ひまわり通信 99 『頑張って』休もう!!!




皆さんは、洗濯するとき誤ってティッシュペーパーを一緒に洗ってしまったことはありますか?
(洗濯物が、洗濯機でぐるぐる回転させられてチリジリに小さくなったティッシュまみれ、になる大変深刻な事態)

私は、何度もあります。悲惨ですよね。なんと!今日もやってしまいました。

でも、今日の私は「あーやっちゃったなー」くらいで心を無にして冷静にパタパタと処理することができました。
そんな自分に少し驚きました。

なぜなら、もっと前の若かった頃の私は、文字通り本当に泣きながら、涙をぬぐいながら吹雪のように舞い散る紙くずを払って取っていたからです。
そのころは、仕事と家庭のバランスをとるのが難しく、いっぱいいっぱいだったんだと思います。
そしてピーンと張りつめた風船のような状態の日常生活の中で、予期せぬことが一つ起こると、「ぱーん!」
実際の出来事よりもっと大きく辛く悲しいことに感じられてしまうのだと思います。

年を取り、経験を積むことも、悪くないと思います。「あ〜それね」と前の経験を生かして次の行動が考えられるからです。

でも、もしタイムマシンに乗って昔の私に声をかけてあげられるならば・・・

「頑張ったね」
「でも少し疲れているんじゃない?」
「休んでもいいんだよ」
「忙しく、張りつめている状態では、頑張らないと休みが取れないよ」
「休みを取ること!を頑張って!」

「そしてもう少し年を取ったら、あらまぁ、いやね〜、くらいでふふっと自分を笑えるようになるよ」と
優しく頭をポンポンとしながら、こんな風に言ってあげたいです。

しかしながら、今、洗濯物の花吹雪を目の当たりにして、泣きたい気持ちになっている方がいたら、ちょっぴりゆっくりする時間を、または自分の好きなことをする時間を考えてもよいかもしれません。

負荷がおおきいのは、子育て、仕事でしょうか、それとも近所や友人との人間関係、自分の病気、家族の介護、などが複合的に合わさっているのですか。
そして自分で思っている以上に疲労が溜まっているのかもしれませんね。
誰かほかの人が寄り添ってくれることもあるでしょう。
でも一番は、自分がいち早く自分のSOSに気づいてあげて、「ちょっぴり頑張って」休んでほしいと思います。

休息には、良く寝るとか少しからだを横にするの方法がありますし、もう少しアクティブにレクリエーションやスポーツ、好きなことに時間を使うこともいいと思います。

特に私は長い間、認知症の方やご家族とともに学んできましたが、特に介護されているご家族はつらい介護になってほしくない、心豊かに過ごしてほしい、と考えてきました。自分の時間を大切にしてほしい、ひとりで抱え込まずに「助けて」と誰かにヘルプを求めてほしい、そして自分自身の人生を大切にしてほしいとお伝えしてきました。

本当です。命は一人にひとつずつです。大事に大事にしていきましょう。

そんな気持ちを込めて作った「とかげのアンソニー」を原作にして作った舞台が11月3日小田原三の丸ホールで開催されます。良かったら観にいらしてください。