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ヘイムダッルル
3. ヘイムダッルルと九人の母親(ドイツの銅版画) |
4. ヘイムダッルルとギャッラルホルン |
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おっと、母親が八人しか写っていないぞ?! 珍しく赤ん坊の可愛いヘイムダッル。受け取っているのはおそらくオージンだろうと思われます。それで、ヘイムダッルは九人の母親の息子であると同時に、オージンの息子でもある、ということの説明がつくわけなのですね。なるほど。ヘイムダッルは養子だったわけです。 ヘイムダッルの母親が、水の妖精たちであるのは、もしかしたら、ラインの精たちからの連想かも知れません。ドイツ人銅販画家ならではの解釈ですね。 |
ボクの大好きな漫画家ペーテル・マドセンのヘイムダッルも可愛いです。これはヴィーリとヴェー(オージンの兄弟)にアースガルズルを案内しているところ。 「ここにぶら下がっているのがギャッラルホルン。霜の巨人達がアースガルズルに責めてきたら僕がこれを吹くんです。この音は全世界に響くんですよ」と言っています。このラッパはルールと言い、ヴァイキング時代の遺物をモデルにしたものですね。大きさが巨大なのがなかなかイイですね(笑)。でも、悪戯好きの二人がそんな説明を聞いたらなにをするのか分かっているのかな? |
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