前回名前だけ挙げて紹介したクリス・ヴォン・スナイダーンの来日が秋に決定! 詳細はまたお伝えするとして、シスコの一人バッドフィンガーとも言うべき、才能あふれるポップ・アーティストをまだ聞いたことがないという幸運なブリティッシュ・ポップ・ファンは今すぐ輸入盤屋かオンライン・ショップにゴー。運が良ければ四枚あるアルバムの内一枚くらいは買えるでしょう。どれを聞いてもはずれはないので、一つよろしく。

 というわけで、どうにもスタイルの定まらないこの連載だが、今回はまたもや趣向を変えて、一つのレーベルに絞ってお話をさせていただこう。取り上げるのは、随分前から一部の輸入盤屋では定番となっていたNYのビッグ・ディール。ご存知のように日本でもビクターがライセンスを獲得し、今年の二月からようやく紹介が進むようになってきた。「優良パワー・ポップ・レーベル」という言葉で語られることが多く、実際今となってはこうした紹介の仕方も間違いではないが、何も最初からそうだったわけではない。初期のビッグ・ディールは、ポップあり、グランジあり、ダークな女性シンガーあり、という幅のあるレーベルだったのだ。

 その中で最も印象的だったのは、0番のスネイルでも1番のブー・トランデルでもなく、チョッパーのセカンド『スローガンズ&ジングルズ』(@)と新旧のパワー・ポップ勢をまとめて紹介した『イエロー・ピルズ Vol.1』(A)だった。93年のことである。特に『イエロー・ピルズ』は同名のファンジンと合わせて、その後のポップ・シーンの活性に一役買ったことは間違いなく、アメリカのみならずスウェーデン、スペインなど各国にその影響を見ることができる。

 この二作のイメージがあまりに強すぎたせいもあって、日本では結果的にビッグ・ディール=パワー・ポップという図式が浸透してしまった。その後レーベル自体も、このイメージに寄り添う形で、ポップ指向のないバンドを次第に切り捨てていき、現在の形に移行してきたというのが実際の流れである。

 最初からビッグ・ディールがパワー・ポップ専門のレーベルとして自覚を持っていたわけではないし、特に初期においては安心してレーベル買いができるレーベルでもなかったことは改めて言っておきたい。必要以上にこの点を強調してしまうのは、ビッグ・ディールの名前を頼りに購入し、聞いてみてがっかりという苦い経験を僕自身何度もしているからだろう。幸い日本盤については、ある程度ふるいにかけられたものを出しているので、ご安心を(念のためにこれだけは言っておかないとね)。では、こうした流れを踏まえ、所属バンドを時代別に分けて紹介していこう。ただし、分類は非常に恣意的なものであり、抜けているバンドもある。大まかな目安と考えておいてほしい。

[A] 93年−96年

 Aパートでは96年の初め、具体的には28番までのアーティストをまとめてみた。なぜここに境界線を引いたかというと、一時期存在したレーベルのホームページには、28番以前のバンドは一部を除いてほとんど名前が出てこなかったからだ。内容的にも何でもありだった頃とパワー・ポップ中心の今との境目がちょうどこのあたりだということも理由の一つである。

[A]−(1)初期ポップ派

[チョッパー、デヴィン・ヒル、サイズ、ユー&ホワット・アーミー]

 コネチカット州のチョッパーは、オーストラリアのゼロ・アワーから91年にデビュー・アルバムを発表し(後にビッグ・ディールから再発)、セカンドからビッグ・ディールに移籍。アルバムではクリエイションやレコーズのナンバーをカヴァーし、7インチではナーヴズの1stEPをジャケットも含めてそのまま演じきる等、かなりマニアックなこだわりでも知られる。甘酸っぱく、しなやかなサウンドは80年代英国ギター・ポップやスリー・オクロックにも通じ、当時ポップ・ファンの間でかなりの評判を呼んだ。95年には同郷のハンナ・クラーナのメンバーも参加し、ルーツ色を取り込んだ三枚目を発表したが、その後惜しまれつつ解散。中心人物スティーヴン・ディールは現在新バンド、アブソリュート・ゼロズをスタートさせ、やはりビッグ・ディールからデビューを果たした。ポップはポップだが、チョッパーに比べるとかなりワイルドなサウンドに変化している。

