十字架の入ったルーン遺石 ウプサラ大学構内
「ビョルンと・・・の魂の・・・ために・・・石を・・・」」
とルーン文字で記されています。
司教の邸宅の修復に際して発見されました。
中世には、そこにフランシスコ会修道院があったのです。
ウプサラは中世以来の司教座でしたが、その司教の家から発見された
ということになりますね。
碑文は断片的で、あまり詳しくは分かりません。
ですが、真ん中の十字架は独特です。
「biaurn/auk/ . . . ain/atir . . . [a]nt[a]」
(ルーン碑文写し)
「Björn ok . . . [st]ein eftir . . . [a]nda」
(古北欧語標準化形)
11世紀の碑文
ウップランドルーン碑文 U943番