○ 09/30

 天気が悪くて寒い。そういう季節か。DTPWORLDのレビューを書く。

 「気狂いピエロ」を観る。うがー。

○ 09/29

 朝新宿まで無償アップグレードCD配布の様子を観察しつつゲットでもしようかと思って自転車ででかけるも、寝坊がたたって間に合わず、新宿についたら11時を回っており、ゲットしそこねた。
 ヨドバシ・さくらや・ソフマップ・PowerYuと回る。ビックカメラはめんどーくさいから行くのやめた。
 喫茶店で原稿を仕上げてメール。
 夜、読者からいろいろとメールがくる。ビックピーカンにありましたとかさくらや東口ならありましたとか。一番の穴場な情報はタカシマヤにできたベスト電器ならまだたくさんありました情報。ををっ。ベスト電器かあ。すっかり忘れておりました。くそー。
 結局ACDSee 1.6を買って帰ってインストール。
 ついでにYANOのFirewireのHDDとimationのFlashGO-MULTIを探すが在庫見つからず、また自転車漕いで帰る。
 「無能の人」観る。この映画の風吹ジュンはなぜにこんなに可愛いのか。

 ともあれ、メインデスクトップをMacOS X 10.1にしてあれやこれや実験中なり。

○ 09/28

 一日中あれやこれやの新製品のテスト(MacOS X含む)してた気がする。疲れた。眠い。
 そうこうしつつMacWIREのコラムを書くが完成せず。

○ 09/27

 なんだっけ?

○ 09/26

 午前2時に起きて朝までかけて日経クリックの原稿を書いて自転車にまたがって初台のアップルへ。
 朝はやっぱしんどい。車が多くて排気ガスも多くて。げほっ。でも爽やかになんとかオペラシティへ到着。
 MacOS X 10.1の発表会。土曜日発売。アップデータCD無償配布。うーんいいねえ。
 午後、新宿西口の某社へ呼ばれて行き、あれやこれや話をしたあと自転車をかっ飛ばして帰宅。
 しばらくは10.1で何が使えて何が使えないかでバタバタしそうやわ。

○ 09/25

 今日もいいお天気。
 早起きしてDOS/Vマガジンのレビューを書いてメール。
 チトフナのホリグチでコーヒー飲んで豆を買う。
 日経クリックの原稿に取りかかるも遅々として進まず頭を抱える。えいや、と寝る。困った。

○ 09/24

 起きたらとてもいい天気だったので仕事をさぼって自転車で恵比寿まで走り、映画を観てきました。
 走ってみると意外に近いものです。
 観た映画は「テルミン」です。いきなりクララの演奏のすばらしさにヤラれました。まさかテルミンが今でも十分楽器として通用するようなものとは思ってなかったのです。アナログな音の良さが十分表現されてます。きっと熟練してない演奏者では宇宙船の飛ぶ音しか出せないことでしょう。そんな楽器テルミンにまつわるお話やテルミン博士がソ連(当時)で生きていたことがわかり、コンタクトを取り、90歳を越えたテルミン博士当人までが登場するドキュメンタリーで、東西冷戦の犠牲者という側面や、シンセサイザーの原型を作った人という側面でいくらでも盛り上げる演出は作れたのでしょうが、それをやらずに淡々と描いているところがまたとてもよいのでした。
 再び自転車にまたがり、目黒から駒沢通りを抜けて返ってきました。
 自転車で映画を観に行くってとても健康的でいい感じです。もっとも気持ちよく走れる道はすべて排気ガスに埋もれてますから、健康を標榜するにはガスマスクが必要ですが。

 ともあれ、第一回十字軍は1099年7月15日、イスラム教国の一部であったエルサレムを占拠し「イスラム教徒とユダヤ教徒は刺殺されるか、さもなければ焼き討ちにあった。略奪と殺戮はまる2日続いた。生きのびたユダヤ教徒は奴隷に売り飛ばされ、ごくわずかなイスラム教とが辛うじてダマスクスに逃げおおせた。この時の十字軍の極悪非道なふるまいは、中東世界全体に深刻な衝撃を与え、それから幾世紀にもわたって人々の記憶に刻み込まれることになる。」(「十字軍」ジョルジュ・タート著 創元社 知の再発見双書30)
 この引用だけでいかに「十字軍にたとえたこと」が非道であるかがわかるでしょう。

