」が大量のダウンロードされたという話も耳に新しいし。

週刊のコミック誌ってあるじゃん。あれって場所をすごく取るのが難点なんだよね。だから、「月千円」で、毎週雑誌まるごと配信されるというシステムがあったら、買うよ。マガジンでもサンデーでも。例えば小学館がiPad/iPhoneついでにandroid用にビューワーと配信システムを用意して、サンデーとスピリッツとオリジナルと……とコミック誌を配信してくれればいい。

iPadクラスなら1画面に1ページまるまる載せてもちゃんと読めるから、今のケータイ用コミックみたいにコマをバラバラに切り裂いてわざわざ読みにくくする必要もないから、コストもおさえられるし。

それはさておき、今年は冬将軍がんばりすぎ。めちゃ寒かった。みぞれが顔に痛かった。

○ 04/15

ascii.jpの猫連載を書いてメール。Xperiaのカメラ機能レビュー下書きだけ書く。

Xperia、それなりに売れてるもよう。iPhoneのようなシンプルさや官能性はないし、やや不可解なUIもあるけど、ブランドイメージもそれなりにあるし、今までのWindowsMobile系スマートフォンとは格段に違うのでそれなりに定着しそう。触って気持ちいいのはやっぱiPhone。

iPhoneの新型はどうなるんだろう、なんていってる場合ではなく、iPadの米国以外での発売延期が決まった。なんとな雰囲気で「ああ、4月末は無理そうだなあ」とは思ってたけど、1ヶ月先になったとは困ったもんである。

でもなんとか自分の分は確保できたのでした。明後日受け取りの予定。

○ 04/14

スマッシュ!(少年マガジンのバドミントンマンガ)最終回。そうそう、最近Twitterアカウントを持ってる漫画家が増えてきて、とくに講談社・小学館系に多くてまとめてフォローして深夜の漫画家の会話を楽しんでおります。スマッシュ!が最終回を迎えることも、作者のつぶやきで知りました。

Xperiaと格闘。android端末って画面キャプチャを撮るのにPCとつながきゃいけないのね。で、そのためにあれやこれやインストールせねばならず、Windowsノートを取り出してあれやこれや。予想以上にめんどくさくて、いくつかのWebサイトを参考にしつつなんとか……これに一番時間がかかった。あとからMacからでも撮れるよと聞いたけど時既におそし。あわててブツ撮りをし、深夜、発送。

Xperia……今までのスマートフォンに比べれば格段にいいけれども、操作のわかりやすさや快適さはiPhoneの方がまだ上か。

○ 04/13

モテキ最終回。そうそう、最近Twitterアカウントを持ってる漫画家が増えてきて、とくに講談社・小学館系に多くてまとめてフォローして深夜の漫画家の会話を楽しんでおります。モテキが最終回を迎えることも、作者のつぶやきで知りました。

ITMediaに裏面照射型CMOSセンサー搭載デジカメの話を書いてメール。さらに、家電批評に1ページの原稿を書いてメール。

でもって、二子玉川へ自転車を走らせる。iPadの夕べ……みたいなもん。最初は3〜4人からはじまった飲み会の話も、現地へいってみたら総勢16人。Twitterおそるべし。アッという間に人が集まる。16人いて、iPadは3台……やっぱすごい所有率だ。ちなみにiPhone所有率は90%以上でした。

iPad欲しい、もうちょっと待てば日本でも買えるじゃん、初日に並びます、いやいやここまで音沙汰ないところを見ると日本での発売は遅れるかもよ、ああ、どうしよう、そんなこんな。でも単なる宴会。初対面の人数人とiPhoneでBUMP。でもって、フォロー。

○ 04/12

月曜日。昨日は初夏。今日は冬。短い夏がすぎ、もう次の冬がやってきた。いくらドッグイヤーでも速すぎます。

iPhone Peopleの残り作業など(追加図版とか)あれやこれやとやってたら終わる。

○ 04/11

晴れてきた。あたたかそう。とりあえず作例が必要なXperiaとデジカメ数台を持ち、馬事公苑へ。馬やら桜やらいつものアレやら撮ってたら @sasurau からSMSがはいる。静嘉堂に向かってるけどどう?という話で、合流することに。岡本静嘉堂は馬事公苑から2〜3kmなので自転車ならすぐ。聖ドミニコ学園前住宅地にある蕎麦とケーキとコーヒーの店でシダレ桜を愛でながら美味い蕎麦を食い美味いケーキを食い、iPad自慢をされる。

