渾沌の屋形船に戻る


○ 01/31

日曜日。自転車に360ビデオレンズをつけたBloggieを装着して作例を撮りつつお散歩なぞ。Bloggieおもろいがちと高いか。4GBのメモステDuoは付属しなくていいので19,800円くらいにならんかしら。

夜、某社の某仕事をひとつ朝までかかって仕上げてメール。

○ 01/30

土曜日。ひゃあ。某社の某仕事を延々と。なんともはや。

○ 01/29

午後イチで大手町のITMediaへ。某ケータイメーカー(って書いていいのかな。わからんから某にしとこう)の人たちと会って、ケータイのカメラ機能はどうあるべきかなどという話を延々と。いくつかアイデアを出す。

iPadが来る前に、iPhoneで小説でも読んでみよう、ってことで「i文庫」を買ってiPhoneで読んでみる。すごいぞi文庫。青空文庫から151編内蔵してるし、青空文庫のテキストを自由にダウンロードできる。地下鉄の中で坂口安吾の「桜の森の満開の下」を読む。短編なら読めそう。ただ長時間この小さな画面はきついな。iPadだとどうだろう。ついでに梶井基次郎の「桜の樹の下には」、アンデルセンの「赤いくつ」。青空文庫は素晴らしい。

○ 01/28

早起きしてiPad関連ニュースとTwitterのTLやニュースサイトなどで追う。米以外でのiBookstoreはなしか。日本はどうするのか。あらゆるメディアがデジタル化されるなか、(作る側はとっくにデジタル化されてるのに)本も逃れることはできますまい。ただ出版社はなくならない。編集者もなくならない。やることや著者との関係は変わっても。むしろ大変なのは取り次ぎや町の書店だろうな。書店はすでに大変か。著者や出版社からすればiPadに配信しても印刷して書店に並べても構わないわけで、書籍版とデジタル版が同時発売でもいいわけで。紙の本はしばらくなくなったりしないもの。わたしが今書いてる本も電子化されてiPadで見られるようになればいいなあとひそかに。

問題は電子書籍の閲覧環境で、今各社がいろいろやってるけど、最悪なのが「ケータイへの特化」。画面は狭いしスクロールは遅いし書体は汚いしで、あれでOkとなったら泣く。アクトビラみたいになっても泣く。プラットホームを限定しないオープンなフォーマットで、サードパーティがアプリを自由に作れるならそう悪くはなさそう。

iPadはたぶん買う。リビングや寝室で使ったらよさげ。iBookstoreがダメなら、すでにデジタル配信が行われつつあるマンガで「iComicstore」でもやってくれないかな。XGAならそこそこ読めそうだし。

それにしても、映画もテレビ番組も配信されず、本もダメ……となると哀しい。いったいいつになったら日本でも。

ascii.jpの猫連載を書いてメール。さらにITMediaにCyber-shot TX7のレビューを書いてメール。

○ 01/27

夕方、都内某所の某社で某の某。疲れたのでバタンと寝てしまう。ああ、iPadの発表を見そびれた。

○ 01/26

今日の打ち合わせが延期となる。それをいいことに自転車で出撃。

「GO!GO!自転車」なるムックにiPhoneの話を書くため、砧公園のサイクリングコースを、アプリを切り替えつつ何周も走る。GPSネタってスクリーンショットを撮るのに屋外へ行かねばならないのが面倒やね。帰りに蘆花公園で猫でハウステンボスのエダムチーズバームクーヘンいただく。美味。

帰宅後、iPhoneと自転車をテーマに原稿を書いて明けがたメール。

○ 01/25

お昼から新宿にて某社の某の某。そのままカフェで@sasurauと生@nanjo劇場を楽しむ……じゃなくて、打ち合わせです、たぶん、そういうことになってるんじゃないかと。ビックカメラでちょいと撮影機材などを買い、日が暮れたので夜景作例を撮って帰宅。単行本の原稿を書いてメール。あとは前書きというか概論に相当する最初の章を書けば第一稿が終わるっ。問題はスケジュールだ。

○ 01/24

単行本用フィールドワーク。渋谷へ出て瀧坂道を瀧坂へ走る。ついでに、レビュー用の作例撮り。Cyber-shot TX7。

ああ、なんかタッチパネル式コンデジがやっとまともになってきた……かも。細かい不満はあるけど、iPhoneには及ばないけど、これなら十字キーものより快適に使える。頻繁に使う機能を第一階層にボタンとして置いておけるのがいい。SDカードも使えるようになったし。今春はソニーががんばってる感じ。