○ 09/23

 MacPeopleの連載用写真を撮影してレタッチして原稿を書くかと思ったところでタイムリミット。
 遅刻するわけには行かないので電車に乗って浅草橋へ向かう。【第11回こだわりさん屋形舟オフ】に参加するためである。
 屋形船に乗って少しだけ飲んで騒ぐ。
 帰宅後少し仮眠して電話で起こされてトンチンカンな受け答えをして迷惑をかけて、気合いを入れなおしてMacPeopleの連載を書いてメール。

○ 09/22

 とても寒くて寒い一日。GW誌のレビューを書いてメール。

○ 09/21

 朝起きてメール書いて昼起きて霧雨の中都内某所へ呼ばれて行ったら雨が降っていて濡れた。いや、傘を持たないででかけたのがいかんのだが、持って出かけるとよく電車の中に忘れてくるし邪魔くさいのでできるだけ持たないようにしてるのだ。まだ雨が降ってるのに最初に乗った電車の中に即座に忘れたとか、駅のホームに忘れたとか……いろいろあるので。
 帰宅してここ数日の忙しさでハチャハチャになった部屋を片づけつつ眠くて少し寝てMacWIREの連載コラムを書きそびれた。すまん。

○ 09/20

 4時頃起き出してそそくさとパソコン購入ガイドの原稿を書きMacWIREに短い記事をひとつ書いてメール。
 駅まで行って財布を忘れたことに気づき取りにもどるとほほ。
 総武線車内でパソコン購入ガイドの残りの原稿を書く。幕張本郷駅近くの喫茶店で書く。一段落つけてメールする。
 WORLDPCEXPO会場にてデジカメを中心に歩き回る。疲れる。昨年一昨年に比べると来場者も少なくそれよりも活気が弱い。
 プレスルームにてパソコン購入ガイドの残りの原稿を書いてメール。MacWIREに寄稿するフォトレポートを書いてメール。原稿書きと写真整理はバッテリ持続時間との戦い。ギリギリ間にあう。ほっ。
 幕張を出て有楽町で飯を食って帰宅。
 メールの返事を書きながら眠りかけている自分に気づき、すべてを明日に回して布団に潜り込む。

○ 09/19

 眠い目をこすって頑張って電車に乗ってWORLDPC EXPOへ。会場へついたときにはぐったりと疲れていた。ああ。いかんなあ。
 プレスルームでくつろぎつつ間に合わなかったゲラチェックを行う。
 会場を回ろうと思うが、真っ先にMacOS Xパビリオンへいったのがいけなかった。Mac系メディアの面々とアップルの人を囲んでついつい談笑。談笑しながらひとつコラムのネタを思いつく。でへへ。
 会場をほとんど回ることもできずに飯も食えずにパネルディスカッションを聴講。その後1時間近く会場をふらふらとするもちゃんとした取材はまったくできずにダウン。ポチさまとこばやしゆたか氏と飯を食いながら、パネルディスカッションのレポートを書く。ときどきダウンしそうになりながらもなんとか形を整えてメール。ポチさまと一緒に東京へ帰るが、わたしは京葉線の中で原稿を書いているポチさまにもたれかかって気絶。ぐおー。
 ふらふらになって帰宅後、雑用をすませたがどうにもエネルギーが枯渇してしまい、3時間仮眠。

○ 09/18

 DOS/Vマガジン連載をなんとか書き上げてメール。ふはー。いつもこの連載は体力を使う。
 天気がいいので自転車にまたがって世田谷公園馬事公苑と走り、作例撮りにいそしむ。ブックオフでアカギ8巻を購入。今頃福本伸行にハマっているようでは遅すぎ。くそっ。なんか悔しい。別の古本屋でナショナルジオグラフィック日本語版の97年8月号と11月号を発見。ゲットする。
  夜、3時間ほど仮眠して起きて「パソコン購入ガイド」の特集を書く。一段落ついたところでメール。続いてMacPeopleのデジカメのレビューを書いてメールする。翌朝になる。