夜は延々とブツ撮りしてそののち、コンビニから宅急便を発送。

これは何の実?sobaiPhoneと桜

それにしても日本にiPadが大量にある。いや、わたしの回りだけか。

第一陣は米国へ買いに行った組(ハワイとか)と、米国在住の知人にお願いした組。初日に入手してそのまま手で日本に運んだ組が手にしたのは日曜日。初日に入手して宅配便で発送した組が手にしたのは火曜日くらいだったようだ。ここまではおおむねずいぶん前に手を打った人や、たまたま知人がその日に購入予定だったので追加でお願いできた運がいい組。わたしはのほほんとしてました。ダメダメ。iPad手持ち入国組は、入国する人のスケジュールで何日かずれたようだが。たまたま米国出張だった人はいろいろ頼まれたに違いない。

第二陣は第一陣の実物を観て欲しくなった人が米国の知人などにお願いして買ってもらった人たち。ほぼ1週間遅れか。SFでは入荷後すぐ売り切れるが、それ以外の地域では在庫があるケースもあるという。その人達がこの土日あたりに手にいれていたようだ。

わたしは出遅れてます。とほほ。「おぎくぼさんは持ってないの?」といわれたらしい。すみません。

iPadはまだiPhoneのように母艦としてのパソコンを必要とするけれども、将来はそれが不要になり、データをクラウドに置くことで本体内にすべてのコンテンツをおさめなくてもよくなるのは見えてる。あと数年後には。それが第三世代くらいのiPadなのか、違うデバイスになってるのかはわかんないけど。

でもパソコンはなくならない。パソコンが必要な人とiPadのようなデバイスでいい人と両方を使い分ける人に分かれるだけで、わたしは相変わらずMacProを使い続ける。打撃を受けるのはネットブックや家庭向けのノートPC、それからケータイ。ケータイはあと一皮むけないと。

○ 04/10

土曜日。ちょっと作例を撮りつつ蘆花公園へ散歩に行き、夕方まですごす。

電子書籍っていわれたとき、雑誌を思い浮かべる人、コミックを思い浮かべる人、ビジネス書を思い浮かべる人、図鑑を思い浮かべる人、小説を思い浮かべる人でイメージが全然違うんだよな。もちろん向き不向きがあるし、いずれにせよ、電子書籍が紙の本のユーザーを全部奪うわけじゃない。むしろ、本をあまり買わなくなった人に買わせる(市場を広げる)効果の方が(たぶん)ある。

特にコミックやコミック誌は紙とiPad用の両方を用意すべき。コミック系はとにかくかさばるからね。ケータイ用のコミックも売れてることだし(しかし、あの小さな画面でコマギレになったコマを読まされるのはかなわん。iPadくらいあれば1ページ分のイメージをちゃんと読める)。

次は図鑑・事典系。Twitterでもちょっと話題になったけど、野鳥図鑑や植物図鑑はiPhone/iPad向きなのになぜかいいものがない。リファレンス的に使えるものは電子書籍向きだろう。平凡社の「日本の野鳥590 」(わたしが愛用してる野鳥図鑑)がiPhone/iPad版にならないかなあ。なってくれたら必ず買うのに。あるいは山渓の「日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑) 」。

頭からシーケンシャルに読んでいくべきもの(小説が代表)もいいけど、必要なとき必要なページを呼び出したいもの(雑誌やリファレンス系)の方がiPhone/iPadに向いてる。シーケンシャルに読むべきテキストはiPadでもいいけど、Kindleでもいいし、紙でもいい。たぶん、反射光で読む紙の方が目にはやさしい。ちなみに、ときどき、iPhoneの青空文庫アプリ「i文庫」で小説を読むけど、思ったより読める。書体もきれいだし色もいい。とりあえずケータイで小説を読むより何倍も快適。文庫本に比べると……いちいち持ち歩かなくても「あ、時間ができたらちょっと小説でも読もう」とiPhoneを取り出せば済むのがいい。本だと「あらかじめ持って家を出ないといけない」から。

わたしはもちろん本の時代に育ち、紙の本が好きなので今でもちょくちょくamazonで買うけれども、iPhoneで読む本は好きである。パソコンで読むのはあまり好きじゃない。どうしても読む姿勢が限定されるから。