 アイオワのダングトリッパーズを抜けた後ミネアポリスに移り、ソロに転身したデヴィン・ヒル。最初のアルバムはチョッパー同様、豪ゼロ・アワーからのリリースだった。その再発『スターズ』(B)を含めて、ビッグ・ディールに二枚のアルバムを残し、チョッパーをもっと素朴にしたような、メロディー重視のギター・ポップを楽しませてくれたが、95年以降は残念ながら音沙汰がない。  サイズとユー&ホワット・アーミーは96年にそれぞれ一枚ずつアルバムを発表している。どちらも悪い出来ではなかったが、もう一つ煮え切らない部分もあり、ほとんど話題にならずに消えていった(サイズについては、カリスマからのファースト『ホワット・ゴーズ・オン』の方が出来はいいように思う)。

[A]−(2)グランジ/ハードコア

[スネイル、ミルフ、アイドル、ヘッドクリーナー]

 この四組はいずれもビッグ・ディールに数枚のアルバムを残し、95年まではレーベルのもう一つの顔と言うべきだった存在だが、その後契約を切られてしまったらしく、97年にぽつりと発表されたアイドル、ヘッドクリーナー、それぞれの三枚目を最後に、この路線は現在まったく姿を消してしまった。グランジに影響を受けたインディー・バンドのファンにはそれなりに楽しめるのだろうと一応フォローした上であえて言わせてもらえるなら、本誌読者からは最も遠くに位置するバンド群だと思う。

[A]−(3)個性派シンガー・ソングライター

[ブー・トランドル、ミッチェル・レイザー]

 ブー・トランドルはNYの女性シンガー。エキセントリックと言うよりは穏やかな歌い方だが、全体の雰囲気は暗めのオルタナ・フォーク。スロウイング・ミュージズから少しアクを抜いた感じと言ったらいいだろうか。  ミッチェル・レイザーは80年代のNYインディー・シーンで活躍し、アルバムを四枚残したアブソリュート・グレイの中心メンバー(現在インナーステイトを運営し、意欲的なリリースを続けるパット・トーマスも在籍)。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響を強く受けたサウンドを聞かせていたバンド時代に比べて幾分マイルドになった。ピアノや弦楽器を多用したアプローチを見せ、表現方法はより多彩に。この路線も現在は消滅してしまっているが、[A]−(2)はともかく、こちらは残しても良かったのではないかという気がする。

[B] 96年−現在

 96年以降のビッグ・ディールは方向性が固まり、全てをパワー・ポップと言い切るのは難しいとしても、ポップ指向を持ったバンドに的を絞っているように見える。今回日本で紹介されたバンドは、主にこの時期のものから選ばれている。

[B]−(1)紹介済

[ヴァンダリアス、グラッドハンズ、ラブ・ナット、コックアイド・ゴースト、ベアリー・ピンク、チーキー・モンキー]  今のところビクターから国内盤がリリースされているのは五組(チーキー・モンキーだけはトーン・ヴェンダーから)。中でも特に本誌読者向けといえるのはヴァンダリアスとグラッドハンズの二組だろうか。前者はスウィートやラズベリーズのファン、後者はパイロットやトッド・ラングレンのファンに大推薦の注目バンドだ。

 ヴァンダリアスは、90年代初期にミネアポリスのスパロウズというバンドで活躍したダン・サーカを中心とする覆面ポップ・ユニット。表向きはあくまでヴァンダリア三兄弟によるバンドということになっているので、インタビューでもダンは自分を一切表に出ず、ジムジム・ヴァンダリアやボビー・ヴァンダリアになりきって、微妙に事実を交えた架空のエピソードを喋りまくり、セカンド『バズボム』(C)の内ジャケットにはラトルズよろしく架空の作品を並べるという、遊び心満載のユニットなのだ。もちろんそれだけでなく、甘さと力強さを兼ね備えた音楽性はかなりのもの。ジグゾー、シン・リジィ、キャロル等のカヴァーもユニークだが、オリジナル・ソングでも、かつてのポップ・ソングが持っていたパワーと普遍的な魅力を復活させることに成功している。