○ 09/17

 DOS/Vマガジン連載のテープ起こしを延々と行う。いかん。なんか取材のとき、わたし全然頭が回ってない。突っ込むべきとこで突っ込んでなかったりするし。いかん。
 ナショナルジオグラフィック日本語版は創刊号から買っているのだが、途中半年ばかり定期購読の更新を忘れてた時期がある(まったく気づかなかった自分もアホだが)。そこにどうしても読みたかった号があったのだが、それを昨日古本屋で見つけたのだ。で、その記事を読んだら、後編は次号で、と終わっている。がーん。でも次号も古本屋にあったのだ。で、今日見に行ったら、売り切れてるの。がーん。
 別の古本屋で何気なく「アカギ」を見つけ、1巻と2巻を買う。とりあえず読んでみて面白かったら3巻以降も買おうと思っていたのだ。で、夜になって、続きを買おうと思ったら、3巻と4巻だけ売れちゃっているのだ。がーん。
 見つけたときに買っておけ、という鉄則を忘れたバカな日なのであった。
 それにしてもアメリカはどうするつもりなんだろう。気になってしょうがない。もっと正直にいえばすごく怖い。大統領や国務長官の発言もCNNも星条旗を振りながら集まっている無数の国民も。「テロに対して断固闘う」というレベルは越えてるように見える。
 日本人はどう思っているのだろう。あの好戦的な首相は別として、一般の日本人は報復をベースにした戦争に決して賛成はしてないと思うのだが(少なくともわたしはそういう教育を受けてきたと思うし、東洋思想にああいう「善悪の戦い」って概念は薄いでしょ?)。

○ 09/16

 DOS/Vマガジンのレビューを書く。
 朝晴れてると思って寝て起きたら曇りだった。なんだか。
 気分転換に斉藤久志の「フレンチドレッシング」を観る。実はこの監督好きである。1985年のPFFに出品された「うしろあたま」を観て、PFFスカラシップ作品の「はいかぶり姫物語」を観て、とても描き方や映像が気に入ったのだ。大昔の話やね。その後、斉藤久志監督のエロビデオも観た。たぶん、あの映像は同姓同名の他人じゃなくて当人だと思う(が、確信なし)。もう一度みたいのだがタイトルも何もかも覚えてない。どんな女の子が出ていたのかも覚えてない。ただ、映像の断片が頭に残っているだけなのだ。
 「フレンチドレッシング」の映像や間やリズムは過去の記憶通りだった。
 レビューを書き上げてメール。ちょっと仮眠。起きてDOS/Vマガジン連載のテープ起こしに取りかかる。テープ起こしってけっこう面倒な作業なので腰が重くて大変なのだ。誰かに頼めばいいのだろうけど、ある程度内容を分かってる人じゃないと用語がぐちゃぐちゃになったりするので難しいのである。

 

 

○ 09/15

 宅配便で3度も起こされながらめげずに二度寝三度寝を繰り返し、やがて「パソコン購入ガイド」の特集の原稿を書く。書き続ける。正確には書いたりさぼったりサッカー観たり書いたりさぼったり本を読んだりを繰り返す。なんとか1/3だけ書いてメール。続いてDOS/Vマガジンのレビューを書き始める。
 ジュビロはやはり上手いねえ。レッズ大丈夫なん?  FC東京もサンフレッチェも大丈夫なん? セレッソは……まあジョアン・カルロスだし。グランパスはどうなんだろう。勝ってはいるけどどんな試合をしているか観てみたいぞくそっ。まあ、昨日チャンピオンズリーグのレアルvsローマ戦なんてちらりと見たものだから……、ついつい。
  サイモン・シンの「暗号解読」読了。ムチャクチャおもしろい。暗号とその解読の歴史がわかりやすくつづられているだけでなく、ロゼッタストーン解読の話も交えつつ、最後はRSA暗号とPGPの話で盛り上がる。Webブラウザを使ってオンラインショッピングをする人、したいけど不安な人は必読。「暗号」というと軍事やスパイ系の話を想像しがちだが、それはひとつの側面に過ぎないのだ。