とりあえず電子書籍ならではのナニカを追加しようとか、電子書籍ならではの展開をしようなんて余計なことは考えず、まずはシンプルにやってみるべきだと思う。デジタルっぽいナニカはそのあとで考えればいい。

○ 04/09

ああ、iPhone用アプリで使う動画や静止画のサンプルが足りない、ってんで、ちょっと作例を撮りに出かける。

さらに延々とiPhone Peopleの原稿を8ページ分書いて送る。さらに勢いで残りの原稿を書いてメール。30ページ終わったー。あとは追加の図版を用意するだけだー。

○ 04/08

晴れたじゃん。というわけでデジカメ5台を抱えて多摩動物公園に行って作例撮り、帰りはそのまま新宿へ向かって夜景の作例を撮って帰宅。疲れすぎました。で、ascii.jpの猫連載をへろへろになりつつ書き、さらに今夜発送せねばならないカメラのブツ撮りをして発送。やっと寝る。バタン。

○ 04/07

さらに延々とiPhone Peopleの原稿書きで8ページ分を書いて送る。

夕方からITMediaで連載の打ち合わせ。で、iPadに触らせてもらう。をを。すでに買った人からいろいろと話を聞いてるのでおおむね想像通り。って、日本にいったい何台のiPadがあるんだ。みんなどうやって日本にいて入手してるのだー。

iPhone&iPad

ああ、のんびりしすぎてたかな。

ともあれ、iPadは理想的なリビングパソコンであり、パーソナルコンピュータであるのだよな。今のパソコンはそれに完全に馴染んでるような人々(わたしもそうだけど)には十分身体と脳の延長線上にあるのだけれども、ほとんどの人にとってはそうじゃない。もっと感覚的で官能的でそれに時間と労力を費やさなくても馴染めるもので、なおかつコンピュータの良さを享受できるもんじゃなきゃいけない。

昔、アップルがナレッジナビゲータというコンセプトを発表してたけど(スカリーの時代だな)、ずっと「あれは違うよな」と思ってたのだ。ナレッジナビゲータはビジネスの、あるいは知的作業のサポートを発展させたもので、人々の生活に入り込んでくるようなものじゃない。iPadは(というか、iPadの延長線上にある製品)生活に入ってくる。本を読むとか映像を見るとかメールチェックするとかそういうものの置き換えを越えた次の概念になる、iPad自体がメタメディアであるという感じだな。

○ 04/06

さらに延々とiPhone Peopleの原稿書き。iPhone用カメラアプリの紹介を延々と書く。

○ 04/05

延々とiPhone Peopleの原稿書き。iPhone用カメラアプリの紹介を延々と書く。まずはなんとか8ページ分。

TwitterのTLではiPadを入手した人の自慢話がぞくぞくと。

○ 04/04

名古屋なり。米国ではiPad発売で盛り上がる。天気がいいので瀬戸線で名古屋城へ。行ってみたら桜が満開でなかなかよい様子。桜やらお堀やらを撮りまくる。予想以上に面白くて長居。特に開府400年(要するに徳川家が名古屋城を築城してから400年)ということで「武将都市名古屋」に「おもてなし武将隊」登場。これがまた傑作。本気なんだかネタなんだか。ともあれぜひ実物を。

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疲れたので新幹線内で爆睡。

○ 04/03

朝早い新幹線で名古屋へ。母親の古希のお祝いをするので出席してついでに桜の下で記念撮影を撮ってくれというので、D90とストロボと軽い三脚を持って行く。

○ 04/02

アスキーからiPhone Peopleなるムックだかなんだかが出るらしい。それに30ページもiPhoneのカメラの話を書かねばならない。とりあえず最初の4ページ分を書いてメールする。 さらにMacPeopleにカシオのEXILIM FH100のレビューを書いてメールする。

○ 04/01

この日のネット上の報告はすべてウソである。

昼間、野川→神代植物公園と自転車で回って作例撮り。夜は新宿で夜景作例を撮り、ビックカメラでナショナルジオグラフィックのバックパックを買う(↓のヤツ)。小ぶりでカメラとA4サイズの書類と小物がはいるバックパックがひとつ欲しかったのだ。

ascii.jpに猫連載を書いてメール。

 

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