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ソール
1. ソール;ドンナー(ドイツ語読み) |
2. ソールのハンマーを象った護符と思われるペンダント |
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19世紀の英国の挿し絵画家アーサー・ラッカムによるソールです。ワーグナー作楽劇「ニーベルングの指輪」テクストに挿し絵がつけられました。日本では最初故寺山修司氏によって翻訳が企画されたものの、早逝した故に英文学者高橋康也氏が完結したのは有名な話。 雷神としてのソール(ドンナー)が黒雲を背景に堂々と立っています。 P. A. Munch. Norrøne Gude- og Heltesagn. 1840. Rev. Jørgen Haavardsholm. Oslo: Universitetsforlaget,1996, 67. |
11世紀のスウェーデンで作られたと思われる護符です。現在ほとんどのソールのハンマーのイメージはこれを元に描かれているようです。それでは、このハンマーの他にはどのような護符があったのかも見てみましょう。 Bæksted, Anders. Goð og Hetjur í Heiðnum Sið: Alþýðlegt Fræðirit um Goðafræði og Hetjusögur. Eynsteinn Þorvaldsson, tr. Rykjavík: Bókaútgáfan Örn og Örlygur HF, 1986, 55. |
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