○ 09/14

 朝から「スーパーあずさ」に乗って塩尻までDOS/Vマガジン連載の取材。ターゲットはもちろんエプソンである。今回はスキャナ。車内でMacWIREの連載を書き続ける。
 塩尻についたら土砂降りの雨。取材が終わったら曇天。DOS/Vマガジンのレビューで使うデジカメの作例が足りないんですー、一緒に松本城へ行きましょう、と編集者をそそのかして松本城へ行く。でも太陽は出なかった。しょうがないので松本城の天守閣まで上る。うーん。中学生の頃来たきりなのだが、相変わらず階段は急で腐った身体にはこたえる。でもホンモノの木造の城に自分の足で上れるというのは楽しいものである。天守閣は思ったより狭かった。
 竹風堂の栗かのこと若松のさくらぶしを買ってあずさに乗り込み、書き上げた原稿をメールして、あとは東京まで昏々と眠る。
 帰宅後、ケーブルテレビで流れてるCNNとかBBCWORLDを延々と見る。同時通訳がついてくれるので助かる。 BBCWORLDでやってたHARDTALKって番組が興味深かった。パネルディスカッションのようなもので、それぞれ異なった立場の人が登場し、さらに映像でイスラエルやパレスチナの人も登場。司会者のツッコミは厳しかったが、パレスチナの人の訴えが耳に残る。要するにテロを武力で制圧するだけじゃなくて、その原因となる対立や貧困や不公正さをなくすための国際機関を作って対処しなければならないという内容だったんだけど。

○ 09/13

 日経ネットナビ特集の原稿を最近発表された新製品に合わせて修正してメール。
 オリンパス新製品発表会。ウエスティンホテル。重い空。雨降りそう。結局台風一過で晴れたのは昨日だけだったらしい。うううう。くそっ。この湿気だらけの8月9月はいったいなんだったのだろう。
 ケーブルテレビに入ってるおかげでこういうとき、CNNやBBC Worldを見られるのはうれしい。いつもは英語のまま流してることも多いのだが、さすがにこういうときは同時通訳付。がれきの山を掘り起こしているようだが、なんとも崩壊したビルの規模がムチャクチャでかいので、広い範囲にわたってて大変で、でも各地の震災時の例を見るごとく、がれきの下に生存者は必ずいるので、戦いは続く。でもその間にイスラエルはパレスチナ自治区に新たながれきを築いてる。それは見過ごしてよいの?
 でもわたしは寝る。眠い。これは1999年の重い空の日に世界貿易センター屋上からエンパイアステートビル方面を見た風景(何枚かの写真をステッチしてつないだもの)。悪天のため屋上には数分しかいさせてもらなかったのであった。

○ 09/12

 朝早くから拉致されてロケに行かねばならないので昨夜はさっさと寝るはずであったが、延々とニュースに釘付けで、電話も何本かかかってきたりして結局一睡もしないまま拉致されてズーラシアで「パソコン購入ガイド」誌特集のためのロケ。うぎゃ。レフ板が行方不明。なんであんなものが……しかもケースがどっかいっちゃって、広げたまま部屋に転がってるのでかなり巨大なはずなのに見つからないのかがナゾ。ズーラシアはピーカンで……困った。とほほほ。
 しかしズーラシアって……せっかく広くて自然に囲まれて起伏のある立地を得ながら、それを全然生かしてないのね。すべてが中途半端に人工的で、レストランも工夫がまったくない画一さで、喫煙者はひどく差別され、歩くルートは定められたコンクリートで無理矢理作られた動物園なの。10年20年前ならともかく、最近作ったはずなのにセンスが昭和40年代どまり。もったいなさすぎ。来場者は多かったけど、これでは悲しすぎる。はー。なんだかなあ。人工的にやるならディズニーランド並に徹底的にやらないと意味がないし、その金がないならもっと自然をうまく使うべきでしょう。
 それにしても暑かった。13台のデジカメとPBG4を抱えて炎天下を歩き回る体力はないっす。ぼろぼろ。
 夕方、ロイホで写真を整理し、わたしと編集者でパソコンに写真を吸い上げたのち、帰宅。
 ニュースを見つつ、健康的に22時頃就寝。眠かったあああああああ。