 明快なヴァンダリアスと比べると、少し屈折を感じさせるのがグラッドハンズである。ソフト・ロックやソウルの要素を取り込んだ作品もあるが、一方で骨っぽさを感じさせるのが特徴だ。ビッグ・スターの「イン・ザ・ストリート」を思わせる力強いギター・リフからスタートする三枚目『ワウ&フラッター』(D)はレベルの高い一枚に仕上がっている。ちなみに今回発売された二枚には日本盤独自のサービス・トラックが追加されており、『ワウ&フラッター』にはチープ・トリックとパイロット、『ラ・ディ・ダ』には何と! 70年代メンフィス・ポップの隠れた逸材、ヴァン・デューレンのカヴァーが収録されている(77年の名盤『アー・ユー・シリアス?』収録の「グロウ・ユアセルフ・アップ」を「ビー・ウィズアウト」と改題)。これはもう日本盤を買うしかありません。何てマニア泣かせなバンドでしょう。

 なお、グラッドハンズの二作においてプロデュースを担当したウェス・ラショーは現在ノース・キャロライナにオーヴァーダブ・レインというスタジオを持ち、プロデューサーとしてワン・プラス・トゥ、スワミーズ、フライング・ピッグス、さらにエンジニアとしてクリス・ステイミーやdB'sの編集盤、テリー・アンダースンのソロ等を手がけ、地元ではかなり知られた存在。初期チュー・チュー・トレインのメンバーだったことから、ヴェルヴェット・クラッシュのアルバムにもゲスト参加している。

 ラブ・ナットとコックアイド・ゴーストは、どちらかといえばハード・エッジなギター・サウンド中心だが、ちゃんとポップな味付けも効いている。それぞれ新作では単調にならない工夫をしているところは評価されていいはずだ。もっとも、個人的にはアンディ・ボップ(ラブ・ナット)の別ユニット、ミラクル・ブラーに顕著なビートルズへのストレートな愛情の方にどうしても惹かれてしまうのだが……。

 一方、フロリダの有望株、ベアリー・ピンクにはハードな感触が薄く、ファースト『ナンバー・ワン・ファン』からはもっとメロディーを重視した、軽めのパワー・ポップといった印象を受けたが、セカンド『エリーズ・スーツケース』(E)では、あのアーデント・スタジオでホーン・セクションを録音。ベテラン、ジム・ディッキンソンの参加も得て南部風味がアップし、パワー・ポップというより、アーシーなロック・バンドと言えそうなたくましさが出てきた。小型版のジン・ブロッサムズという趣もあり。

[B]−(2) 未紹介

[ハンナ・クラーナ、ダン・キブラー、スプリッツヴィル、マイケル・シェリー、ベイビー・レモネード、アブソリュート・ゼロズ]

 この中で個人的に一番気に入っているのは、コネチカットの四人組、ハンナ・クラーナだ。ビッグ・スターとバッドフィンガーをミックスしたようなファースト『ベター・ロンリー・デイズ』(F)は、哀愁を漂わせたポップ・センスとネオ・ルーツ・ロック勢に共通する大らかさが同居した名作。セカンド『ハンナ・クラーナ』のプロデュースをバッドフィンガーのジョーイ・モランドが手がけたことからすると、本誌読者にはセカンドの方がアピールしそうに思うのだけれど、こちらはルーツ色が濃く、バッドフィンガー風味はむしろ前作の方が強い。

 続いてのお薦めはダン・キブラー。二枚のアルバム『ハーンテッド』と『カプセル』(G)はどちらもジェフ・マーフィー(シューズ)がプロデュースを担当し、レーベルはドゥワイト・トゥイリー、ニール・ヤング、ジミー・ウェッブ等を引き合いに出して宣伝しているが、これは決して誇大広告ではない。ポップとルーツ・ロック両方のファンを惹きつける音楽性は確かに彼らの要素を巧みにミックスしており、中途半端という批判は当然出てくるとしても、意外とアメリカでは両者に大きな隔たりはないのである。

