ウプサラ大聖堂の裏手にもルーン石碑がありました。
この見事なウルネス様式の文様は
やはりルーン・マスターのOpirの作でした。
う〜む。さすがです・・・美しいですね。
「ビョルン(?)とブランドにとっては
自分たちの父であり、
ケッティルビョルンにとっては
自分の兄弟である、
カールルングのために
この石を建てさせた。
エーピルが[ルーン文字を]彫った」
とルーン碑文の中に記されています。
この石碑はウプサラ大聖堂内にあるヴァーサ墓所の南側の扶壁の下から1975年に見つかりました。
ウプサラ大聖堂からは現在まで18 (16?)個ものルーン石碑が発見されています。
高名なルーン・マスターであるオーピル(エーピル)は11世紀後半に活躍しました。
ウプサラ大聖堂敷地内には、彼の作になるものが三つあります。(以前はその他2つも彼の作と見なされていました)
「...arn/uk/brantr/litu/risa/stin/at/karluk/faþur/sin/in/kitilbiarn/at/bra&thron;ur
ubir/risti/run」(ルーン碑文写し)
「[Bj]orn] ok Brandr l étu risa stein at Karlung faþur sinn, Kettilbjorn at broþur.
Öpir risti rúnir/rúnar」(古北欧語標準形)
11世紀より
ウップランド・ルーン石碑 新ルーン石碑 N41番