 上は2000年夏にエンパイアステートビルから撮影したマンハッタン南部。2本そびえているのが世界貿易センタービル。これが消えた。
 見て分かるようにムチャクチャでかい。これが崩れ落ちたんである。中にあった机だろうがコンピュータだろうが棚だろうがなんだろうがいっぺんに崩れてきたのだ。ものすごく広い範囲に被害が及び、周辺のビルもボロボロになったはず。想像すればするほどとんでもない。
 アメリカは当然テロへの力による報復を掲げるだろうが(でも日本が力による報復に同調してはいかんのじゃない?)、それとは別になんでイスラエルとパレスチナのみならずアラブ諸地域及びそこの人々は揉めてるのか、なんでターゲットがアメリカになるのか、ってのはイスラエル建国の経緯も含めて、ときには十字軍までさかのぼってちゃんと知るべきでしょう。
 自由や民主主義への挑戦? 善と悪? そう? 大統領や国務長官やABCやCNNのコメントを見ていると気になる発言がたくさんあるのであった。テロは確かに「悪」。ではアメリカは「善」なの? どこが?

○ 09/11

 台風の中仕事でおでかけ。台風の真下でいろいろあって台風のあと移動して富士写真フイルムの新製品発表会。
 その後お茶飲んで飯食って帰る。
 寝ようと思ったらとんでもないニュースが飛び込む。世界貿易センターに飛行機が突っ込んだらしい。それぞれに旅客機が突っ込んで、しばらくして完全に倒壊。ペンタゴンにも突っ込んだらしい。
 そんなむちゃな。下の写真は1999年に撮影した世界貿易センターのツインタワー。一番下の2つは世界貿易センターの屋上から撮影した写真。これが両方とも消えたのだ。実際に上ったことがあるビルだけに、さらにほんの2ヶ月近く前、NYへ行っていただけに呆然とするしかなし。鳥肌。
 いったい何千何万人が犠牲? 冥福を祈ると同時に、一体何がこんなに統率がとれたこんなに大規模で自らの犠牲も厭わないムチャな事件を起こさせたの? 普通のテロじゃないでしょ、これ。いったいなに? 

○ 09/10

 台風が明日上陸するらしい。
 日経ネットナビのレビューを書いてメール。
 雨。
 本屋で1冊だけ残っていたのを衝動的にゲットしたサイモン・シンの「暗号解読」を読みはじめる。うう。おもろいっ。

○ 09/09

 台風が近づいてきたらしい。こう曇天雨天が続くともともとあやしい時刻の感覚がどんどん曖昧になっていく。
 朝日新聞を読んで初めて知った。ああ、今まで健康保険の保険料って年収じゃなくて月収がベースだったのね。ボーナスの分は除外されていたのね。それは知らなかった。なるほどねえ。
 totoとうとう1等が1万円を切ったようで。こうも低額が続くとどんどん買う気亡くす。当たったら嬉しいクジじゃなくて、ハズしたら悔しいクジになっては意味がないんだがなあ。さすがに第2ステージになるとチームの好不調や強弱がはっきりしてくるし、ここまで引き分けが少ないと引き分けは頭から捨ててかければいいんだから(引き分けが2つ出たとしても3等にはなるし)、堅実に当てていこうという人が増えれば増えるほど配当金は減るでしょう。何が何でも来期からVゴールなしの引き分け導入が必至やね。

 「水の中の八月」(石井聡互監督)を観る。映像と流れを観るお話。この監督、実はすげー祭り好きなのかも。水と石と祭の映画。いろいろと不満はあるけど、なんで若い娘の独白ってああいう口調でああいう文体になっちゃうのかとか気になってしょうがないんだけど。まあいいや。「爆裂都市」観たい。

 iTools版のホームページ(写真姦 別館)を作り直して、トップページをそれなりの写真集にする。荻窪写真姦は面白さやおかしさのある写真ばっかだからそうじゃないのをiToolsの方にいれようかと思ったりしたのである。で、いつのまにかiToolsのホームページの仕様が変わっていてびっくり。今まではいったん作ったhtmlファイルをiDiskで開いて編集できたからあとでレイアウトをいじったりリンクを加えたりできたんだけど、いつのまにかiToolsが作ったhtmlファイルにロックがかかってていじれないの。改悪。しかもスタートページ(要するに、index.html)を変更しようとしても変わってないし。勝手にいじられては困るのもわかるけど、だったら別の方法で好きにいじれるようにしといてもらえないかしら>アップル。

