<ひまわり通信 88> 9月はアルツハイマー月間!!
1994年9月21日、スコットランド・エジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開かれました。
会議の初日である9月21日を「世界アルツハイマーデー」と宣言し、
アルツハイマー病などの認知症に関する認識を高め、
世界中の患者さんやご家族に支援が届き、
皆様が希望をもてることを目的に掲げ、啓発に取り組んでいます。
素晴らしいことです。
そして9月は、丸々アルツハイマー月間と言われ、
オレンジ色のライトアップや講演会、認知症への相談の機会を増やす取り組みが世界中で行われています。
もちろん、アルツハイマー病だけが認知症となる原因疾患ではありませんが、
認知症の代表格として、アルツハイマー月間と呼ばれているのである、と私は考えています。
日本も高齢化社会となり、毎年毎年新しい患者さんやご家族の認知症に対する悩みが生まれています。
そんな中で、少しでも悩む期間が少なくなったり、支援や治療にたどり着く道が険しくなくなったりと
社会全体が進歩していかれればいいな、と思っています。
今回、私たち小田原では、9月21日に神奈川県の代表として、なんと!!小田原城がライトアップされますよ!!!
そして9月28日日曜日には小田原ハルネにて「認知症をにんちしよう会」があります。
ゴスペルの力強いコーラスや寸劇、小田原医師会合唱団の美しい歌声と並んで、
「ももんがのなっちゃん、空を飛ぶ」という絵本の読み聞かせを行います。
これはひろこ先生オリジナルの認知症絵本第2弾で、在宅医療で活躍する「ももんがのなっちゃん」のお話です。
(訪問看護さんとかケアマネさんが主人公のお話で、森のみんなを助けます)
認知症とともに生きる方や、そのご家族、そして認知症の医療・介護に携わるみんなが希望をもって幸せに暮らせますように!!!
と願っています。