 このあたりは日本人にはわかりにくいかもしれないが、ある事実を象徴しているように思える。それは何かというと、ポップとルーツ・ロックの橋渡しをするような存在が、最近のアメリカン・ロックの一側面を代表しているという事実だ。ビッグ・ディールで言えばベアリー・ピンク、ハンナ・クラーナ、ダン・キブラー、もっと有名なところでは解散してしまったジン・ブロッサムズ、新作ではルーツからポップへの接近を見せたウィルコなど、いずれもアメリカならではの乾いた土の匂いを背景にして、パワー・ポップの持つ爽快感を漂わせているところに特徴がある。ひねくれ度が低いため、日本では軽視されがちだが、抜かりなくこうしたバンドのプッシュを続けているところにこそ、ビッグ・ディールの重要性が隠されているのだ。

 閑話休題。スプリッツヴィルは前身バンド、グリーンベリー・ウッズの印象がよすぎて、個人的にはもう一つだったが、三枚目の『リピーター』(H)では以前の瑞々しさが少し戻ってきている。

 その他、ジョニー・ポロンスキーのファンにも推薦したくなる飄々とした個性が魅力のマイケル・シェリー(スロッピー・ジョーズ名義やソロ名義でシングルをリリースしていたNYのポップ・アーティスト。BMXバンディッツのフランシス・マクドナルドと組んだユニット、チーキー・モンキーでもお馴染み)、アーサー・リー(ラブ)のバックを務め、96年にアルバム・デビューを飾った後ビッグ・ディールに移籍した幻想ポップ派、ベイビー・レモネード等も今後が気になる存在である。また、以上の内五組は日本独自の編集盤『パワー・ポップ・フロム・ビッグ・ディール』に収録されており、今後新作が出れば国内紹介されることもあり得るそうなので、楽しみにお待ちを。

[B]−(3)権利取得組

[ワンダーミンツ、メリーメイカーズ、少年ナイフ、BMXバンディッツ、ディッガーズ、ニック・ヘイワード]

 イギリス、日本、スウェーデンなどアメリカ以外の作品を紹介することにもビッグ・ディールは積極的に取り組んでいる。これらはビッグ・ディールの確かな選択眼を示してはいるものの、日本では既にリリース済みのものが多く(この点を我々は誇りに思っていいかもしれない)、ここで改めて紹介する必要はないだろう。

[C]編集盤

[イナフ・ズナフ、ルビヌーズ、イエロー・ピルズ、バカラック・トリビュート]  イナフ・ズナフは我が国ではハード・ロック・ファンを中心として人気があり、二枚ともリリース直後に日本で紹介されている。昨年新作をリリースしたルビヌーズ(六月にエアメールから新作の日本盤が発売!)の編集盤は主に80年代前半の未発表録音をまとめたもの。『イエロー・ピルズ』シリーズ(H)は四月にビクターから一気に発売されており、vol.1のライナーに意義をまとめておいたので、詳しくはそちらを御覧いただきたい。

 今回は国内リリースに合わせてビッグ・ディールのみを取り上げたが、前回触れたように、ビッグ・ディール以外にも「優良パワー・ポップ・レーベル」はたくさん存在しており、むしろ今ではその言葉にふさわしいのはノット・レイムやパーマネント・プレスの方ではないかと思ったりもする。それでもビッグ・ディールが約6年に渡り、アメリカのポップ・シーンに果たしてきた役割は大きく、遅すぎたとは言え、ようやくその一部が紹介され始めたことは評価に値する。ここを一つの足がかりとして、前号でその一端を披露したようなポップ・シーンに興味を持つ人が増えてくれれば、少しずつでも状況が変わって来るんじゃないでしょうか。今後に期待しています。  最後にレーベルの最新情報としては、主に配給先の問題からアメリカではリリースが滞っており(グラッドハンズやベアリー・ピンクの新作は日本先行発売)、予定されていた『イエロー・ピルズ Vol.5』も五月発売から年内発売に延期されているとのこと。

