ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト >Back

『ジークフリートを殺そうとするハゲネ』(1845?)(Hagen ermordet Siegfried

ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト(Julius Schnorr von Carolsfeld; 1794-1872)は、ライプツィッヒに生まれた、ドイツ・オーストリアの画家。宗教画、歴史絵画を描く。イタリアに十年ほど滞在し、ナザレ派と呼ばれるドイツ人芸術家グループに加わる。カジノ・マッシモにて『怒れるオーランド』のフレスコ画を制作。1827年に、バイエルン国王ルートヴィッヒ一世に召還され、『ニ ーベルンゲンの歌』のフレスコ画を制作。上に掲げる絵もその一つ。である。

他に、聖書の場面を描いた挿絵を配した『絵付き聖書(Bibel in Bildern)』(1851-60)を制作し、今日までの彼の名を残すほどの人気を博した。

『ジークフリートの屍を見つけたクリームヒルト』(1846?)(Kriemhild findet Siegfrieds Leichnam)