<ひまわり通信 91> しなやかに、強く、美しく、そうだ運動しよう!!
みなさま、こんにちは!!!
前回お伝えしました通り、私、足の指を骨折しました!!そして完治までに2か月かかりました。
これまで当院に通院されている高齢な方やいろいろな人たちに
「転ばないように気をつけてね?」と声をかけていたように思います。
しかし、今考えると、「転ばないように」「気をつける」というのは大切だけど、かなり具体性を欠いてたな、と思うわけです。
それならどういたらいいか?何を実践的に改善すればいいのか?
まず第一に、筋力をつける!おっと!、とバランスを崩したときに踏ん張れる技を身に着ける!ではないでしょうか?
そのためにはたんぱく質やカルシウムなどミネラルなどバランスの良い食事を心がける。
筋力とともに、平衡感覚や巧緻性を鍛えるような、日々の鍛錬や運動を始めて続けることが必要と思います。
転ばないように、危ないことをしないように、と家の中で閉じこもっていてもいいことはありません。
むしろ、高齢者の転倒は家の中で起こっているのです!!!
第二には家の中では、夜トイレに行くときあたりが暗い、長い電源コードに引っかかる、カーペットにたるみがある、など危険を取り除き、つかまれるような手すりを設置しましょう。また、床のものを慌てて拾おうとする、急いで電話に出ようとする、高いものを背伸びして取ろうとする「急な行動」が危ない行為といわれています。注意しましょう。
かっこ悪いなんて言っていないで、手すりにつかまり、杖を活用する、時にはシルバーカーを頼るなど、とてもいいと思います。
そして、なんといっても有酸素運動です!!!少し息がはぁはぁするぐらいの運動が良いようなんですよ。(有酸素運動の大切さは何度かこのひまわり通信でお伝えしています。)
ぜひぜひ、一緒に有酸素運動をいたしましょう!!!
また、私は職業柄、これに関してこんなことも考えました。
人生において、
失敗しないようにと怖がって何もチャレンジしないより、
もし失敗してもまた立ち上がれるような心の体力をつけていくことも大事なんじゃないか、と思います。
できない理由を考えるのは、ちょっとわきに置いておきましょう。
行動することは時に怖いけど準備をして臨めばきっと大丈夫と思う。これを精神的レジリエンスと言います。
しなやかに強く、です。復元する力、とも言います。
こころも体も、レジリエンス!!です。
さあ、そろそろ、2025年もカウントダウンとなってきました。
毎年のように、自分や家族の今年の重大ニュースをまとめ、
来る2026年が良い年となりますように、
強く、しなやかに、美しく!!!有酸素運動とともに、新しいことに挑戦していきましょう!!!
今年も、頑張った自分に、助けてくれた人たちに感謝してみようではありませんか?
そしてそして、どうぞ良い2026年を皆様がお迎えになりますよう、心からお祈りしています。