・リスト

9000 Snail/Snail/93

9001 Boo Trundle/The Vast Underneath/93

9002 Chopper/Slogans And Jingles/93

9003 V.A./Yellow Pills Vol.1/93 ★

9004 Idle/Downers Pharmacy/94

9005 Milf/Ha Ha Bus!/94

9006 V.A./Yellow Pills Vol.2/94 ★

9007 Enuff Z'nuff/1985/94 ☆

9008 Boo Trundle/Tall Sleep (EP)/94

9009 Chopper/Supersmile (EP)/94

9010 Devin Hill/Stars/94(reissue)

9011 Head Cleaner/Head of The Next One/94

9012 The Rubinoos/Garage Sale/94

9013 Snail/All Channels Are Open...(EP)/94

9014 V.A./Relationalships From Hell/94

9015 Vandalias/Mach V/95 ★

9016 Hannah Cranna/Better Lonely Days/95

9017 Boo Trundle/Possible Bodies/95

9018 Chopper/Madhouse on Castle Street/95

9019 Milf/Antidope/95

9020 Idle/Gravilty Rocks/95

9021 Devin Hill/Wayout Lane/95

9022 Gladhands/From Here to Obscurity/95

9023 V.A./Yellow Pills Vol.3/95 ★

9024 Mitchell Rasor/The Hive That Is My Head/95

9025 Headcleaner/No Offence Meant Plenty Taken/96

9026 The Sighs/Different/96

9027 You & What Army/Kinda Wanna/96

9028 Enuff Z'nuff/Peach Fuzz/96 ☆

9029 Dan Kibler/Haunted/96

9030 Splitsville/Splitsville USA/96

9031 Cockeyed Ghost/Keep Yourself Amused/96

9032 Chopper/Chopper/96(reissue)

9033 Wondermints/Wondermints/96(reissue) ☆

9034 Gladhands/La Di Da/97 ★(+3)

9035 Shonen Knife/Brand New Knife/97(reissue) ☆

9036 The Verge/Phenomenon/97

9037 Splitsville/Ultrasound/97

9038 Michael Shelly/Half Empty/97

9039 Hannah Cranna/Hannah Cranna/97

9040 Barely Pink/Number One Fan/97 ★

9041 Mitchell Rasor/Waterloo in Reverse/97

9042 Idle/Ego Park/97

9043 V.A./Yellow Pills Vol.4/97 ★

9044 The Vandalias/Buzzbomb!/98 ★

9045 Headcleaner/Pigment Of Imagination/97

9046 Cockeyed Ghost/Neverest/97 ★(+3)

9047 Shonen Knife/Explosion(EP)/97(reissue) ☆

9048 BMX Bandits/Theme Park/97(reissue) ☆

9049 Cheeky Monkey/Four Arms to Hold You/98 ☆

9050 V.A./What The World Needs Now.../98

9051 The Diggers/Mt. Everest/98(reissue)

9052 Dan Kibler/Capsule/98

9053 The Absolute Zeros/Dreams Gone Sour/98

9054 Love Nut/Baltimucho!/98★(+2)

9055 Shonen Knife/Happy Hour/98(reissue) ☆

9056 Michael Shelly/Too Many Movies/98

9057 Nick Heyward/The Apple Bed/98(reissue)

9058 Splitsville/Repeater/98

9059 Baby Lemonade/Exploring Music/98

9060 Cockeyed Ghost/The Scapegoat Factory/99★(+2)

9061 Merrymakers/Bubblegun/99(reissue)☆

9062 Gladhands/Wow & Flutter/99★(+2)

9063 Barely Pink/Elli's Suitcase/99★

★……ビクターより発売中

(+)はボーナス・トラックの数

☆……他社より日本盤が発売されているもの(廃盤含む)

*この他に、98年のポップトピア用に限定生産された、スプリッツヴィルの4曲入りプロモEP『Pet Soul』(ペット・サウンズ風のオリジナル・ソングを収録)がある。