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オージン(オーブリー・ビアズリー(1872-98)による)

ロキとドワーフのアルベリヒ

神々の黄昏

左からヴォータン(オージン)、ローゲ(ロキ)、アルベリヒです(1896)。

もちろんこれはワーグナーの「ニーベルングの指輪」のイメージなのです。

バックの怪しい線の使い方がビアズリーそのものですが、アルベリヒは目だけが見え、却って滑稽な雰囲気が醸し出されていますね。

こちらは「神々の黄昏」の中のオージン。

明らかに黄昏ていて、うつむいております。

ビアズリーの特徴的な細い線はなく、むしろ陰鬱な雰囲気が場面を覆っています。1892年の作品。

 

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