○ 09/08

 どうしても起きられずに起きて寝て起きて天気が悪くて寝て起きて寝てを繰り返して夕方。
 買ったはいいけど全然聞いてなかった「child in F.B.I.」を聞く。……面白いっ。今まで聴いてなくてすまん>ほ。
 「エスパルスvsマリノス」。マリノス……やばいねえ。全体にいまひとつ。エスパルスの方が元気。
 「豚が飛ぶとき」を観る。ジム・ジャームッシュコーナーにあったので監督なのかと思ったら、そういうわけでもないらしい。でも、アメリカの片田舎を舞台にしたとてもいい話。ときにはこういういい話もいい。幽霊もいい感じの出方をしてくれたし。
 雨が上がった隙に蔦屋へ行って今度は「水の中の八月」(本当は「爆裂都市」を観たかったのだが……なかったのだ)「大人はわかってくれない」「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」(あの「キカ」とか「アタメ」に出てるビクトリア・アブリルが主演なのでつい観てみたくて)。
 日経ネットナビの原稿を2ページ分書いてメール。
 また台風っすか。困った。かなり困った。どうしてくれよう。今日明日あたりで撮影に行くつもりだったのに。

 ついつい「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」観る。1995年スペイン映画。これが大当たり。邦題も凄いけど、中身も凄い。ビクトリア・アブリル目当てなだけで期待してなかったのでなおさら。グロリアは自分を不幸だと思ってるいわゆる弱い女でアル中で学がなくてやることなすことアブなくて、でも痛いほどあがいていて、あがきかたがあまりといえばあんまりなんだが、殺し屋は神の声を聴いて聖書抱えてて、姑はいわゆる強い女で、嫁姑の関係があり、グロリアはグロリアなりに強くなろうとしているのだけど、それが無謀で間違っていて、でもそれだけじゃ終わらせずにちゃんと話に始末つけてるとこがいい。名作。ビクトリア・アブリルっていいわあ。イヤだけどイイ。

○ 09/07

 AERAを読んでADHDなるものを知り、Webでいろいろと見てみる。
 驚くべきことは、普通の人はどうも
  毎日のように財布や眼鏡をどこにおいたか探し回ったり
  ビデオのリモコンが1ヶ月以上行方不明だったり
  ついさっきの電話の内容を思い出せなかったり(それも頻繁に)
  自分が何時発の飛行機を予約したのか覚えられなかったり
  ひとつのことに集中できなくてすぐ気が散ってあれやこれやに手を出したり
  家賃を払ったかどうかどうしても思い出せなかったり
  椅子の上でじっとしてられなかったり
  カバンに入れたまま何週間も出すの忘れてた封書があったり
   それどころかハガキや封書はカバンに入れてでかけちゃうと90%以上の確率で出し忘れたり
  宅配便の伝票書きや請求書書きが何よりも面倒だったり
 ということがあまりないらしい、ということである。があん。
 MacWIREのコラムを仕上げてメール。
 「フェリーニのローマ」。こういうの好き。ローマ行きたい。
 ぐぞーっ。ばがやどー。久々にMacOS Xに切り替えてiTunes起動したらライブラリが空になっててあれあれ? まあいいやってんで、MacOS 9.2に戻してiTunesしたら……ライブラリが空になってやんの。あああ。いつだれが空にした? 仕方ないので再度2,000曲あまりを一気にドラッグして登録。しかし何が起きたのだろう。

