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ロフォーテン諸島とティスフィヨルド
北緯68度。首都オスロから飛行機で2時間あまり。ノルウェー北極圏にあるロフォーテン諸島は古くからニシンをはじめとする北洋漁業の中心として栄えてきました。はるか赤道付近から流れるメキシコ湾流の終点であるこの地は、オーロラが夜空に舞う冬季の気温も-5度程度と極圏としては高く、連なる島々には洗練された町が点在し多くの人々が暮らしています。
ロフォーテン諸島がノルウェー本土にぶつかる場所からは2つのフィヨルドが始まります。ティスフィヨルドは大西洋とほぼ平行に、オフォートフィヨルドは内陸に深く食い込み、鉄鋼石の積み出しで知られる港町ナルビクまで続いています。
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