1.　1989年のデンマークの漫画絵本より

天がけるソール。

デンマークの漫画家ペーテル・マドセンの絵です。

私の最も好きな北欧神話画家です。

この神話漫画（Reykjavik: IDUNN, 1989）は大変よくできていて、すべてをお見せできないのが残念な程。

左上の図は、天がけるソールの姿を、北欧の農民が指さしながら、愛慕の情を示しているところです。

もちろん雷様ですからおっかないことはわかりますが、その雨を司る神通力で、恵みの雨を降らせ、農作物の収穫をもたらす、ということで、北欧の農民に最も慕われた北欧神話の人気キャラです。

ミョルニルからの稲光がけっこう好きだったりします。