island

 

91-92 (アイスランド大学留学)

アルバム(27/nov/99) レイキャヴィークの町と、ボクの留学生として見た町の中身が出ています。また、スカゥルホルト教会での経験も写 真に撮りました。どうぞご覧下さい

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97(アイスランド〜ノルウェー

98(北欧ツアー企画・「北欧神話、エッダとサガ」NHKラジオ講座

2001 東京に在日アイスランド大使館がオープン

2002 レイキャヴィークにて、シグルズル・ノルダル研究所主催シンポジアムが開催される。

91-92

 91年9月からアイスランド政府奨学金を得て、約一年間、正味10カ月のアイスランドへの滞在、語学研修を修めた。コースのタイトルはIslensk fyrir erlenda studenta (Icelandic for foreign students)すなわち外国人学生のためのアイスランド語コースであった。秋学期は英語で授業を行い、春学期はアイスランド語で全ての科目の授業を行った。to index

97

 7月14-25日の二週間のコースが、アイスランド大学で開かれた。コースはIcelandic Medieval Studies Summer Programmeという。一週間ごとの二つずつのコースを選択できる。第一週は、Norse Mythology and EddasとThe Vikings and discovery of Americaの二つ、第二週はThe Icelandic sagas as European literature of the high middle agesとArchaeological approach to the Icelandic sagasの二つのコースが設定され、受講者は各週一つのコースを選択する。私が受講したのは、第一週がNorse Mythologyのコース、講師はSverrir Tomasson、第二週がIcelandic sagaのコース、講師はVidar Hreinssonであった。

 コースは全て英語で行われた。アイスランドにおいては画期的な試みである。

 第一週のコースでは、スノリのエッダを中心に、「巫女の予言」の解説が行われた。「ハゥヴァマゥル(高きものの言葉)」もテクストとして用いたが、詳しく踏み込む時間はなかった。一方、スノリのエッダの方には、特にその執筆の動機について諸説を踏まえた上で、Sverrir自身の意見を聞いた。

 第二週のコースでは、『トリストラムとイゾンデのサガ』『ヴォルスンガ・サガ』『グレッティルのサガ』を主に取り上げ、サガの成立年代について、古い学説から新しい学説に至る過程、またサガの成立の問題について、考察した。特にVidarは、最新の英訳の編集責任者であったため、その英訳をするにあたっての様々な問題点を聞くことが出来た。

 コースの間には二度のエクスカーションと国立図書館へのツアーなどがあり、その他毎日午後には1.5時間ほどの日替わりレクチャーが行われた。97年の夏にアイスランドに滞在中の外国人研究者やアイスランド大学付属アルニ・マグヌッソン研究所研究員らの講義であった。その範囲は、特に中世アイスランドサガ研究が主な論題であった。それ以外には、アイスランド人のサガのコンコーダンスについての紹介なども行われ意義深かった。

 幾つかの問題点としては、図書館の開館時間が短く、翌日の予習にはほとんど役に立たなかったこと。過密なスケジュールの中に午前と午後の講義が詰め込まれ過ぎていたこと、テクストを前もって渡されておらず、準備が必ずしも十分でなかったこと。受講者の興味が全般 的な事柄に向くように配慮される一方、専門的な領域について深く掘り下げることは出来なかったこと、などがあげられよう。しかし、それ以上にアイスランドのアルニ・マグヌソン研究所の新進気鋭の講師達から多くを学べたことは本当に貴重な経験であった。to index

合間には、ヴァイキング・フェスティヴァルを見る機会に恵まれた。アイスランド人の参加は少数で、むしろスカンディナヴィアからの人たちが多かったけれど、いずれ劣らぬ ヴァイキング・マニア達の力作とも言える、ヴァイキングのテント、衣装、武器などが展示販売などもされていた。

 

夏期講座の後、ノルウェーのトロンヘイムでの国際サガ学会に出席

98

1998年夏、日本航空文化セミナー主催の北欧へのツアー旅行の企画に参与した際に、資料及び解説のついた冊子を作りました。

NHK ラジオ第2放送にて、北欧神話:エッダとサガの世界について連続講義を行いました。

 

2001

在アイスランド日本大使館|在日本アイスランド大使館が それぞれ開館!!

Miyako Thordarsonさんが御著書を上梓!!!! ソルザルソン・美也子著『風がよごれていない国:アイスランド』東京:同時代社。1600円デス

内容は、現代アイスランドの素肌感覚の紹介となっています。ミヤコさんがどのようにしてアイスランドにやって来たか、その後、現在に至るまでいろいろな方との出会いが書いてあります。

 

2002年

レイキャヴィークでの学会に出席

'Tolkien, Laxness, Undset"

於ノルディックハウス 報告は『日本アイスランド学会会報』22号に掲載。

 

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