○ 01/23

延々と単行本の原稿書き&図版作り。とりあえずできた分をまとめてアップロード。

○ 01/22

延々と単行本の原稿書き&図版作り。

○ 01/21

ascii.jpの猫連載を書いてメール。やばい、間に合わないーといいながらITMediaの連載。

○ 01/20

昨日と一昨日のフィールドワークを元に原稿を書く。

そういえばこんな本が出ました。買っていただけると幸いです。共著なのでわたし以外のところをみなさま参考にしてくださいませ。ついでに他の本もならべちゃえ。

○ 01/19

昨日の続き。狛江から丸子へ走る。それから台地上の道も少々。

ちなみに昨日はキヤノンのPowershot G11、今日はパナのGH1に14-45mmをつけて。首からカメラをぶら下げたまま自転車に乗るにはこの辺が一番楽。時間と体力があるときはD90に16-85mmをつけてくんだけど。

総走行距離約41km。

○ 01/18

久々に自転車でフィールドワーク。今日は人見街道を走破して、返す刀で品川道を狛江まで。思ったより時間をくってしもた。地球屋で蕎麦なんて食ってたからだな。

打ち合わせに遅れそうなのでそのまま名刺も持たずに待ち合わせ場所へ。珈琲館で「GO!GO! 自転車」なるムック本の執筆依頼を受ける。今月は単行本に集中するつもりだったが、自転車とiPhoneの話だというのでがんばって引き受けることにする。

総走行距離約49km。

○ 01/17

ひきつづき地道に自宅作業。とりあえず、第3章を書き上げてアップロード。次の章に頭を切り換えねば。

○ 01/16

ひきつづき地道に自宅作業。資料を積み上げてるので部屋がどんどん雑然としてきた。ジャパンナレッジで「江戸名所図会」と「日本地名体系」(だっけ? 平凡社のヤツ)を全文検索で見られるのと、国会図書館のデジタルライブラリで「新編武蔵風土記稿」を読めるのが便利で楽しい。ジャパンナレッジに「新編武蔵風土記稿」もはいらないかな。ついでに「武蔵名勝図会」と「江戸砂子」。このくらいあればだいたいOkかと。

○ 01/15

背中が治ったと思ったら、今度は腰に……かばってたせいか。

よって電車で出動。早めに出て道灌山なぞを回る。道閑。サンヨーの新製品発表会。Xactiってもともと「デジカメ屋さんがデジカメ用のセンサーを使って開発した、スチルもムービーも等価で扱えるカメラ」だったんだけど、最近はどんどんムービーよりにシフトしていて、使うセンサーも完全にムービー用になり、スチルのクオリティもあまり期待できない。ちょっと残念。最上位モデルくらいはソニーのスチル用裏面照射型CMOSセンサーでも積んでくれないかな。

○ 01/14

ascii.jpに猫連載を書いてメール。

○ 01/13

BD-1のグリップを新しくしてみた。今までつけてたコルクのヤツがぼろぼろに……特に折り畳むとスタンドにあたって削れちゃうのだ。

新しくゲットしたのが、pdwのスピードメタルグリップのホワイト。メタルでシフトレバーを操作するあたりがぎゅっと細くなってて握りやすい。ぎゅっと引き締まる感じ。六角レンチで締めるタイプなので着脱が簡単なのもいい。試走がてら近所でお買い物。ホリグチで珈琲豆とか。これでBD-1メンテ計画も一段落。サドルをもっと軽い硬いのにしたかったけど、それはまあ急がない。

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○ 01/12

ひきつづき地道に自宅作業。

○ 01/11

ひきつづき地道に自宅作業。

○ 01/10

ひきつづき地道に自宅作業。

○ 01/09

ひきつづき地道に自宅作業。

○ 01/08

調べた資料と撮った写真を元に、単行本の続きにとりかかる。手間暇かかってるなあ。延々と作業する金曜日。って明日から三連休っすか。あちゃ。それは困る。

○ 01/07

ascii.jpに今年最初の猫連載を書いてメール。午後から中目黒に走り、めぐろ歴史資料館へいって調べ物をして学芸員さんと雑談。この手の資料が区ごとに分かれていて互いに連係してないのが不便。今、古道を調べてるのだが、板橋区は「板橋の古道」、調布市は「調布の古道」って本を出してるのに、他の区は出してないし。しかも自分とこの区内の話しか書いてないし、それを調べるにはそれぞれの区を回らなきゃいけないし。調布市の「調布の古道」は調布以外の道についても書いてくれてて大変助かります。偉い。

