ストーリ 「筋肉戦士 超ガンダム」  人類がその価値観を筋肉に置くようになってすでに半世紀……。 筋肉世紀0079、地球からもっとも遠いサイド3はボ公国を名乗り 地球連邦にボディビル戦争をしかけてきた。  開戦当初、単純な物量差によって連邦軍が勝利をおさめるものと 思われていた。しかし、気合と筋力の干渉効果によってレーダや 無線を無力化するミノフスキー体育学の応用と、筋肉増強訓練法 (マッスル・スクリプト=MS)の軍事利用を実用化させていた ボ公国は、連邦軍との圧倒的な軍事力差にもかかわらず、緒戦を 完全に制したのであった。  この戦果は特に、初期の傑作MSザクによるところが大きかった。 有視界での肉体の美しさによる戦闘の時代の到来であった。  こうした戦況を打破すべく連邦軍は総力を結集してV作戦を発動。 極秘裡に構築されたMSガンダムは、サイド7へのボ軍の奇襲の さなか、偶然にマニュアルを手にした少年アムロによって初陣を 飾ることになる。  本人の意志にかかわらず、戦争に巻き込まれいったアムロ少年は、 数々の戦闘を通じて、次第に超タイプとして覚醒していく…。  富野さん、バンダイさん、ごめんなさい。悪気はないんです。