ウルネス様式の入ったルーン遺石
線は少々太いながらも、特徴的な獣が描かれています。絡み合いのパターンもちょっと変わっています。
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「フォルクーズル(フォルクン)とブルーニ(ブルーネ)が
自分たちの父イグルファストルの記念として
造らせた」
とルーン文字で記されています。
このルーン石碑は1940年にガムラ広場に面する
フランシスコ会修道院の敷地内から
発見されました。
この石は、13世紀に修道院が建てられた際、
恐らくは、建材として用いられたと思われます。
ルーン碑文は、ルーンマスターとして有名なオーピルによって刻まれたと考えられます。
11世紀の碑文
「farkuþr/uk/biruni/litu/kæra/marki/[a]t/ikulfast/faþur/si[n]」(ルーン文字写し)
「Forkuðr ok Bruni létu gøra merki at Igulfast, faður sinn」(古北欧語標準化形)
ウップランドルーン碑文 U939番