世田谷中央図書館で全部済めば楽なのだがなあ。全区の郷土資料館を回りたいのだが(これはこれでどこも面白いのだ。港区はイマイチだったけど)、ちょっと時間が足りない。

走行距離16km。まあそんなもん。

○ 01/06

超本格的始動。代官山から渋谷へヌケ、渋谷の郷土資料館で調べ物。さらに鳩森八幡から北上し、面影橋、鬼子母神と回り、新宿歴史博物館に立ち寄って、さいごは新宿のMacPeople編集部で新春座談会(といっていいのか)。だらだらとしゃべる。いいのかこんなだらだらで! 総走行距離45.3km。

距離は長くないけど、連日の上に、のんびり周辺をチェックしながら走るのでこいでる時間は長くてけっこう疲れる。有酸素運動万歳。

○ 01/05

本格的始動。大宮八幡宮から練馬城、そして赤塚城へ。練馬城から赤塚城への道が今ひとつ古道っぽくないので、赤塚公園の郷土資料館で調べてみると、案の定。資料をコピーさせて貰い、それを見ながら走ってみる。なるほど。でもそのコピーを走っているうちにどっかで落としてしまう。アホである。総走行距離44.8km。

夜、日本カメラの原稿を書いてメール。事実上の初仕事。

○ 01/04

ぼちぼちと仕事はじめ。フィールドワーク。登戸道か旧大山道とか世田谷あたりを自転車で廻る。慶元寺や氷川神社あたりは駅から遠いこともあって無茶な開発もなくいい感じで残っております。総走行距離32km。

○ 01/03

休養日。さすがに長距離移動は疲れた。成城学園前で@sasurauらとお茶したくらい。

○ 01/02

京都のほさんちのみっけが癌で闘病中というので、朝早く福山を出て京都に途中下車。はじめて電車と徒歩でほさんちへ。いつもは京都駅から自転車に乗っちゃうので。道を間違えそうになる。

過保護ハウスのみっけ。見た目はすごくしっかりしてる。にやの末期よりよほど健康そう。でも歩くとよたよたであきらかに病人。みっけを見舞いつつ、京都風白味噌雑煮をいただいたりおせちをいただいたりビールを呑んだりする。いつもお世話になっております。

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問題は京都駅からの足だ。もちろん指定席のチケットは取ってない。行き当たりばったりの読みと勘と思い切りの勝負。

Twitterで新幹線混雑状況をチェックすると、通路に人があふれてるというTweetを複数発見。やっぱ東京行きは混んでるよな。しかも岐阜羽島あたりで降雪のため徐行してて遅れてるという。やばい。

とりあえず自由席券を買い、時刻表を見ると10分後に「ひかり」がくる。ひかりの方が時間かかるけど、のぞみより自由席車両が多いので座れる可能性は高そうということで買い物を諦めて列に並ぶ。そしたら、あっさり座れました。素晴らしい。おかげでUターンラッシュなのに京都から東京まで自由席でゆったり。なんとかなるもんだ。

○ 01/01

あけましておめでとうございます。謹賀新年です。2010年です。なんというか、今年こそブログに移行しようと思いつつまたやりそびれました。どこがいいだろう。うーむ。Flickr!から簡単に写真を貼り付けられて、自由度が高くて無料で……ほんとはデータをローカルに持っておきたかったりするし。なんかいい手はないか。iWebがまともにblog対応してくれてもいいのだが。

深夜の寒い初詣は沼名前神社。創建は神功皇后の時代。瀬戸内を船で戻る途中この村に立ち寄った神功皇后が村に神社がないのを知り、創建したという。ちなみに神功皇后は非実在説もある古代の人であります。応神天皇の母。古すぎ。旧社地から移っている。渡守社が延喜式の沼名前神社と比定され、祗園宮と合祀されて今の場所に。祗園宮の創建は未詳。

夜の港を撮りながら帰宅し、寝て起きて、良く晴れた昼間の鞆散歩。昼飯までに帰ろうってことで、遠出はせず、医王寺方面散策をする。

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午後は天皇杯決勝。実は95年も99年も天皇杯決勝を国立競技場で観戦し、グランパスの優勝を生で観てた。今年ははじめてテレビで。前の2回は負ける気がせず「優勝を観に国立へいった」感じだったが、今回は勝てる気があまりしない。案の定、攻めに出てぽろぽろと失点。こんなシーンを何度か観たなあ、今年は。来年はDFライン総取っ替えになるし、さてどうなるか。

夕方、近所のおうちへお邪魔して猫を撮らせてもらう。

夜はふぐ。昔は近海で釣れた。釣れたふぐをその夜にさばいて鍋にして食べたが、最近はとれんようになったとか。ふぐは鍋のあとの雑炊が格別。筆舌に尽くしがたし。これは美味すぎ。


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