○ 09/06

 MACLIFEの連載を書いてメール。ホリグチへ行ってコーヒー飲みコーヒー豆買う。
 PowerMac 7600が起動しなくなり、いろいろチェックしたら案の定悪いのはSCSIで、起動してからつないだらなんとかなった。ご老体だ。
 仕事が煮詰まると「フェルマーの最終定理」を手にして数10ページ読むとうとうとして寝ちゃってMacWIREのコラムに取りかかるが途中で煮詰まって破棄して「フェルマーの最終定理」を手にして数10ページ読むとうとうとして寝ちゃってMacWIREのコラムに取りかかるが途中で煮詰まって破棄して「フェルマーの最終定理」を手にして数10ページ読むとうとうとして寝ちゃってMacWIREのコラムに取りかかってなんとかかけたけどとりあえず一晩寝かすことにして日経ネットナビの連載に取りかかる前にまたもや「フェルマーの最終定理」を読み始めて勢いで最後まで読んじゃって夜中になってふたたび仕事に戻って原稿を書き上げてメール。
 フェルマーの最終定理が何年か前に証明されたってのは新聞記事か何かで読んだけど、すっかり忘れてた。証明してから検証されて認められるまでが長かったというのもあるし。忘れてた分新鮮さを持って本書にあたれたのは幸い。何しろムチャクチャ面白いのだ。それどころかピタゴラスの時代までさかのぼって数論について述べてくれるので腐ってずぶずぶになった理系脳のリハビリにもなって……まあ肝心なところで、モジュラーって何? 群に分けるって? と高等な話になってさすがにその辺ははしょられているので想像しながら読むしかなかったのだが、それでも十二分。何しろフェルマーの最終定理が証明され、発表され、吟味され、ギャップが見つかり、それに立ち向かい……というくだりは別の意味で面白かったのだから。
 わたしがフェルマーの最終定理を知ったのは堀晃のSFだった気がする。トリニティが出てくる話だっけか? 堀晃といえば「梅田地下オデッセイ」で、生まれてはじめて梅田地下街へ行ったときはもうそれだけでわくわくしたものだが、やはりあそこは何度行っても迷路である。

○ 09/05

 新宿で某社と某。秋葉原でMACLIFE連載の取材と打ち合わせ。必要な写真をピックアップしてメール……しようと思ったら、必要な写真がD1のnefファイルで、NikonCaptureがなぜか起動してくれない。困った。そういえばここんとこnefファイルなんて全然使ってなかったからなあ。仕方なく、以前JPEG化したものを探し出してそれで代用。

 「バトルロワイヤル」。わたしとしては石井聡互監督か崔洋一監督で観てみたいと思ってた。劇場で観るつもりだったけど妙に話題になったこともあって足を運び損ねた。冒頭10分ほどは「なんじゃこりゃ」と頭を抱えるも、殺し合いがはじまったら作為的なBGM以外は思ったほど悪くない。予想より楽しませていただきました。テイストとしては原作の方がずっと好みだけど。

 アマゾンで買った「フェルマーの最終定理」が届いたので読み始める。ムチャクチャ面白いのだが、すぐ眠くなる。こういう本に手を伸ばすのは久しぶりだからなあ。学生時代を思い出すことしきり。

○ 09/04

 日経パソコンのレビューを書いてメール。
 荻窪写真姦に「世田谷の卵状公衆トイレ」と「心斎橋のゴマすり街灯」を追加する。

○ 09/03

 起きて寝て飯食って寝て起きて「パソコン購入ガイド」編集部で特集の打ち合わせして起きて寝て起きて蔦屋でビデオ返して「バトロワ」「豚が飛ぶとき」「フェリーニのローマ」借りて起きて寝て寝て起きて寝て寝る。

○ 09/02

 深夜帰宅。MacPeopleの連載を仕上げてメール。Meets Regionalっておもしろい。

○ 09/01

 91年末にPowerBook 100を買って以来、遠出するときは必ずノートパソコンを携帯していたのだが、それを止めてみたのであった。そしたら荷物が軽いのなんの。いわれのない不安に襲われたり禁断症状が出てあわを吹いて倒れたり暴れたりするんじゃないかと心配したが、何の問題もないどころか身も心も軽いこと。さすがにメールチェックだけはiモードを使ってこなしたけど、それだけ。往々にしてそんなもんなんやね。PowerBookがなくて困ったとしても、そういうときは困ればいいのだから。

 

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